やはり俺が人助けをするのは間違っている   作:雪だるまぱないの

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はーい、今回は日常回…になるの?これ。

わかんないけどどーぞ!


休暇、海水浴、そして

〜8月1日〜

 

「やー、海なんて久しぶりに来たな!」

 

「おい槍バカ!あの岬のとこまで遠泳競走しようぜ!負けたら昼おごりな!」

 

「お前ら…あの岬まで数10キロはあるぞ」

 

「てか、慶さんは?まだ来てないのか?」

 

今日はボーダー休暇取れた組で海に来ている。槍バカと弾バカは相変わらずだ、三輪がお父さんに見えてくる。

 

ちなみにメンバーは俺、和人、アスナ、小町、直葉、出水、米屋、三輪、藍、柚宇さん、慶さん、金木さん、歌歩、シノンの14名だ。

 

なんでも月島さんの所有するプライベートビーチだそうでまぁ周りに人がいない。

 

あ、ちなみに月島さんってのはあんていくで修行してる時に出会った自称美食家の変態だ。

 

しかし世界に名だたる月島グループの御曹司で何故か当人がめちゃくちゃ強いってんだからタチが悪い。

 

「いや、まさか千葉のビーチ全般が月島さんの所有物とはな…」

 

「まぁ月島さん比企谷くんのことかなり気に入ってたし多分最近買ったんだと思うよ?」

 

金木さんが軽く言うが正直俺はドン引きだ。軽く海買うってどんな金銭感覚だよ。

 

「お、お前ら早いなー。出水と米屋はもう海かー」

 

あ、慶さんきた。なんか大量に食い物持って。

 

「一応聞きますけど慶さん、それどこで?」

 

「ん?そこの海の家で。」

 

女子組が遅いのは分かるけどあんたはそれが理由か。まぁいいんですけど。

 

「ま、女子組の覗きとかしてたんじゃないならいいんですけどね。」

 

「流石に覗きしてたらシノンちゃんに殺されてるんじゃないかな」

 

ねぇ、俺の評価低くない?あと金木もフォローしてないよねそれ?とか言ってるけど気にしない。評価低いのは事実だし。

 

「待たせたなぁお兄ちゃんズ!」

 

と、声がしたので振り返ると小町と直葉がきた、なんというかまぁあれだな…うん。

 

「「天使だな。」」

 

おっと、流石は和人。千葉の兄として正しい発言だ。なんか金木さん若干引いてるけど。

 

「ふふん、どうですか!金木さん、慶さん!小町の水着姿は!」

 

「うん、よく似合ってるよ、小町ちゃん」

 

「ほんとほんと、あと5年ほどしたら嫁に来るか?」

 

おっと、慶さんが小町に手を出し始めたぞ。これは一発アステロイドでもぶち込むか。

 

「残念ですが慶さんに手を出すと柚宇さんが怖いので小町は遠慮します!」

 

柚宇さんの名前が出た途端慶さんの顔色が一瞬だけ悪くなった、いやほんとあんたらさっさとくっつけよ。

 

「八幡くんも和人くんも相変わらずだね…」

 

「あんたたちほんとにシスコンなのね…」

 

続いてアスナとシノンが現れる。いや、この2人が並ぶからなんだろうけど格差が…な?

 

「なによ、言いたいことがあるなら言えば?」

 

「いや、言ったら多分殺されるか(バチン!」

 

ビンタされた、八幡まだ何も言ってない。

 

「おー!アーちゃんよく似合ってんじゃ…」

 

あ、米屋投げ飛ばされた。いや、別に失礼なこと言ってなくね?和人敏感すぎない?

 

「ねぇ秀次…俺何か間違ったことした…?」

 

「諦めろ、相手が末期だ。」

 

いや、ほんと三輪の言う通りだ。末期すぎる。

 

「…なによ、男なんてどうせボンキュッボンの方が好きなんでしょ…」

 

「そんなことねーよ、よく似合ってるぜシノン!」

 

あ、出水も投げ飛ばされた。よく人が飛ぶなこのビーチは。

 

ただその後、ならいいけど…と頬を赤らめる朝田さんを俺は見た。

 

「案外あの二人いい関係なのかな?」

 

どうやら金木さんも見ていたらしく2人を微笑ましそうに見ている…クソっ勝者の余裕か。

 

「あ、金木さんもそう思います?…てか金木さんだけ被害受けてなくないですか?せこ」

 

「あー、危機感地能力が人より高いのかもね…董香ちゃんのおかげで」

 

あー、納得した。

 

「それよりシノン、柚宇達はどうした?」

 

「え?あー、それならあそこ」

 

と、シノンが指さす方向に目を向けるとダブルMt.FUJIの後に藍と歌歩の姿が見えた。

 

「何やってんだ、あれ?」

 

「さぁ、多分恥ずかしいんでしょうね」

 

いや、藍はともかく歌歩は千葉村の時割と平気そうだったろ。

 

「ほらほら、恥ずかしがってないでいくよー」

 

「わ、ちょっと待ってください!心の準備が!」

 

「わ、私もまだ…!」

 

そう言って柚宇さんが2人を引っ張って走り出す。Mt.FUJIが揺れるたび慶さんが少し笑顔になっていたので心の中で評価をさらに下げておいた。

 

「あ、あの。八幡くん、変じゃ…ないかな?」

 

「ん?今回は千葉村の時と違うやつなんだな、よく似合ってるぞ。」

 

「え!前の水着覚えてたんだ…どっちが似合ってた?」

 

