転生傍観者(?)~EX佐藤さんの転生者傍観(?)記~ 作:マのつくお兄さん
やほやほやっほいつぐみんです!! 嗣深(つぐみ)つぐつぐつぐつぐみんです!!
今日は学校の帰り道に翠屋に来ています。買い食い禁止なんて校則無いから大変良きことです。ちなみにお会計は悠馬くん持ちです。どうしても私に奢りたいって言うから、お言葉に甘えました!!
数十万円とかするような物とかだったら私も断固として断るけど、ここならたまに来るし、奢ってもらってもそこまで心苦しくないもんね!!
そして「恵理那もまぁついでだから奢ってやるよ」とか顔を赤くしてそっぽを向きながら言っていた悠馬君は大変かわいらしゅうございました!! こぉのツンデレさんめぇ!!
「はい、こちらイチゴショートケーキとダージリンのセット、こちらがレアチーズケーキとアールグレイのセット、こちらがスコーンとアッサムティーのセットになります。ゆっくりしていってね? 嗣深ちゃん」
「は~い!! ありがとう美由希さん!! お手伝いお疲れ様です!!」
「ありがとう。お店だけじゃなくて、今度は家にも遊びに来てね? なのはがいなくても私が遊び相手になってあげるから」
「は~い!!」
元気良くお返事するのがポイント!! あざといと言われようが子供は元気が一番なのだ!!
「しかし嗣深はチーズケーキ好きよね~。嗣深ってショートケーキで最後までイチゴとっておいて横からかすめとられて涙目になっちゃうイメージなのに」
「その具体的な例はなんなのさ~。いいんだもんね~。誰がなんと言おうと私はチーズを食べるのだ~」
「やっぱり猫というよりはハムスターとかリスとかのネズミ系ね……」
もふもふ。もぐもぐ。
うむうむ。この甘すぎない優しくも繊細な味が最高なのだよ~。
「口が小さいから一口サイズに自分で切ったはずなのにほっぺに詰め込む嗣深が可愛すぎて死にそうだぜ……」
「アンタ相変わらず状況を説明するかのように呟くわね。なんなの? 癖?」
「いや、お前も割りと多いぞ、そういう時」
「……マジ?」
「マジだ。割と危ない奴に見えるときあるぞ。俺は良いと思うが」
「今後は気をつけるわ……」
私は描写の手間が省けて助かってるから別にいいよ~。むぐむぐ。
「しかし……あむ。んぐんぐ……ここのケーキって本当美味しいわよね……」
「あぐんぐ……それには同意だな。色々五つ星シェフとかのケーキも食ったことがあるが、なんつうか……なんだろうな。芸術品としての美味さじゃなくて、こう……なんだ。わからん」
「語彙が貧困なのねアンタ」
「うるせぇ。文句言うとスコーンやんねぇぞ」
「それは貰うけど」
「はいはいは~い!! 私も貰う~!!」
「おう、嗣深はいくらでも食っていいぞ。なんならもうワンセット頼むが」
「ん~ん、皆で食べるからいいんではないですか悠馬くんや。それにチーズケーキも食べてるからそんなに一杯は無理だよ~」
「そか。んじゃまぁ仲良く食おうぜ」
「うん。はい、悠馬くんあ~ん」
「……お、おう?」
はいはい、そんな鳩さんが豆鉄砲をくらって「メディックメディィーック!!」って叫んじゃってるような顔してないで、食べるのだ~。
「ねぇ、アレ……」
「うわ、顔格好良いと思ったけど、ロリコンとか無いわ……」
「ぐ……あ、あ~ん」
「はい、あ~ん。美味しい?」
「あぁ、美味いよ」
「やれやれ……恋人っていうより、なんか兄妹みたいね」
「はい、恵理那ちゃんも、あ~ん」
「はいはい、あ~ん」
我等三人、仲良しこよしーずは外野の連中の野次など気にしないのだ!!
あ、ところで放課後に紅茶飲んでケーキ食べるって、放課後ティータイムだね!! あと二人集めてバンドでも始めちゃおっか? アリサちゃんとすずかちゃんとか? あ、でも転生者メンバーでそろえたら虎次郎と刹那もいれて五人でいっか。
よし、じゃあ私タンバリンかカスタネット担当ね!! 楽譜とか読めないから全部任せたよ!!
いやぁ、今日も平和だにゃ~。