転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
試合開始を互いにただ真っ直ぐ顔を見据え待つ
セシリアの手には勝手知ったるセシリア愛用のレーザーライフル スターライトmk3を持ち、やはり代表候補生故か、余裕な表情をしている
そして私の右手には剣銃型荷電粒子砲ガンドレイクを握り締めている
ガンドレイクは知っている者は少なくないだろう、そう蒼穹のファフナーのアレだ
蒼穹のファフナーの看板武器、ルガーランスを取り回しし易くしたバージョンみたいな武器と言う認識を私はしている
本家では核融合プラズマを撃ち出していた様だが、流石にダメなのでビームライフル化してあるので安心して欲しい
顔を突き合わせ数十秒、試合開始のブザーが鳴り、私はガンドレイクでセシリアへ斬りかかる事はせずに、背部展開装甲を開き一気に加速し、スターライトmk3の射線から逃れる
その直後、私が居た場所を光速のレーザーが通過し、外壁に軽く跡を残した
「あら?これは予想外でしたわ」
「そうか?安心しろ、あと数回の内に私はソレに当たる」
軽口を叩きながら、私は両肩の
「さてオルコット、お前は私に勝てる可能性が低くなったぞ?どうする?」
とりあえず私は壁際まで後退し、地面に足をつけてセシリアに言う
「なるほど、光学兵器を応用した光学防壁ですか?初めて見ますわ」
そう言いセシリアは私へレーザーを容赦なく撃ってくるが、
「わたくし のスターライトmk3のレーザーを容易く阻みますか・・・ですが、それだけ燃費が悪い筈、しかも前面だけでは無く背中を壁に着け、隙間なく全面を覆っていてる。わたくし が手を下すまでも無く自滅を待てば良いのですわ」
「本当に、そう思うか?ここは技術大国日本で、私はアノ篠ノ之束の妹で、この紅椿は姉さんが1から私の為だけに造った専用機なんだぞ?本当に、自滅すると思うか?」
私は宙に浮くセシリアを見上げ口角を上げて言うとセシリアは見るからに動揺する
そう、常識的なISならセシリアの言う通りになるだろう
だが、紅椿は違う
まず、ワンオフ・アビリティの絢爛舞踏が発現している事、絢爛舞踏はエネルギーを無限増殖させる事が出来るアビリティだ
故に紅椿はエネルギーを無尽蔵に産み出し続ける事が出来るし、応用で触れた者のエネルギーを増やしたり、分け与えたり出来る
次に紅椿は近接型万能機では無く、高機動防御型万能機に改造してある、これは一夏との共闘を前提にしているからだ
だから武装も二刀流の刀ではなく、近中距離武装のガンドレイクを採用している
まぁ刀も格納はされているが
「オルコット、私が代表候補生で無いからと言って、IS自体が素人同然と決め付けるのは愚策だ、私は稀代の天才 篠ノ之束の妹だから、姉から様々な事を教えられている。知識だけならば、姉には及ばずとも其れなりと自負しているし、そもそも私は整備士や開発者志望なんだ」
「だったら何ですの?!」
セシリアは私の言葉に動揺し苛立ったのか容赦無くレーザーを撃ってくるが、イージスのビームシールドに阻まれる
「実力で劣る私が、お前の様な格上と戦い勝つ方法は、防御を固めて芋るしかないだろう?」
肩を竦めてセシリアに言い、隙を見てビームシールドを部分解除しガンドレイクでセシリアへ射撃を行うが、容易く避けられてしまった
さて、あんまりやると千冬さんに怒られそうだな・・・ある程度消耗させたら真面目に戦おう
一夏にカッコイイ所も見せたいしな
どうでしょう?←
使わせる武器をレールガンとドラゴントゥースとGNスナイパーライフルIIとガンドレイクで迷ったのですが、取り回しを考えてガンドレイクになりました