転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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砲火後ティータイム 3

 

 

試合開始から27分、私がセシリアの砲火をイージスに篭った時間

 

流石にセシリアもイライラした表情をしている

 

何せ、レーザーだろうがミサイルだろうがナイフだろうがイージスを突破出来ていないし、部分解除してガンドレイクで反撃する時は、セシリアが狙撃出来ないタイミングで部分解除しているのだから

 

まぁお互いにダメージは無いんだが

 

 

「本当に何なんですの!?硬すぎではありません?!」

 

「そろそろ頃合いか?」

 

まさに怒髪天といった様子で言うので、私は呟き間合いを測る

 

「これ程の光学防壁を維持するのには膨大なエネルギーが必要の筈ですわ、なのに何故未だに維持出来ていますの?!エネルギー効率が異常に高いか、エネルギーパックをバススロットに保持しているか・・・考えたくもありませんが、永久機関を搭載しているかのいずれかですわね?これでは わたくし が不利と言うのは明白になりましたわね」

 

怒りのエネルギーを吐き出し切ったのか、最後には優雅なお嬢様なセシリアに戻り冷静に分析を語る

 

彼女の分析は、決して悪くない

 

なぜなら、永久機関に近い物を私は使っているからだ

 

「だったらどうする?降参するのか?」

 

まぁするわけないだろうと思いつつセシリアへ尋ねる

 

「不利とは言え、代表候補生が一般生徒に負ける事など許されません。まだまだやりますわ」

 

「その意気だ、それにそろそろ頃合いだしな」

 

私はイージスの前面2つ以外の4つを解除し、待機状態にしガンドレイクを何を言っているんだ?コイツ、みたいな表情のセシリアに向けて言う

 

「出てきてくださるのですね?宜しいのですか?」

 

「なに、お前の観察を約30分もしたんだ、何となくは動き方が分かったしな?」

 

待機状態にした肩部アンロックユニットと腰部アンロックユニットをマルチスラスターモードにしてセシリアを挑発する

 

「・・・貴女、本当に頭に来ますわね!!」

 

「そうか?初めて言われた」

 

セシリアが放つレーザーをイージスで防ぎ、そのままスラスター全開でセシリアへ突撃しつセシリアを()ねる

 

「え?!はやっっくぅっっ」

 

セシリアは対処出来ずに私に撥ねられ、衝撃でロクな言葉を喋れずに錐揉み回転して地面に墜落する

 

「初めて腰部と肩部のを全開で使ったが速いな、気づいたらオルコットを轢いていた・・・大丈夫か?オルコット」

 

距離が然程離れていなかったのが原因なんだろうと推測しつつ、我が姉が作り出した決戦兵器級の愛機に少し考えさせられる

 

何せ紅椿は、全身が展開装甲で構成されているので、状況に応じて適応出来る

 

例えば、インフィニットジャスティスの様な事、MSの方のイージスの様にビームブレードを展開したり、スラスターにしたり出来てしまう

 

全展開装甲を推進力に回したらどうなるか、恐ろしくて試したくもない

 

 






本当、不定期で申し訳ないです


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