転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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砲火後ティータイム

 

 

姉さんがセシリアをバッキバキに折ってしまったのだが、授業が終わっている訳では無かったので千冬さんの一声で仕切り直し、1週間後に一夏・アキヒロ・セシリアの3名でクラス代表決定戦を行う事になった

 

ただセシリアの精神が不安定過ぎるので、荒療治で放課後に私がセシリアと模擬戦をする事に、気付いたらなっていた

 

 

今後はブルーティアーズに触れる機会も有るだろうから良い経験になるかも知れない

 

まぁ本来はアキヒロの専用機と白式の専属なんだけどな

 

そんな訳で色々と飛ばして放課後だ

 

昼休みに先輩が一夏をナンパしようとしたのを止めたり、アキヒロがナンパされそうになったのを救ったりしたが、兎に角 放課後だ

 

 

と言う訳で私はアリーナのピットでISスーツを身に纏い軽く準備運動をしている

 

流石に何の準備も無く試合をして無用の怪我をしたくはないから少し時間を掛けてストレッチもしておく

 

「“そろそろ時間だ篠ノ之、精神が不安定とはいえオルコットは代表候補生だ、油断するなよ?”」

 

「勿論分かっています織斑先生、私が勝つ必要は有りませんが、一夏に良い所見せたいので勝ちに行きます」

 

待機状態の紅椿に千冬さんから通信が入り、私は答えて一夏から貰ったリボンで髪を結い紅椿を展開しカタパルトに接続する

 

「“勝って来い箒、その方が一夏も喜ぶしな”」

 

「委細承知、勝ってきます千冬さん・・・篠ノ之 箒、紅椿 出撃()する!!」

 

軽く前方へ体重を掛けるとカタパルトで加速され私はアリーナの中へ吐き出され、直ぐに体勢を整え速度を調節しながらアリーナの外壁を沿って飛び、紅椿の調子を確認する

 

そして指定された待機位置で滞空し、セシリアを待つ

 

待つといっても数分もしない内にセシリアはピットから出て来て私と同じく待機位置に滞空する

 

「オルコット、顔色が悪いぞ?大丈夫か?別に私はキツイなら辞めても構わないんだぞ?」

 

若干顔が青く目の焦点も少し合っていない様子のセシリアを見て流石に可哀想になり言う

 

「・・・大丈夫ですわ、わたくし はイギリス代表候補生。代表候補生でも無い貴女に試合とはいえ棄権し不戦敗したと本国に知られれば わたくし の立場が無くなりますわ。それに貴女は代表候補生でもない一般生徒、常識で考えて万全の状態では無いとはいえ わたくし が負ける可能性は低いですわ」

 

私の言葉に答えつつ自分の中でスイッチを切り替えていったようで、最後には顔色が良くなり、目付きもマトモになっていた

 

「そうか、やるからには全力でやらせて貰う。負けて言い訳するなよ?」

 

「あら?それは貴女ではなくて?」

 

お互いに軽口を叩き、武装を展開する

 

 

あとは試合開始を待つだけだ

 

 






ちょっと無理矢理な展開ですが、セシリアと箒の試合を捻じ込みました


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