死亡から始まる異世界ハーレム生活   作:小野寺キキ

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ご静聴のほど宜しくお願いします(o^^o)

更新遅くなって申し訳ありませんm(__)m

不定期更新になりがちになってしまいます。

なるべく毎日投稿しようと思います!宜しくお願いします(^^)




05話 ユニークスキル

「・・・そ、そうですよね。レベルを上げればいいんですよね。俺、誰が何と言おうとも冒険者として頑張ります!」

 

「その意気です!レベルが上がれば色々な職業に転職することも出来ますから。上級職目指して頑張ってください」

 

「・・・は、はい!」

 

・・・ってこんなはずはなかっただろぉおおおおお!!!俺は何の為に異世界まで来たんだ。初っ端(しょっぱな)から冒険者人生を否定され、挙げ句には能力値が最低値・・・。これじゃ、ハーレムを目指すどころかダンジョンに潜ることすらままならない。

 

「あの人、能力値が最低値に近いらしいんだって」

 

「へぇー可哀想だね」

 

「冒険者として頑張るって言ってたけど本当なのかねぇー」

 

「笑えるよねー」

 

周りからヒソヒソと話し声がする。それもそうだよな。スライディング土下座を公衆の面前でかまし、お金を女の子から借り、能力値が最低値。

は、恥ずかしい〜〜。穴があったら入りたい気分だ。せめて、俺だけの凄いスキルがあればいいのだけれど。まあ、そんな都合のいい話あるわけないよねー。

 

「タッ、タケルさん!」

 

「なんでしょうか」

 

「凄いです!ユニークスキルが沢山見受けられます!!!」

 

・・・都合のいい話あったぁぁああああ!!!

 

「どんなユニークスキルですかっ!?」

 

「そ、それがですね・・・」

 

なんだ?この雰囲気は。もしかしてユニークスキルとは言っても使えないクソみたいなスキルなのか・・・?

 

「スキル名が書いてないんですよ。それにスキルの説明も書いてないんです。普通はこんな事あるはずないのですか・・・」

 

スキル名がない?確かにおかしいな。俺は元いた世界で結構ロールプレイゲームなど数々のゲームをやり込んでいた。いわゆる隠れゲーマーだった。しかし、どのゲームもこんな事はなかった。一種のバグか?いや、ありえない。ここはゲームの世界じゃない。異世界、今の俺にとっての【現実世界】だ。こんな事があってもおかしくはないか。とはいえ、スキルが気になるなぁ。こればかりはモンスターと戦って明かしていくしかないか。

・・・この世界ではユニークスキルはどんな扱いなのかな。俺が知っている限り、仮説だが出現条件がなく、さらに熟練度を上げても得ることが出来ず、発生条件は謎、という事ぐらいだ。この仮説と同じなのだろうか。

 

「ユニークスキルとは、選ばれし者だけが獲得することが出来るスキルです。どんなに自分の腕を磨こうがどんなに辛い鍛錬をしようが関係ありません。獲得条件は謎なんです。なので、私たちがユニークスキルを《神の力》と呼んでいます。これまでにこの《神の力》を獲得した者は私の知る限り3人しかいません。この3人の方々は素晴らしい偉業を成し遂げております。いずれも伝記などの本で読んだものですけど・・・。冒険者は約1億人ほどいます。そんなに沢山の冒険者がいるにも関わらず、たったの3人だけなのです。それほど凄い能力なのです。しかし、500年ほど前の話です。本当にユニークスキルがあるのか私は信じきれていませんでした。一種の仮説かとずっと思っていました。しかし、目の前に《神の力》を有する冒険者が現れました!これは信じるしかありませんよね!」

 

・・・これ、来たんじゃね!?!?最初はこの先どうしようかと悩んでいたけどこれならやっていけそうだ!!!

 

「しかし、ユニークスキルは1人につき1つなんです。過去の3人がそうだったんです。1人の冒険者が複数のユニークスキルを保持しているだなんて聞いたことない!凄いです!でも、スキル名が書いてないなんて珍しいですね。凄い能力だったりして・・・」

 

・・・しかし、俺はえげつないほど不運な冒険者だ。凄いスキルだと言うけどクソみたいなものかもしれない。まあ!ユニークスキルに限ってそんなことないよねっ!!!俺を含めてまだ4人しか獲得していないスキルなんだから!絶対、強力なスキルだよね!・・・フラグ回収してるわけじゃないからね!

 

「うおーー!」

 

「ユニークスキル保持した冒険者が現れたぞぉー!」

 

「やばいですねぇーー!!!」

 

周りの視線が一変、歓喜の渦に包まれた。あれほど蔑(さげす)んだ視線だったけど今は違う。俺を歓迎してくれている。これで冒険者としての生活が始まる!

 

「おい、エマ。やったぞ!俺は遂に冒険者としての生活が始まるんだ!」

 

「良かったですね。タケル」

 

「もっと俺を褒め称えろよ!笑」

 

「・・・ぅざ」

 

「なんか言ったか?」

 

「いいえ、なにも」

 




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