転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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露天風呂

 

 

メインスラスターが逝かれてしまい海へ墜落してしまった私は危うく水没する所だったが救助作業を行なっていたグシオンリベイクに救助され旅館へと輸送される

 

幸いレギンレイズ・ジュリアは全身装甲なので顔は見られていないが、それも時間の問題だ

 

浜に着けば救助されている以上、簡易的にもメディカルチェックがあるだろう、そうなればレギンレイズ・ジュリアを脱がないといけなくなる

 

と、そこまで考え 考え方を改める

 

彼女達に会わない様にするのは、彼女達に申し訳ないからだ、ならば会わざるを得ないのなら、彼女達に断罪して貰えばいい

 

元より死んだ様な物だ、束さんには悪いが此処で死ぬのも悪くない

 

そんな訳で私は浜に輸送され、砂浜に降ろされる

 

 

「ありがとう、危うく水没する所だった」

 

「あぁ、次からは気を付けろよ」

 

そう言いグシオンは作業に戻る為に飛んで行く、その背中を見送りながら、少し残念な気持ちを抱え振り返ると

 

「お疲れ様マドっち、まだまだジュリアも万全では無かったみたいだね」

 

珍しく困った様な表情の束さんが立っていたので、レギンレイズ・ジュリアを解除し、彼女の前に立ち

 

「私の扱いが荒いばかりに、すみません束さん」

 

そう言い軽く頭を下げると、束さんは私の頭を優しく撫でて

 

「構わないよマドカ、ジュリアは試作機、君について行ける様に改良するだけさ」

 

そう優しく言ってくれる

 

束さんは、私が思っていたより慈悲に満ちキチンとした大人だ、こんな碌でもない私を救った上に優しくしてくれる、まぁ片付けが苦手な人だが

 

そんな訳でIS学園指定のISスーツでは無い私は微妙に目立ち、束さんの後に続き作業している生徒の中を進んで行く

 

数分もせずに束さんが立ち止まったので、目的地に着いた様だ

 

「ちーちゃん、連れてきたよー」

 

「あぁご苦労、ソイツが援軍か・・・おい、束?お前は何処でソイツを拾って来た?まさか、お前・・・」

 

束さんに呼ばれて振り返り私を見た瞬間に織斑千冬は束さんを睨みつけ審議を問う

 

「やだなぁ〜マドっちは、ちゃんとした娘だよ?流石の束さんでもクローンとか作らないよ、箒ちゃんに怒られるし、私は自称正義の科学者なのだから」

 

そう言い束さんは、無駄に洗練された無駄のない無駄なキメポーズを取る

 

「そうか、すまなかったな、えーっと」

 

織斑千冬は束さんを無視し私の方を向き謝って来て、言葉に詰まったので

 

「マドカです、折村マドカ」

 

「そうか、マドカ 今回の加勢、助かった。お礼でもしたい所だが、生憎今は事後処理で手が離せない、また夜にでも話をしよう」

 

私が名乗ると、織斑千冬は何かを察知したのか はたまた察したのか、一度頷きそう言い、束さんの方へ向き

 

「構わないよな?束」

 

「構わないよ、ちーちゃん」

 

親友だからか随分と短い言葉で意思の疎通が出来る様で、束さんは私を連れて旅館へ移動を開始する

 

やはり私の格好は目立つ様で生徒達からの視線を感じる

 

確かに私の着るISスーツはアクアビットのオーダーメイド、IS学園指定のISスーツとは柄は違うが、そんなに奇抜なデザインはしていない

 

 

なら、何故こんなにも視線を感じるのか・・・

 

「やっぱり、ちーちゃん と いっちゃんに似てるって言うか、明らかに姉妹ってぐらいだもんねぇマドっち」

 

「え?あ、あぁ」

 

今の私は原作のマドカと同じ顔をしている、つまり織斑千冬とソックリだし、此方の一夏にもソックリな訳だ

 

それは見られて当然だな

 

それから旅館の駐車場でクロエと合流し本来の仕事に取り掛かる

 

 

それからナンヤカンヤして作業が終わったのは夕暮れ時だった

 

「じゃぁお風呂行こうか、クーちゃん マドっち」

 

「はい、お伴します束様」

 

「あ、引っ張らないで下さい束さん」

 

グイグイ引っ張られ大浴場へと連行され、途中で浴衣やら色々を束さんが仲居さんから貰っていた

 

そして青い暖簾の掛かった方へ入る

 

「アレ?まだ作業終わってないのかな?まぁいいや」

 

脱衣所はガラガラで使用中のカゴは1つだけだった

 

束さんはルパンも真っ青な早脱ぎを披露し、お嬢様な服のクロエの服を脱がす手伝いを始める

 

私は私でISスーツだけだし焦る必要も無いので、ゆっくりと脱ぎタオルで前を隠し、脱衣所から浴場へ出る

 

柵の一部がブルーシートで覆われていたが無視して、海側を向き湯船に浸かるガチムチが目に入るが、とりあえず身体を洗う事にした

 

隣の女湯が大分騒がしいし、ガチムチも気付いていない様だ・・・まさか、死んで無いよな?

 

急に不安になったので急いで身体を流し、浴場に出て来た束さんとクロエを横目にガチムチに近付き声をかける

 

「おい、生きてるか?」

 

「ん?あぁ生きてるが・・・って、コッチは今の時間男湯だぞ?なんで・・・ん?」

 

ガチムチの生存確認を終え、少しホッとしたので露天風呂に入り彼の隣に座る

 

「気にするな、私は見られても恥ずかしく無いし、こんな薄い身体では誰も喜ばんだろう?」

 

何故か首を傾げている彼に言うと

 

「アンタ、一夏や織斑先生の姉妹か?いや、どっかで会った事あるか?」

 

出来るだけ此方を見ない様にしながら彼は私に尋ねる

 

「・・・腹違いのキョウダイだ、さっき助けて貰った。ありがとう」

 

そう、私と織斑姉妹は、腹違いのキョウダイだ

 

まぁ今更どうだって良いことではあるが

 

「腹違い?父が同じって事か、そうか・・・」

 

そう言い彼は気まずそうに空を見上げる

 

その表情に何故か胸がトキメク?様な感覚に襲われ、私も彼を見習い空を見上げる

 

私は、もうダメかもしれない

 

 






前回、あと2話って言いましたが、まだ続きます

正しくは、書きたいネタが2つ有るって事なんですよ

次ぐらいでマドカ視点を書き終えたい

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