銃を使わないとある武偵   作:宗也

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第41筋 それでいいのか校長?

東京武偵高校

 

飛行機に無事に乗って日本に戻ってきた翌日、学校の玄関の扉をくぐった瞬間に蘭豹先生に捕まったぜちくしょう。

 

「おーう山本ぉ?今回も随分と色々暴れたみたいやなぁ?」

 

「情報が早いですね先生、俺も有名になってきた証拠か!!」

 

「有名になりすぎなんじゃボケがぁ!!誰がバチカンのシスター相手にドンパチせえと言った!?」

 

痛い痛い、酒瓶で叩かないで下さい先生。俺怪我人なんだぞ?ほぼ完治してるけど。

 

「自分の身に危険を感じたからドンパチしただけです。正当防衛なので問題はありません!!」

 

「過剰防衛だボケがぁ!!」

 

「まあまあ、朝からそんなに怒ると血圧上がりますよ蘭豹先生。」

 

「誰のせいだと思っとるんやクソガキぃ!?」

 

百パーセント俺だな、異論は認めないぞ?

 

「さっさと行くぞ、緑松校長がお前を呼んでる。」

 

「あっ、急にお腹が!!」

 

「はよ行けやクソガキぃ!!」

 

嫌だな、校長には会いたくないなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長室

 

「失礼しまうま。」

 

「全く、相変わらずですね山本君。」

 

校長室に入ったら目の前に校長がいました。殺気を俺に飛ばしながらな!!

 

「てめえ自分がどれ程の事をしでかしたのか分かってんのか?」

 

「分かってなかったらそもそも行動してねえよ。」

 

校長と俺は殺気を飛ばし合いながら睨み付ける。蘭豹先生、ガクガク震えてるけど大丈夫か?

 

「事後処理がどれだけ大変だったか分かってんのかてめえ?揉み消すのも大変なんだぞ?」

 

校長はそう言って俺にペンを投げ飛ばしてくる。それを小さく展開した熾天覆う七つの円環(ローアイアス)で受け止める。

 

「それが発動できたって事は、なるほど。」

 

ローアイアスを見た校長は殺気をしまったな。やっぱ怖えよ校長、ただペンを投げただけなのにローアイアスの花弁が1枚割れたぞ恐ろしい。

 

「始末書は何時もの倍は書いてもらいます。それで不問にします。」

 

「ありがとうございます。」

 

校長に向けて礼をするが、後頭部に凄い衝撃が走ったぞおい!?

 

「ちぃ、防がれたか。蘭豹先生、下がってよろしいですよ。」

 

顔を上げるとナイフを持った校長が目の前にいた。完璧に俺を殺すつもりだったじゃないですかやだー!!後頭部にローアイアス展開してなかったら死んでたな。

 

「し、失礼します!!」

 

あれ?蘭豹先生が慌てて校長室から出ていったな。何があっ、やってしまったのか。アンモニア臭がプンプンしますな!

 

「山本君、掃除をお願いしますね?それと、例の物(・・・)はありますか?」

 

「ありますよ、今出します。」

 

俺が出したのは、今までに撮ってきた写真の数々だ。俺が写真を撮ってきた理由は校長に渡すためだ。

 

「やはり生徒が撮ってきた物の方がよく撮れてますね。助かりますよ。」

 

実は極秘依頼で、校長から卒業アルバムに乗せる写真の依頼を受けているぞ。

 

「星伽さんとジャンヌさんと峰さんの写真の提供ありがとうございます。予想以上にいい写真を提供してくれたので始末書は百枚にしておきますよ。」

 

わーい半分になったぞー、でも百枚だ(泣)

 

「あと山本君に二点程話すことがあります。」

 

「何でしょうか?」

 

床を掃除しながら緑松校長からの話に耳を傾ける。蘭豹先生、大量に漏らしたなこれ。写真撮っとこ。

 

「まず近々山本君に二つ名が付くかもしれません。」

 

うげっ、二つ名か。二つ名っていうのは優秀な武偵に付けられる名前の事だぞ。例えばアリアは双剣双銃(カドラ)のアリアっていう二つ名がある。

 

「あれ中二臭いから好きじゃないんですよね。」

 

「そう言わずに、誇らしい事じゃありませんか?滅多に付くことがないんですよ?」

 

せめていい名前が付くことを祈るよ。

 

「続いて二つ目ですが、まあすぐ分かるので私の方からは言いません。」

 

「そう言われると凄く気になるのですが?」

 

おい緑松校長、ニヤニヤしながらこっちを見るな。嫌な予感しかしねえよ。

 

「私から言っても面白くありません。そろそろHRが始まりますよ山本君?」

 

もうそんな時間か!?ってか校長室に時計置いておけよ!!何でな「見栄えが悪くなるからです。」どうでもいいだろ!!

 

「それでは失礼します。」

 

彼女の世話(・・・・・)をよろしくお願いしますね山本君。」

 

うわー、もの凄く嫌な予感しかしねぇ。HRサボろうか「駄目ですからね?」アッ、ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室

 

「風雨!!アンタ何処に行ってたのよ!?」

 

教室に入って席に着いた途端にアリアにガバメントを突き付けられました。新手の挨拶?

 

「ちょっと遠い所でドンパチしてただけさ。それよりアリア、キンジがアリアと話したそうな顔をしてるけど?」

 

「あんな奴知らないわ。」

 

ふん、と言いながらキンジと目を合わさないで前を向いたな。まーた喧嘩でもしたのか。

 

「はいはい、皆さん静かにね。これからもHRを始めますよ、でもその前にこの教室に新しい転校生がやって来ますよ。」

 

転校生?って野郎共うるせぇ。こりゃ今日の授業は潰れたかな。

 

「先生!!その転校生は女の子ですか!?」

 

「武藤君落ち着いてくださいね、転校生は女の子ですよ、仲良くしてあげてくださいね?」

 

「「「「「ウオオオオオオ!!!」」」」」

 

うるっせえ、てめえらはライブ会場にでもいんのか?テンション上がりすぎだろ。

 

「では入って来てください。」

 

担任が言って教室のドアが開いて中に入ってきたのは、ってそういう事かよ校長!!

 

「ふうん、黒髪のおかっぱ頭で右目に眼帯をかけている子ね。って風雨アンタ頭を抱えてどうしたのよ?」

 

いや、世話をしてくれって言われた時からなんとなく予想はしてたけどさ。いや本当何で来たの!?

 

「カツェ・グラッセです。」

 

「「「「「カツェちぁぁぁぁん!!」」」」」

 

カツェは男供からの声援にビクッてしてるな。武偵の制服姿も中々にい「先生、あたしあいつの席の隣がいい。」あれこれ何かデジャウ?

 

「山本君、ご指名ですよ?」

 

「ふ、風雨!!やっぱりてめえあの魔女っ子のカツェさんと知り合いだったか!?」

 

武藤の言葉で野郎共が俺に嫉妬の目線を浴びせてきやがった。つーか何でこうなんのかなぁぁぁぁぁぁ!?




山本風雨の部屋の住人

山本風雨
星伽白雪
ジャンヌ・ダルク
セーラ・フッド
カツェ・グラッセ IN

これにて第二回目のオリジナル編終了です。風雨の二つ名、考えないとなぁ。
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