転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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戦後処理

 

 

 

 

クラス代表決定戦は結局、一夏がアキヒロにも勝利を収めて2戦2勝となり一夏の1年1組クラス代表就任が決定した

 

とりあえず改心(?)していたセシリアは、正式に皆の前で謝罪をし、若さ故の過ち的なヤツな感じで許されクラスでハブられたりせず、代表候補生と言う事で色々と頼られる様になった

 

 

ついでに私は一夏経由で整備科志望の のほほんさん と仲良くなり、数少ない友達が増えて嬉しいのだが、一夏が私を生暖かい目で見てくるのは少し恥ずかしいと言うか、照れると言うか、ちょっと私が望む方向の視線ではないので辞めて欲しいと感じる

 

そんなこんなで一夏はクラス代表に就任が決定し、夕食後の自由時間に一夏のクラス代表就任祝いが催される事になり、準備などに誘われたが、残念な事に私には仕事が残っていて参加を断る事になってしまった

 

代わりにアキヒロが力仕事を担う為にクラスメイトへ差し出し、一夏は主賓と言う事と千冬さんと山田先生に呼び出されているので一夏も参加を断念していた

 

そんな訳で私は整備室を1つ借りて応急処置しかしていなかったグシオンと白式の整備をしている

 

「グシオンの自己修復でも限界があるだろうし、外部装甲は全交換の方が良さそうだな」

 

整備クレーンを操作し、ガントリーに牽引されているグシオンの装甲へ固定して順番に外して行きアウターフレームを剥き出しにする

 

「本当なら1週間掛けてオーバーホールしたい所だが・・・」

 

眼鏡(ステータスゴーグル)越しに見えるグシオンが早くアキヒロの元へ帰りたいとアピールしている

 

「心配なのは分かるが、万全で無ければ守れる者も守れな・・・あぁ、分かった。分かったから泣くな、泣かないでくれ」

 

流石に見た目が年端もいかない美少女を泣かせてしまうのは、私も良心が痛む為、グシオン(IS)の持つ自己修復機能に任せて大丈夫と判断出来るレベルまで作業をし、工期を短縮する方向へシフトする事にした

 

「全く・・・まぁお前達のワガママを聞き、叶えるのは私の仕事の内でも有るし、悪い気分では無いから良いか」

 

そう言いチラリとグシオンを見ると、嬉しそうに笑みを浮かべている

 

 

「お前達を見ていると、私も妹が欲しいと思ってしまう。弟は生意気だから要らんが、妹なら多少生意気でも可愛いだろうな、うん」

 

 

なにが?と言う表情で首を傾げているグシオンの肩に、何か察した様子で手を置き、白式が生暖かい目で私を見てくる

 

「お前は、何でそんな生暖かい目で私を見てくるんだ?凄く複雑な気持ちになってくるんだが・・・」

 

とはいえグシオンをほったらかして逃げる事は出来ないので、白式の生暖かい眼差しに耐えつつ、紅椿のヤレヤレといったポーズもスルーして作業を続ける

 

とりあえず妹が居たらシスコンになる自信がある、何たってアノ姉さんと同じ血が流れているのだから、間違いない!!

 

 





お待たせしました、プロフと設定でツナギをしてしまい、すみません


とりあえず、職場で配置転換や仕事が繁忙期に入りバタバタしてしまっているので、ペースがかなり不定期になりそうです

最悪、ダウンして書けなくなる可能性もゼロでは無いのですが、頑張りますので、気長に待っていただけると幸いです



一部編集をしました


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