「ん?前のはお姉さんって感じだったけど今回は清純そうな感じがしていいと思うぞ。」

 

歌歩は白のビキニを着ていた、こう、なんだろうな。スタイルいいからビキニとか着るとグッとくるものがあるよな。

 

「あ、あ、そっか、わ、私泳いでくるね!」

 

そう言うと歌歩が頬を真っ赤にして海に走っていった。え?俺なんか間違ったこと言ったかな?金木ママンか三輪パパンに後で聞いてみよ。

 

「あ、あの八幡先輩。私は…どうですか?」

 

続いて藍が聞いてくる。えっと、なんというか…その。

 

「なぁ、お前ほんとに中学生だよな?」

 

「は、はい?」

 

藍はなんて言うんだろうな、花柄?のビキニに上からパーカーのようなものを羽織っている…のだが、なぁ。

 

いや、中学生に見えねぇよそのー、身体付きと言いますか。育つとこ育ちすぎだろ、って思ったら後ろから刺されるような視線がした。多分シノンだろ気にしない。

 

「あー、いや。よく似合ってると思うぞ」

 

「そうですか…三上先輩の時は断定なのに私の時は違うんですね」

 

少し落ち込んだように藍が言う。あー、そういうとこ結構気にするんだな女子って。八幡また1つ偉くなった。

 

「バカ、そんなことねーよ。ほんとによく似合ってる」

 

頭にペシ、とチョップを入れその後撫でながらそう言うと藍は、そうですか、ならよかったです。と笑いながら頭をこちらに預けてきた、何この可愛い生き物、天使かよ。」

 

「えっと、八幡先輩今のは…?」

 

何故か藍が顔を真っ赤にしながら聞いてくる。

 

「え?今俺なんか言った?」

 

「あ、いえ。なんでもないんです、それよりもう少しだけ続けてもらっていいですか?なんだか気持ちいいので。」

 

「ん?おう、いいぞ。」

 

そう言って頭を撫でていると後から

 

「あー言うのが鈍感って言うんだよな、クソリア充め」

 

「やー、ほんとほんと。俺があんなことしたら殴られるって分かってないよな絶対」

 

「だろ?あれが鈍感なんだよ、断じて俺は違う。」

 

「「いや、それはねーから」」

 

とバカトリオの会話が少しだけ聞こえる。何言ってるかあんまわかんねーけど。

 

「いやー、青春してるなあいつら。」

 

「おっさん臭いですよ太刀川さん?それに太刀川さんも国近さんにやってあげればいいじゃないですか?」

 

「え!?俺!?俺はぁ…まぁ、なぁ…」

 

どうやら慶さんは金木さんにからかわれているようだ。いや、からかわれてるのか?あれ。

 

「よっし、そろそろ泳ごうぜ。せっかくの海なんだしな」

 

「あ、そうですね。行きましょう!」

 

んでその後アホみたいに海で遊んだ。

 

なんか途中で米屋が、あんだけデカいもんぶら下げてるのに手も出せないなんて悲しいよなぁ秀次?とか言ってたけど三輪フル無視だった。

 

米屋よ、お前の頭にはそれしかないのか。出水みてみろ、あいつが相手してるのこんなかで1番胸ないぞ…って思ってたら石が飛んできた、しかも目にめがけて。スナイパー怖い。

 

その後もビーチバレーしてる時にFUJIが揺れるのをバカトリオ+1が眺めててアスナとシノンにぶん殴られたり、米屋が和人とアスナをからかって和人に沈められたり、出水と米屋がほんとに岬まで泳ぎ始めて小一時間帰ってこなかったり、歌歩と藍がバチバチしたり仲良くなったりと色々あった。

 

まぁ大半馬鹿なことしかしてないが息を抜ける時間も少なかったし俺としてはかなり有意義な時間を過ごせた、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの音が鳴るまでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き慣れたサイレンが突如鳴り響く。

 

「ねぇ、またなの?なーんで俺がゆっくり出来る時ってこうやって邪魔されるかね?」

 

「ぼやくな比企谷、構えろ」

 

ゲート出現予定座標はちょうど海水浴場の中、幸いにも人はボーダー関係者しかいないし被害を考える必要もないだろう。

 

…にしても鬼怒田さんが作ったゲート誘導装置とやらで出てくる場所を制限されているとはいえこんなボーダーの精鋭が集まってるようなとこに普通だすか?

 

なーんか嫌な予感がする。

 

「座標特定、南に60m先!」

 

「おっ、くるぞ。数多かったらどっちが多く倒せるか勝負な!槍バカ!」

 

「ほほう、今や槍バカは俺一人じゃないぞ?アーちゃんも充分槍バカだ!」

 

「私も巻き込まれるんだ…」

 

ゲートの位置が特定され歌歩から正確な位置を告げられる。

 

バカ2人は相変わらず対戦することにしか脳がないようだ、更にアスナまで巻き込んでるし。もう和人が鬼の形相だよ…。

 

バキリ

 

と音がしてゲートが開く、はずなんだが。

 

そのゲートは無音のまま何も無い空間から現れた。

 

「よー、あんたらがボーダー隊員ってやつか。ま、ここはひとつよろしくやろうぜ玄界の猿ども。」

 

現れたのは1人の男だった。

 

 




長くなりましたが初…?初人近界民登場です!

まぁ猿とか言ってますけど泥男さんとは無関係です、完全オリキャラです。

あれだ、泥男をリスペクトしてるとかって設定にしといてくれ。
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