転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
更識簪 及び 布仏虚と遭遇して、私の想像以上に原作から乖離している可能性を考えたが、考えても仕方ないので流れに身を任せようと決め、とりあえずリーダー的な虚さんと話をし、個人的な興味を持った私はあの天災の姉の妹と言うアドバンテージを使い、卒業制作や整備科への援助をする代わりにガオガイガー・プロジェクトと銘打ったプロジェクトを立ち上げて、ガオガイガーの完成と後続機の開発を行う事にした
無論、希望者は
浮かれて変な事を仕出かしたりしない限りは、だが
ちなみにアクアビットの由来は荒廃した世界で傭兵に代理戦争をさせたりするゲームではなく、姉さんと千冬さんが一番最初に呑んだらしい酒の名前の方との事
さらにアクアビット自体の敷地や経営規模は大したことないが、姉さんのコアは
たまにしか出社しない私でさえ一財産を既に築いているぐらいだ
そんな訳で、ギャレオンとガオーマシンが目の前で合体する日が待ち遠しい
ガオガイガーは、ロマンなのだ
さて、そんな訳でアクアビットから幾らか資材を提供したりして週末を挟み、技術面でロクな準備が出来ないまま試合の日がやって来てしまった
「来てしまったな」
「来ちゃったねぇ」
「来ちまったな」
異口同音な感じで私達は呟く
結局、一度もアリーナを借りる事は出来ずにアキヒロには毎日 剣道と私が組んだシミュレーターをさせる事しか出来なかった
シミュレーターは言わばイメトレだ、それにデータ上の最適解を
だが本来の相手は人間である以上、常に最適解で戦ってはいない、敢えて最適ではない行動やするべきではない行動をしてくる事もある
やはり一番経験を積めるのは実際にISを纏い訓練する事だと私は思う
あとはISの意識たる彼女達との対話だろう、うん
「確か、先にアキヒロとオルコットだったな?」
「・・・あぁ」
やはり少し緊張しているのか、いつも以上に表情が硬いアキヒロの返事を聞き
「最終調整だ、グシオンを展開してくれ」
「了解」
私の指示でアキヒロはグシオンを展開し、私は作業用眼鏡を掛けて工具箱を開く
「具合はどうだ?」
「・・・左足首辺りが少し遊びが有る様に感じるな」
「了解した」
アキヒロの感覚を聞きつつ最終的な微調整をする、この辺りは時間が有ればグシオンが経験して調整してくれるのだが、時間が無い以上は人間の手で調整するしかない
まぁ私は楽しいし遣り甲斐もあるから良いが
なかなかネタが思い付かなかったのでクラス代表決定戦まで飛ばしました
本当は、前話辺りでアキヒロじゃ無い方の彼を出す予定だったんですがね?←
出ませんねw