転生傍観者(?)~EX佐藤さんの転生者傍観(?)記~   作:マのつくお兄さん

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EX6.佐藤さんと風邪コンコン記

 やっほ~皆元気? 私は若干風邪っぽいですが元気です。なんだろね? この時期に風邪なんて。鼻がぐしぐしするから前世の……いや、前世の前世の花粉症が発症したのかとおもったら、ちょっとだけ熱があったみたいでした。

 

 まぁ、お薬飲んだので多分大丈夫です。

 

 で、今日から虎次郎くんとなのはちゃんが学校に来てないです。おうちの事情とか先生が言ってたけど、管理局に協力してジュエルシード集めの最中なんだろうね。

 ついでに刹那が「虎次郎となのはちゃんが二人っきり……!? いけない、やっぱり僕もアースラに行ってくる!!」とか言い出して今日から一時的にセイバーを連れてアースラで寝泊り決定です。お陰でうちには現在犬猿の仲の二人だけ。

 

 そして私は現在、恵理那ちゃんに抱っこされて、後ろから抱きしめられてますですよ。

 

「おいこらレズ女。いい加減嗣深から離れろや……」

「あら? 男の嫉妬は見苦しいわよ? ね~嗣深?」

「あとで悠馬くんにもギュってしてあげるから待っててね~?」

「ハハハ、嗣深がそう言うなら仕方ないな!!」

「アンタ本当にやっすい男ね……」

 

 でも、割となんとかなってます。うちのわんこは躾が行き届いてるからね!! 言葉遣いが直らないのが玉に瑕だけど。

 

「でも、嗣深ったら本当可愛いわよね~……あぁもうほんっとうにラブリーなんだから……」

「それに関してはまさにその通りだなとしか言えねぇな。てめぇに見る眼があるのだけは認めてやるよ」

「あら? 意外ね、私を褒めるなんて。――でも確かに、アンタも嗣深一筋っていうのは良い選択で、アンタもちょっとは人を見る眼があるって認めてあげてもいいわよ?」

「へっ、ほざけ」

「うふふ……」

「む~、二人して良い雰囲気つくんないでよ~」

「「いや、コイツとだけは無いから」」

 

 ね? 結構仲良しでしょ?

 

「う~……でもアレだよね。なんで恵理那ちゃんそんなに胸あるの~? 明らかに早いよ成長が~」

「何言ってるのよ。こんなのまだAカップよ? ブラは必要だけど正直まだまだ子供の身体って感じで嫌になるわ。早く大人になって嗣深と大人なことしたいんだけど」

「おいてめぇ、嗣深をアブノーマルな道に引きずり込むんじゃねぇよ……」

「私しょ~じき、この身体大きくなるのか不安で仕方ないんだけどね~……」

 

 何せ男の子として生まれた時よりも3センチ低いのだ。女の子は小さい頃は男の子よりも発育良い筈なのにコレはまずいよ。

 前世の前世の男の子の時に本格的に成長を開始したのが中学校からなのに、女の子だと中学校である程度止まっちゃう。ということはね? 私ったら永遠のロリになってしまう可能性があるのです。

 

 まぁ、別にそれ自体は良いんだけどね。私、前世男ってだけあって、女の子は小さいほうが愛されるってのは知ってるし。私も小さい子好きだったし。あ、可愛がる対象としてね? 性的な対象じゃないからね?

 私の性的趣向はどちらかといったら、年下でメイドさんで猫耳さんで「ご主人様♪」とか言ってもらえたら嬉しかったです。あれ、小さい子がやると萌えるねコレ。私危ない子だったのかも。

 

 でも今の私は女の子だからセーフ!! むしろ私がやっちゃうよ!! 猫耳メイドさん!!

 

「あ、恵理那ちゃん、今度猫耳メイドさん一緒にやらない? 着てみたいにゃ~って」

「猫耳メイドの嗣深で、しかも私とペアルックですって……ッ!?」

「任せろ。俺が最高級の素材で、下品で無い程度に色気を醸し出す完璧なコーディネートのメイド服を適当なブランドメーカーに作らせてくる」

「あ、じゃあ猫耳とかもリアルなやつね~? あ、でもでも本物の猫さんの切った奴とかは嫌だよ~? アインもそんなのは見たくないもんね~? かわいそうだもんね~?」

「にゃ~」

「だよね~?」

「ふっ、任せろ……」

「アンタ……見直したわ。褒美に私と嗣深の写真を撮る権利をあげる。勿論私にもまわしなさいよ」

「その権利は嬉しいが……カメラマンはプロを何人か雇うぞ。俺は間近でそれを見ている。勿論写真はまわしてやるさ」

「ふふっ……いいじゃないの」

「へっ……当たり前だろう?」

 

 お~、なんか大事になってるけど、さすがにそこまではしなくて良かったんだけどにゃ~?

 

「にゃ~」

 

 あ、アインも写りたい? いいよ~。抱っこしてるから一緒に写ろうね~?

 

「さて、となると二人の美貌を完全に活かせる物が必要だな……とりあえずフランス、イギリスあたりの有名ブランドメーカーに声をかけて……日本のコスプレ系衣服製造してるところにも、金に糸目をつけないから最高級の素材で二、三着作らせるか……」

「高級婦人服ならドイツのエスカーダを忘れちゃダメよ。あそこにも頼みましょう。――ちなみに予算は?」

「低く見積もっても2兆ちょいだな。今の俺の全財産だ」

「いいわ……最高にクールじゃないのアンタ」

「ふふん……嗣深のためなんだ。当たり前だろう?」

「いいじゃないいいじゃないいいじゃない? ご褒美に今日は特別に嗣深を私の反対側で抱きしめながら寝る権利をあげるわ。正面を抱きしめるのは譲れないけど」

「おいおい……いいのか?」

「ふふ……前払いよ。代わりにデザイン決める時は私も――」

 

 いや~、今日も平和だにゃ~。

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