あまり登場人物増やすの得意でないのRAISE_A_SUIRENやましろ以外のMorfonicaメンバーは全くかあまりでないかもしれません。
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倉田ましろは死んだ。
ましろの死により俺以外のConcertsのメンバーにも変化が起こった。主に悪い意味で・・・
Concertsだけならまだよかった。
他バンドにも影響は及んだ。
氷川紗夜はConcertsやRoseliaにも顔を出さなくなり生徒会や勉強、弓道部に打ち込むようになる。
多分ギターに触れるとましろの事を思い出すのだろう。
また家でも学校でもかつての様に柔らかくなることは無く再び日菜仲が悪くなっているみたいだ。
声をかけても返事は素っ気なく教室でも一人でいることが多くなった。
氷川日菜はは気丈に振舞っている。Pastel*Palettesには顔を出しているもののConcertsの練習にはあまり参加しなくなった。
再び姉と仲が悪くなり日菜も紗夜と仲直りする以前のようになり悩んだり空気を読まず誰かを知らずの間に傷つけたりしてしまう事が多くなっている。
弓道に打ち込んでいる彼女はどこか泣きそうな表情だった。
北沢はぐみもハロー、ハッピーワールド!とConcertsの練習に参加しなくなり
ここ最近は陸上部に顔を出しているという。
もともと運動が得意ということもあり陸上競技にも参加していた。
ましろの死後一度見に行ったことがあるが、流石他の陸上部員に劣らない実力を発揮していた。
しかし走る時、はぐみの表情はいつものひまわりような笑顔ではなく凍りついた大地を想像させた。
幼なじみの中で1番影響を受けていたのは羽沢つぐみだ。
ましろとは幼なじみの中でも一番仲が良かったこともありましろの死後は不登校になりつつある。何故、学校に来ないのかと問うと実家の羽沢コーヒー店を手伝わなければならないからと答える。
つぐみは今までも生徒会、バンド活動、実家の手伝いをこなしていたが今は生徒会もバンド活動も参加していなかった。
だが不登校にそんな理由をつけて不登校になるのは彼女らしくない。
6人で繋がった糸が1つ切れ、連鎖的にほかの糸も切れていき皆がバラバラになっていく。
ConcertsもましろのいたMorfonicaも公言してないが、実際にははほぼ解散だった。
他バンドにもその影響は出ている。
紗夜の所属しているRoseliaは紗夜がいないことによりギタリスト不在の状態が続き湊友希那はほかのギタリストを探し出していると聞く。
日菜の所属するPastel*Palettesは活動はしているものの以前のように活発に活動することはなくなった。
ましろが慕っていた戸山香澄がいるPoppin’Partyも同じだ。
はぐみのいるハロー、ハッピーワールド!とつぐみのいるAfterglowも2人がいないことによりRoseliaのように他人を入れるということはないのでほぼ活動停止状態。
ほかのバンドも実質的に活動停止となっていた。
ほかのバンドも各メンバーが誰かしら大きく影響を受けていることにより仲間思いのメンバーばかりだからかなり参ったり喧嘩が耐えない状態だった。
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ましろちゃんは物心ついた時からそばにいた。
自分の半身、
いや、そんな表現では生ぬるい、
全てを奪われた気分だった。
一番慕っていた彼女は、倉田ましろはもう帰ってこない。
ましろちゃんが居なくなってから私、羽沢つぐみは引きこもっていた。
そして毎日、ましろちゃんのお兄ちゃんの倉田美雪がお見舞いにきて私を練習に誘いに来る。
「今日はAfterglowかConcerts、どっちか行くの?」
「…行かない」
「そうか…」
私と美雪くんの1日会話はこれで始まり終わる。
しばらく沈黙が続いた「じゃあまた来るね」と言い彼は帰る。
美雪くんは躍起になっている。誰も来ないConcertsやAfterglowの練習に未だ1人で顔を出し練習している。
無駄なのになぁ…
ましろちゃんがいなくなった穴は想像以上に大きかった。
それだけ彼女は知らないうちに私の中でかけがえのないもの存在だったのだ。
いつも各バンドも巻き込み引っ張ってくれる香澄ちゃんが太陽と例えるなら彼女は寄り添い見守る月みたいな存在だったのだ。
月がなければ夜は輝かない、私たちは永遠の闇に放り込まれてしまった。
「美雪くんじゃ無理だよ…」
口にするつもりはなかった。それでも、言わずにはいられなかった。
双子で瓜二つだからだろうか、不思議とその姿が、必死になる姿がましろちゃんと重なり苛立ちを募らせる。
彼女にはなれないと言うのに、
そう呟くが帰ってくる言葉を投げかける者もいない部屋で静かに、1人寂しく座り込む。
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各バンドが活動停止や実質解散状態な中、ただ1人、倉田美雪はConcertsの練習場所であるCiRCLEで練習をしていた。
大きな部屋にはいつものような6人の笑い声はない。
他の部屋から時折笑い声や話し声、演奏が聞こえてくることも無い。
CiRCLEは不気味な程に静寂が支配していた。
ただ一人、銀髪の少年の綺麗な歌声がかなしくさびしげに響く。
俺は誓ったのだ。
妹と最後の約束を叶えるために、今、俺が練習しなければ本当にConcertsは終わりだと思ったから。
誰もいない中で練習しても意味が無いと分かっていた。
そこにあるのは静寂、
そして孤独だった。
彼女への約束がなければとっくの昔に挫けていた、諦めていた。それほどに俺は脆く、弱い。
何度も挫けそうになっても最後の彼女との約束が俺の中にあったから踏ん張れた。
例え世界の全てか敵になっても批判を浴びせられたとしても。
彼女への思いがあるから今もこうして積極的になれるのかもしれない。
俺は唯一無二の半身との約束を成し遂げる。
だがその半身はもういない。
身が引きちぎれそうな思いを抱えながら一日一日を過ごす。
少年がしているのは発声練習。
ボーカルになる為に。
常人ならこの道は行かない。
いや、いけない。
俺が倉田美雪で瓜二つの双子の兄妹だからこそ出来る手段。
私がこれから歩く道はイバラの、修羅の道。
ましろになりきることは不可能だ。
でも…
それでも…
俺は・・・
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