銃を使わないとある武偵   作:宗也

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無限罪 ブラド編
第26筋 イベントシーンは黙って見るかぶち壊しましょう


あの後、覗きをしていたジャンヌとセーラにデコピンしてドイツ観光を再開したぞ。お前怪我人じゃないかって?糸で塞いだから大丈夫。

 

「いやー、ドイツ観光は中々に楽しかったな!」

 

色んな景色も見れたし、旨い物もたくさん食べれたし、皆の写真も撮れたしな!

 

「久しぶりに部屋に帰ってきたけど、やっぱ落ち着くな。」

 

今は寮の自分の部屋にいるぞ。カツェがいなくなった代わりにセーラが来たからな。なんでもここを拠点の一つにするらしい。

 

「さて、キンジにお土産を渡さねえとな。」

 

まあ、白雪の作るブロッコリー料理に釣られて来たとも言うけどな。ブロッコリー料理を食べた時のセーラはめっちゃ可愛かったぞ!

 

「これと、これでいいか。」

 

部屋には俺以外今いねえぞ。白雪はSSRの合宿の説明会に行ってるし、ジャンヌは司法取引の手続きに行ってる。セーラは何処かへ出掛けたぞ。

 

「よっと、あれ?窓が閉まってるしアリアがいねえな?」

 

キンジと誰かがベットの上で何かをしてるな。○○○するならカーテンも閉めろよ。

 

「キーくぅーん。このまま理子をカノジョにしちゃおうよぉ。理子はとってもおトクな女の子だよ?キーくんはいつでも好きな時にこのお部屋に来て理子に好きな事をしていいの。」

 

うわ、世の中の男子が理子が言ったことを聞いたら歓喜してんだろうな。キンジにとっては地獄だろうけど。じゃ、静かに窓から失礼しま~す。

 

「いつでも待ってる。お外でも理子はOKだよ?いつでも、したい時に、したい場所で、理子に何をしてもいいの。」

 

さて、理子はキンジを誘惑するように唇をキンジの耳元に寄せたな。RECっと。

 

「そうすれば、HSS。キーくんはヒステリアモード(・・・・・・・・)って呼んでるんだっけ?あのチート状態にも、いつでもなれるんでしょ?」

 

おーおー、キンジの奴悩んでる悩んでる。まあキンジは理子を受け入れなければキンジの兄である金一さんの情報源を失うからな。

 

「さあさあどうするキンジ?このまま流れに身を任せて、理子を受け入れて(・・・・・)しまえば兄の話を聞けるぞ?」

 

あっ、キンジや理子に聞こえないように小声で言ってるからな。

 

「流石リュパンの血を引いてるだけはあるな。キンジの崇拝に近い兄への想いを分かった上で(・・・・・・)言ってるのか。」

 

おっ、キンジが理子の制服を押し留める指の力が抜けたな。そろそろいたずらするか。

 

「やっ「なーにやってんだ二人とも?」!!」

 

部屋の電気を付けたらあれま、理子はキンジをベットの上で押し倒してるではありませんか。それで武偵高のセーラ服を胸元まで捲ってるな。

 

「……。」

 

「フウフウ?もしかしてキーくんとのイベントを邪魔するのかなぁ?」

 

理子がこっちを見て不機嫌そうな表情をしたな。邪魔をする?馬鹿言うなよ理子。

 

「あっ、俺を気にせずに続きをしたまえ。恥ずかしがってるキンジの写真でも撮るか?」

 

「さっすがー♪フウフウ分かってるぅ!」

 

「じゃあ電気を消してく「止めなさいよバカ風雨!!」うわらば!」

 

アリアがSAWTみたいにガラス窓を蹴り破って、俺にドロップキックをしてきやがった!背骨曲がるぅ!

 

「あぁんもー。アリアが出るまでもうちょいかかると思ったんだけどなー。」

 

「この……汚らわしいドロボーの一族!あたしのモノ(・・)は盗めないわよ!」

 

キンジモノ扱いされてる、それで何故かアリアの顔面は真っ赤だな。湯気が出そうなくらい真っ赤っ赤だな、ある程度見てたなムッツリスケベ。

 

「アリアぁー?イベントシーンに別ヒロインが飛び込んでくるなんて、ちょぉーっとシナリオ的にムリあるんじゃなーい?」

 

「確かにな、見てたんなら最初から飛び込めばいいのに。」

 

「あんたは黙ってなさい風雨!!」

 

おわっと!俺にガバメントを撃つな、理子に撃てよ。

 

「キーくんだってその気(・・・)だったんだよ?ねーフウフウ?」

 

「理子の言う通りだな、キンジは理子が制服脱ぐのを止めるのをやめたからな。理子の胸に溺れる何秒か前だったぞ。キンジ、何秒前だった?」

 

「俺に、話を振るな!!」

 

俺の発言にアリアはわたわたしてるな。拳銃を落っことしかねない勢いで動揺してるな。お前何を想像した?やっぱりムッツリすけ「風穴!」あぶな!

 

「そう、女の子の胸の前にひざまずかない男子はフウフウ以外いないのでーす。」

 

「ひでえ言われようだな理子。」

 

「だってぇー、理子が色仕掛けしてもフウフウ無関心なんだもん。」

 

無関心じゃねえぞ?心の中で色仕掛けしてんなー、とは思ってたぞ?

 

「でも、くふっ、アリアには関係ないか。」

 

理子は自分の胸を見た後にアリアの胸を見たな、確かにアリアの胸はペッタンコだからな。あっ、絶句してる。

 

「か、か、風穴!開けてやる、開けてやる!開けてやるわ!!」

 

おーいアリア、そこで地団駄踏むとキンジの頭を踏み潰すぞ?

 

「くふっ、理子はね男の子の好きなもの、ゲームでいっぱい勉強してるんだもん。お子様アリアと違って、男の子の喜ばせる知識、いーっぱい持ってるんだからぁ。」

 

ゲームで勉強かよというツッコミはした方がいいのか?

 

「それをジャマするなんて、ぷんぷんがおー。だぞっ!」

 

うわあざと、って懐中時計を投げたな。

 

「きゃっ!」

 

懐中時計が閃光手榴弾になったな。しかも音がしないって事は改良版か、まあどんな猛者でもいきなり閃光見せられたら萎縮するもんな。

 

「り、理子!何処よ!?」

 

「扉を開閉する音は無かった。」

 

「十中八九屋上だな。しかも女子寮の、行くなら早く行けよ?」

 

俺がそう言うとキンジとアリアは部屋を出たな。やれやれ、お土産は適当な所に置いて理子を追い掛けるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子寮屋上

 

俺が女子寮の屋上に着くと、理子がにやっとしていたな。

 

「キーくん、アリア、一緒にドロボーやろうよ!」

 

「もしもし警察ですか?知り合いが泥棒宣言してるので逮捕してください。」

 

「ちょっとフウフウ!?何で警察に電話してるの!?理子はまだ何も盗んでないよ!?」

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