死亡から始まる異世界ハーレム生活   作:小野寺キキ

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15話 「ジンガ」討伐

俺たちは「ジンガ」と遭遇するため、歩き続けた。

 

 

少し歩いた先に、不自然に砂が山のようになっている場所を発見する。

多分、これが「ジンガ」だろう。

砂に潜って眠っているのだろうか。

ピクリとも動かない。

 

「エマ。これがきっと「ジンガ」だよな」

 

「きっとそうです」

 

どうしたものか・・・。

エイミーさんが「助かります」って言っていた正体がわかった気がする。

これは多すぎる。

眼で確認出来る限り10体ぐらいいるだろう。

一体ずつ倒していくのがいいのだと思うけど、

きっと異変に気付いた「ジンガ」たちは群れとなり、

襲ってくることも考えられる。

大きくて硬く、それに厄介だ。

このまま、帰るのもいいが

せっかく暑い中、ここまで来て収穫ゼロというのもなんだか気が引ける。

俺はその場に座り込み、考えた。

一体どうすれば「ジンガ」を倒せるのかを。

 

「いつまで考えてるんですか?」

 

エマがそう聞いてくる。

あれから10分もの間、考え込んでいる。

でも、これといった策が生まれてこない。

 

ーーうーん。どうすればまとめて倒すことができるか。

いっそ、俺1人で倒せばいいのでは?

ダメージ受けないんだし。

そう考えるようになっていた。

 

ーーでもな、ユニークスキルのおかげでダメージ受けないっていうけど、すげぇ痛いんだよね。

 

あれこれ考えていると、さらに10分が経過した。

考え過ぎて俺の精神が崩壊寸前だった。

 

- ユニークスキル 《無音(ノーノイズ)》の獲得に成功しました -

 

ユニークスキル 《無音(ノーノイズ)》?

なになに・・・、

このユニークスキルはフィールド全体に存在する全てのモンスターに気づかれず行動することができる。

それにフィールド全体に存在する全てのモンスターを倒し切るまでそれは継続する。これは仲間にも使用することが可能、というものだった。

 

ほぉほぉ。これは使える。

俺はそう思った。

 

「エマ、アリス。倒しに行こう」

 

「一体どうやって」

 

「そうですよ。あんなに多いのに」

 

俺は自慢げに答える。

 

「ユニークスキル《無音(ノーノイズ)》を使えばなんとかなる!」

 

根拠はないが、自信だけはあった。

 

「新しいスキル、手に入れたんですね」

 

「うむ、さぁ、作戦を伝えるな」

 

俺はエマとアリスに作戦を伝える。

作戦はこうだ。俺が「無音(ノーノイズ)」の味方に対して発動をする。そして、Levelupによるポイントで事前に習得しておいた2つのスキルのうちの1つの「防御低下(アーマーブレイク)」を敵に発動して、防御を低下させる。

そして、もう1つのスキル 「吹雪(フリーズ)」を用いて攻撃する。エマとアリスにも攻撃をしてもらう。

 

これが作戦1だ。

作戦2は・・・逃げる!!!!!だ。

 

よし!作戦1を実行だっ!!!!!

 

俺たちは「ジンガ」に攻撃を仕掛けた。

思うように作戦が上手くいった。

上手くいき過ぎて怖いくらいだ。

10体いた「ジンガ」は簡単に片付いた。

 

ーー俺たち、結構強いんじゃね?

 

俺はそう思っていた。

そして、クエストを達成したので、ギルドに戻ろうとした。

しかし、その瞬間に巨大なモンスターが現れた。

これはまずい、と思った俺たちは走って逃げた。

暑いエリアを一生懸命走った。

そして、無事にギルドに着いた。

・・・一体、あのモンスターの正体はなんだったのだろうか。

 




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