死亡から始まる異世界ハーレム生活   作:小野寺キキ

14 / 39
ご静聴のほどよろしくお願いします!


14話 俺(おっさん)のちょっとした幸福のひととき

俺たちはエマの自宅を出た後、ギルドへと戻り、クエストを受けるため掲示板を見ていた。

 

・

・

・

 

今回の掲示板のクエストの難易度はそれほど高くない依頼が多い。

そのためか、普段よりクエスト依頼を受ける冒険者が多く見受けられる。

 

「エマ。このクエストはどうだ?」

 

俺はあるクエスト依頼の内容を見せる。

 

「どんな内容ですか?」

 

「3階層にいるジンガってモンスターだけど・・・。んで、ジンガってどんなやつ?」

 

俺はエマに聞いてみた。

エマは「知らないで受けたんですか?」みたいな顔をして俺を見る。

 

「ジンガってモンスターは少し面倒くさい相手なんですよ」

 

俺は「なんで?」と首をかしげる。

 

「大きくて硬いんです」

 

えっ?

「大きくて硬い?」

俺は笑った。

 

それを見たエマは突然、顔が赤くなる。

そして・・・、

 

「そう言う意味じゃありませんから!」

 

とエマは言った。

俺は「はいはい」と返事をした。

 

「アリスはこのクエストでいいのか?」

 

俺は確認のため、アリスに聞く。

アリスは「大丈夫ですよ」と答える。

 

俺たちのパーティーは選んだクエストに全員一致で賛成しなければ受けられない。

これはエマが考えた案だ。

このおかげで一層、団結力が増したように感じる。

俺はこの案をとても気に入っている。

 

「じゃあ、このクエストを受けよう」

 

俺は窓口受付嬢のさんのところに持っていった。

 

「エイミーさん、このクエストを受けたいんですけど」

 

エイミーさんは書類の整理をやめ、ひょこっと顔を上げた。そして、そのクエストを確認する。

 

「このクエストですか。助かります」

 

そう言うと、承諾してくれた。

一体なぜ、「助かります」と言ったのだろうか。

俺は疑問に思ったが、大したことじゃないだろう、と聞かなかった。

 

「エマ、アリス。さっそく、3階層に向かおうか」

 

2人は「はい」と口を揃えた。

そして、俺たちは3階層へと向かった。

 

3階層に向かい途中、2階層で水を確保しておくことにした。

3階層は砂漠地帯だ。水が湧くところなんて当然ない。

そのため、水が大切になってくる。

 

◆◇3階層にて◇◆

 

「あっちぃー!」

 

「本当ですね。一体、何度あるのでしょうか・・・」

 

今現在の気温は42度になっている。

ここは最大で50度を超す時期もある。

だから、42度でも比較的涼しい。

 

ーー訂正。涼しいわけがない!!!なんだよ、42度って!!!

おかしい、おかし過ぎでしょ!!!

俺は汗が滝のように出る。

 

この猛暑の中、どれくらい歩いただろうか。

まだ、〈ジンガ〉とは遭遇出来ていない。

相変わらず、汗が止まらない。

 

俺は水を飲んだ。ごくごくごく・・・。

 

すると、エマも喉が渇いたのか俺に、

 

「その水、ください」

 

と言い、俺が口をつけたボトルで水を飲んだ。

 

か、か、間接キス!!!!

 

俺は突然の出来事により、エマを見続けていた。

 

「どうしたんですか?」

 

とエマが言うので、「な、なんでもない」と慌てて言った。童貞の俺は当然、間接キスなどという未知の領域なんぞやったことない。

 

俺たちは水分補給をした後、再び歩きはじめる。

すると、あることに気づいた。

 

エマとアリスのブラが透けている!!!!!と。

10代の女の子のこんなものを見れるなんて30代のおっさん、感激...!!!

でも、刺激が強過ぎ!!!と眼をそらした。

しかし、チラッと何度も見た。

俺の息子がビンビンに喜んでいる!!!そう感じた。

 

・・・ところでエマとアリスには俺は何歳だと思われているのだろう。

1度聞いてみるかな。

 

「エマ、アリス」

 

2人はこちらを振り向き、「はい」と答えた。

 

「俺って何歳に見える?」

 

俺は少しワクワク、ドキドキしていた。

すると、

 

「えっ?10代とかじゃないんですか?」

 

とエマが言うと、

 

「私も10代だと思いますけど」

 

アリスも同じような答えが返ってきた。

 

えっ?俺、そんな若返った!?

俺はなぜかカバンに入っていた手鏡で確認する。

 

ーーあらやだ。俺、結構イケてる男になってるじゃん!!!!

 

俺は自分の顔を見て満足した。

 

「どうして、そんな質問したんです?もしかして、10代に見えて実は中身は30代のおじさんだったり?」

 

「ま、まさか!!!」

 

俺は慌てて、適当に誤魔化した。

 

ーーな、なんて勘の鋭い子なんでしょう!!!

 

俺はそう思った。

 

その後、「ジンガ」を見つけるため歩き続けた。

 




ご視聴ありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。