死亡から始まる異世界ハーレム生活   作:小野寺キキ

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24話 奴隷

〈トライド〉が人間化して若い顔の整った美少女になった。推定年齢(俺の勘)だと16歳。まぁ、実際のところは100歳超えているのだろう。

・・・その後、〈トライド〉の能力を知ることになる。

まさかのLv.100。おまけに能力値が全てカンストというチート級レベルの能力。

そして、俺たちのパーティーは強くなり、今までより強いモンスターの出る階層に行くことを決意した。

 

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少しはまだ動揺が残っているが、俺たちは掲示板を見ることにした。

今回は結構難易度の高いクエストが多い。

掲示板の依頼を見ていると俺の目にあるクエスト依頼が目に入った。

その内容というのは、

〈ドレイン討伐 1匹につき10000ゴールド〉

というものだった。

1匹討伐しただけで10000ゴールドというとても美味しいクエスト依頼だ。

俺はその依頼書を手に取った。

そして、エマとアリス、そしてトライドの承諾を得て、窓口受付嬢のエイミーさんに持っていった。

「あの、このクエスト受けたいんですけど」

・・・ってエイミーさんがいないじゃん!!!

俺はギルドの中を探した。

しかし、見当たなかった。

ギルドの窓口受付嬢が仕事をほったらかしにして一体どこにいっているのやら。

俺は手に持っていた依頼書を元の位置に戻そうとする。

・・・いや、待てよ。ここで戻してしまったら他の人に取られるのでは!?

と思った俺は街に出てエイミーさんを探すことにした。

 

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正直、この街中を詳しく知らない。

この機会にこの街のことを知ろう。

そう思った俺は周りをキョロキョロしながら歩いた。

大通りは店屋がずらりと並んでいる。

そして、人通りも多い。

ーーなんだか、東京を思い出すな。

俺は元いた世界のところを思い出していた。

別に戻りたいとかは思っていない。

なぜなら、この異世界が楽しいからだ。

仲間と出会ったり、冒険したりと元の世界では味わえないことをしているからだ。

そう余韻に浸っていたら、人とぶつかってしまった。

 

「ご、ごめん」

 

小さな女の子だった。

頭の上に耳があり、尻尾もついている。

ケットシーだろうか。

それに手足には鎖がついている。

 

「・・・大丈夫です」

 

あまり元気がない様子だった。

汚れた身体にボロボロの服・・・。

まるで奴隷・・・だった。

 

「おい!早く歩け!」

 

とどこかの世間知らずの坊ちゃんがいた。

そして、バシっとムチでその女の子を叩いた。

俺はその光景を見てイラって来た。

関わったら面倒くさいことになるだろう。

でも、ほったらかしにすることが出来なかった。

 

「おい、お前」

 

「あぁ?」

 

とその坊ちゃんはこちらに振り向いた。

俺はそいつに対してスキル「便意」を使った。

すると、坊ちゃんは強烈な便意に見舞われ、哀れもない体勢をしている。

そして我慢しきれなかったのか、女の子を捨てトイレへと走っていた。

 

ーー まさか、ここでこのスキルが役に立つとは・・・。

 

俺はただ面白半分で「便意」というスキルを習得していた。だが、使い道が分からず、ほったらかしにしていたが、まさかここで役に立つとは。

俺はこのスキルも捨てたもんじゃないな!

と関心していた。

・・・ってそんなこと考えてる場合じゃなかった。

 

「大丈夫か?」

 

「・・・はい。ありがとうございます」

 

俺は女の子を身体にジロジロと見た。

・・・別にやましい事はないからね!?

 

この格好じゃ可哀想だな。

そう思った俺は服を買ってあげることにした。

・・・だが、手持ちのゴールドじゃ買ってあげることすら出来ない。

なので、かっこ悪いがエマにお願いした。

 

エマとアリスは女の子を連れ、服屋へと入っていた。

1時間以上が経過した。

 

ーー 遅い...。

 

俺とトライドは近くの椅子に座っていた。

更に1時間が経過した。

俺たちは何も考えず、ただボーッとしていた。

そして、やっとエマたちは服屋から出てきた。

 

女の子はメイド服を着ていた。

俺はそのチョイスに対して、

 

ーー なんでこの服にした...。

・・・でも、ナァァァァイス!!!!!

 

俺は人生初、少女のメイド服姿を拝むことができた。

 




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