やはり俺が人助けをするのは間違っている   作:雪だるまぱないの

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こうやって考えるとマジで世界の種子ってとんでもないものですよね。

色んなことがこれとカーディナルシステムで説明つきそう




世界の種子

 

ーートリガー起動ーー

 

「これがトリガーか、凄いな。ほんとに身体が軽くなった気分だ。」

 

「あぁ、まるでSAO時代に戻った気分だな。」

 

和人が話だし俺もそれに応える。ゲームから出てきたのにゲームしてる気分だからな。

 

《じゃあ、今から言うトリガーを起動して2人で戦ってみてくれる?》

 

ユウキが継げたトリガーを起動して適当に戦い始める。

この孤月ってやつ使いやすいな、和人はスコーピオン使って二刀流してるし。

なんかほんとにSAOに戻ってきたみたいだな。

 

「なぁ、八幡。この身体能力さ、SAOの時とほとんど同じじゃないか?」

 

「あぁ、それ俺も思った。ほとんどどころか全く同じ気すらするぞ。」

 

《あ、気がつくなんてほんとに2人は凄いんだね!》

 

中の会話は外に聞こえるらしく外からユウキが話しかける。やっぱり同じなのか。てことは昌彦さんの贈り物ってのはつまり

 

《それが茅場晶彦の実験結果だよ、ナーヴギアの内部データを吸い出してトリガーホルダーに転送させSAO時代のステータスを全てトリオン体に反映させる。全くとんでもないものを作ってくれるよね茅場晶彦は》

 

やっぱあの人とんでもないな、てか世界がこうなることも分かってたんじゃないのかとすら思うわ。

 

《多分元々はSAOで作成したキャラをコンバートして別のMMOでも使えるようにするためのシステムなんだと思うけどね。》

 

なるほど、昌彦さんの夢のおかげで今俺達はとんでもない恩恵を授かっているわけだ。

 

「なぁ、ユウキ。ちなみにこれってどこまで再現されてるんだ?スキルとかは使えんの?」

 

《スキルはさすがに無理だね。でも形を真似するだけなら身体が覚えてれば出来ると思うよ。》

 

スキルによるダメージ補正がないなら無理に形を真似する必要はないな、下手すりゃでかい隙を作るだけだし。

 

《あ、でもオプショントリガーって言ってね、武装ごとに必殺技みたいなのは使えるようにできるよ!まぁB級に上がってからなんだけどね。》

 

必殺技、と聞いて俺と和人はニヤける。こーゆーとこやっぱ男の子だよな。

 

 

 

その後もアスナと柚宇さんまじえて4人で乱戦したりしたが何故かみんな俺を狙ってきてあえなく撃沈した。いや、逆に耐えられるわけないじゃん。黒の剣士に閃光に癒しだよ?1人おかしいの居たね忘れて。

 

「さて、どーだったよ実験は?」

 

「びっくりしましたよ、まさかまたあの感覚を味わえるとは思わなかったので。」

 

えーっと確かこの人は冬島さんだっけ?が聞いてくる。

 

「あ、ちなみになんですけど。さっきの俺達を見た感じボーダーじゃどのくらいの強さなんですかね?」

 

「あー?そうだな。仮にその4人で組むとしたらA級下位から中位ってとこじゃねーかな。まぁ使うトリガーによってかなり変わってくるからどうとも言えんけどな。」

 

和人が聞くと冬島さんがパソコンカタカタ言わせながら返してくれる。

SAOをクリアした俺達ですら下位なのか、全くボーダーはどんだけ化け物だらけなんだよ。

 

「...よし、最終調整終了だ。まぁお前らなら明日の仮入隊で相当点上乗せされるだろうからすぐ部隊も組めるようになるぞ。」

 

「あのー、ついでなんで聞きたいんですけど慶さん、太刀川さんはどれ位強いんですか?」

 

あ、それ俺も気になった。出水や米屋がビビるぐらいだし相当強いんだろうけどな

 

「んー、お前ら太刀川の知り合いかー。太刀川は現ボーダー隊員1位だぞ、まぁ部隊組んでないからB級だけどな。そもそもノーマルトリガー最強の男の唯一の弟子だしなぁ」

 

ノーマルトリガー最強の男ってのは多分真史さんのことだな、にしても慶さんそんなに強いのかよ...引くわもう。

 

「あ、でもレポートを人任せにして風間さんやら本部長によくしばかれてるからあんな大人にはなっちゃダメだぞー」

 

なんだその1位。ほんとただの戦闘狂じゃねーかよ、そりゃ昔から真史さんから剣は教えて貰ってたしそれなりに強いとは思ってましたけどねぇ...

 

「まぁ基本ダメ人間だと思ってるんで大丈夫ですよ。」

 

「そーそー、この前も防衛任務の時に女の子拾って帰ってたしな」

 

「「は?」」

 

和人と同時に声を上げてそのまま視線を柚宇さんに移す。うわ、目から光が消えてる。これ慶さん今日マジで死ぬんじゃね?

 

「まーなんでも行ってた学校にゲートが現れたらしくてな、そんなこと珍しいんだがまぁ無いとも言えんしな。それで連れて帰ったらしいわ。」

 

「はぁ、で、今はどこにいるんですか?」

 

「確かお前らと同じ寮にいたと思うぞ、名前は覚えてねーけどな。」

 

後で聞いたことだがどうやら中学〜大学生のボーダー隊員のほとんどが寮に住んでいるらしい。まぁ食堂もあるし風呂は共用だしでほとんど自分でやることないから楽だろうしな。

 

「ま、その内会うだろうよ、多分明日にでもな。」

 

冬島さんが言うにはその子は明日の仮入隊に参加するらしい。

 

ま、強けりゃ目立つだろ。弱かったら?あんまり興味無いしどーでもいいや。

 

「んじゃ今日は帰りますね。また明日にでも来ますわ。」

 

「おう、明日がんばれよー。」

 

「頑張ってくださいねー!」

 

冬島さんとユウキがエールをくれる。ちなみに残りの2人はまた床でくたばっていた。

 

 

 

 

現在時刻は19:00。こんな時間に帰って寝てしまったことを八幡は後々後悔することになるのであった。

 

 





はい、茅場晶彦の贈り物はステータスそのものでした!

さすが世界の種子ですね!
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