転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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説得?

 

 

HRの一件で若干浮いてしまいボッチになっているラウラへ歩み寄り

 

「早く着替えないと遅れてしまうぞ?ボーデヴィッヒ」

 

「いらん心配だ、人の心配より自分の心配をした方が良いんじゃないか?篠ノ之箒」

 

身長の関係で見下す様な物言いで見上げて私の名を言うラウラに驚く

 

「何故 私の名前を知っている?」

 

「簡単な話だ、貴様はアノ篠ノ之博士の実妹なのだろう?少し調べれば分かる」

 

さも当たり前といった様子でラウラは言う

 

だが、実際はラウラが言うほど容易くはないだろう

 

何故なら私達は要人保護プログラムによって個人情報が隠蔽されているからだ

 

まぁドイツ軍でナンヤカンヤして情報を得たのかも知れないし、絶対漏れないと言う訳でもないが

 

「まぁそうかもしれんな、とりあえず私は篠ノ之箒だ。時間も惜しい所だ、着替えて移動してしまおう」

 

「それには同意しよう」

 

一先ずササっと制服からISスーツへ着替えて第2グランドへ移動を開始し

 

「時にボーデヴィッヒ、放課後に私と模擬戦をしてくれないか?」

 

「はぁ?何故、私が貴様と模擬戦なんてしなければ・・・いや、良いだろう。この学園のレベルを推し量るには丁度良いかも知れん、本当に教官が()られる場所に相応しいか、をな」

 

私の思惑を知ってか知らずかラウラは嫌な表情を一瞬した後に、ニヤリと笑みを浮かべて言う

 

第2グランドに到着し、授業が始まり山田先生が操作を誤り錐揉みして落ちて来て退避中のアキヒロの背中に綺麗な頭突きを入れたり、嫌々セシリアと鈴が山田先生と模擬戦をしたら見事に撃墜されたりしたが特に事件も起こらずに無事放課後になった

 

 

一夏とアキヒロには部活(けんどう)へ行って貰い、念の為にシャルロットにはピットに潜伏して貰って、私はアリーナの中央で紅椿を纏いラウラを待つ

 

「待たせたな」

 

待つ事数分、ラウラがシュヴァルツェア・レーゲンを纏い現れる

 

「いや、大して待っていない。始めるか」

 

ガンドレイクを展開し切っ先をラウラに向け言うと

 

「そうだな、一先ず貴様を倒せば織斑一夏を・・・教官の素晴らしい経歴に泥を塗った忌まわしい奴を誘き出す材料になるだろうしな!!」

 

狂気に染まった笑みを浮かべてレールカノンを起動し即射してきたので側転の要領でギリギリ躱しガンドレイクで牽制射を行いつつイージスを起動し後ろへ下がる

 

「貴様、笑える程に射撃が下手だな?避けた方が当たりそうだ」

 

ラウラは、私を嘲笑いながら最小限の動きで私の射撃を避けドカンドカンとレールカノンを連射してくる

 

それをイージスで防御しながら策を考える

 

別に私は模擬戦をする為にラウラを呼び出した訳じゃない、ラウラの纏うシュヴァルツェア・レーゲンに積まれているであろうヴァルキリートレースシステムを今の内に排除する為だ

 

原作の箒なら出来ないが、今の(わたし)なら成功する確率は高い筈だ、多分

 

「どうした、もう降参するか?認めんがな?貴様をボロ雑巾の様にして奴へ送り付けてやる」

 

「悪いが私の紅椿は防御型でな?気長に付き合ってくれ」

 

明らかに原作より闇落ち度と言うか病み具合?がヤバいラウラの容赦無い砲撃を何とか防ぎつつガンドレイクで反撃を撃ちまくるが、一向に当たる気配が無い

 

一先ず、絢爛舞踏頼りに持久戦に持ち込んでおこう、そうしよう

 

 





一気に書き切る予定だったのですが、力尽きてしまいました、すみません


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