転生傍観者(?)~EX佐藤さんの転生者傍観(?)記~ 作:マのつくお兄さん
「一日でえぇ!! 泊めてくれへんか!?」
「「だが断る」」
「勝手に断っちゃ駄目だよ~!! 虎次郎くんいらっしゃいませませ~。いいよ~お泊り大歓迎だよ~!!」
「にゃ~」
「うぅ、つぐみんは変わらずのえぇ子さんでよかったでぇ……」
今日は水曜日!! またお休みだよ!!
そういうわけで、こんにちわんわんこんばんわんわんおおはようわんわんお!!
皆大好き、アザトースつぐみんこと、嗣深(つぐみ)さんですよ~!!
今日は、何故か朝から虎次郎くんが家に逃げ込んできました!!
「で、何があったの虎次郎くん。アースラでお泊りじゃなかったの?」
「いや、そうやったんやけどな……あかんねん。刹那がどんどんアグレッシブっちゅうか、積極的になってきとうて……風呂には入ってくる、寝て起きたらパンツ一丁で抱きついてきとる、飯食うときは必ず隣に座って毎回あ~んやぞ?
……いや、もうなんちゅうか、あかんねん。あんなベタベタされるの、なんちゅうか子供がするべきお付き合いちゃう思うねん」
「「「あぁ~……」」」
確かにそれはなんていうか、子供のいちゃいちゃのレベルじゃないね~。
「でも、刹那ちゃんのこと嫌いじゃないなら良いんじゃないかな虎次郎くん」
「いや、嫌いやないで? 好きや。確かに好きなんやけど、アレはちょっとちゃうっちゅうか、えぇっと……ほら、いくら好きな相手っちゅうても、あんまベタベタされたらちょいうざったくなるやろ?」
「「「全然?」」
「いや、自分等がちょっと仲良しすぎんのや。普通はなるんやって」
そういうもんなのかな~。あ、でも確かにいくら好きな子でもストーカーとかされたら嫌になるかも?
「でも、それって貴方、贅沢なんじゃないの? 好きな女の子に迫られてるなら普通は喜ぶところでしょ?」
「いや、まぁ刹那だけやったら、まだ十歩くらい譲ってえぇと思えるんやけどな? セイバーが四六時中監視しとんねん。あ~んするとメンチ切ってくるし、風呂あがって部屋に戻ると、ワイの部屋でニヤニヤしながら刀研いどるし、朝起きると抜き身の刀で素振りしとんねん。いつ斬られるんやろかってビクビクやで……」
「「「あぁ~……」」」
確かにそれはなんていうか、ドンマイだね!!
「いや、でもそれでも十分贅沢な悩みだろうが。お前自分が好かれるっていうのがどれだけ素晴らしいことかわかってねぇだろ」
「ユウマンがそれ言うとめっさ説得力あるんやけどな……あんな、頭では理解しても、やっぱ感情が否定することってあんねん」
「まぁ、その辺は個人差あるし、仕方ないとは私も思うけどね」
「贅沢な奴だな……ったく」
「ん~……まぁでもアレだね!! 一時的に離れることによって、お互いの大事さが分かる的なイベントなんだよコレは!!」
「「なるほど。流石は嗣深!!」」
「いや、……自分等、ほんま仲えぇなぁ……」
えへへ~、仲良しでいいでしょ!!
「ワイも……そういう……ほのぼのがよかってん……」
あうあうあ、虎次郎くん、そんな真っ白に燃え尽きてげっそりした顔したら駄目だよ!!
「ふっ、まぁ俺と嗣深の仲良しっぷりが羨ましいのは分かるぜ?」
「あら、羨ましがってるのは私と嗣深の仲良しっぷりに決まってるでしょ?」
「三人の仲良しっぷりでしょ~!!」
「「全くその通り(だ)」ね」
「……えぇなぁ……ワイのほのぼの友情ライフ……どこへ消えたんやろうか……」
「虎次郎くん!! 今日は皆でパーティーゲームをして遊ぼう!!」
「「流石は嗣深!!」」
「つぐみんはほんま、えぇこやなぁ……ワイ思わず涙出そうやで……」
虎次郎くんも苦労してるんだね!! いいよ!! 久々にわいわいがやがや楽しもうね!!
いや~、今日も平和だよ~!!