転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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とりあえず版のマドカのプロフです


名前*織斑(おりむら)マドカ



CV*茅野愛衣



年齢*学園入学時に15歳



性別*女



身長*150㎝



容姿*原作のマドカと同じ



備考*元

世界初の男性IS適合者であり、転生者、のちに転性者



調子に乗って色々とやらかした結果再起不能になり、束さんに救われる、その代償として男から女へ転性するが、過去の自分を全て捨て償うと決め、現在は織斑姓を名乗っている



旧姓は折村で、千冬さんと一夏とは異母兄弟になる



一夏いわく妹



若干ネガティヴ思考

気味

現在は無自覚にアキヒロに恋をし片思い中


天災の仕業か、驕りや他諸々が無くなった為か、能力値が格段に上がっており、原作マドカと同等か それ以上のチカラを持っている




7月8日 あさ

 

 

 

私が千冬姉さんと一夏に許され、織斑家へ迎え入れられた翌日の朝、私は地平線から顔を出す陽を旅館から少し離れた崖に立ち眺める

 

 

「・・・そうか、お前がジュリアに」

 

そう彼女は言い、私の横に立つ

 

「・・・言葉では信じられないかも知れないが、もうお前達に危害を加えたりしない」

 

「ジュリアが お前を選んだのなら、大丈夫なのだろう。それに一夏が許し、お前は一夏の妹になった・・・つまり、私の妹も同然だ。信じるさ、家族とは信じ合えるモノだ」

 

私の不安を打ち砕く様に箒は言い、ニコリと笑む

 

その表情を見て、私は思う

 

絶対に彼女達を裏切ってはいけない、裏切りたくない、失望させたくない、と

 

彼女達に貰った恩を仇で絶対に返してはいけない、私は改めて地平線を睨み誓う、この命尽きる その時まで償い続けると

 

「そろそろ私は戻る、朝食前に軽く素振りをしなければな」

 

 

「あぁ、また」

 

箒を見送り、砂浜の方へ目を向けるとランニングしている遠目からでもガチムチと分かるアキヒロが目に映り、目が離せなくなる

 

「アキヒロ・フランクランド・・・そういえば お礼をしていなかったな」

 

命の恩人に何の礼もしないのは私の主義に反する

 

とはいえ、碌に準備をしないで来たので手持ちはISスーツと私服が一式、下着の上下がヒト組、電子マネー機能付き社員証、後は自身の身体だけだ

 

財布はアクアビットの自室に置いてきてしまったし、社員証はアクアビット内限定だから、今は使えない

 

ならば、この身体を彼に差し出すしかないが、こんな薄い身体では彼も満足出来ないだろう・・・と考え、一旦思考を断つ

 

「そもそも初対面の翌日なのに何を馬鹿な、私は そんな尻軽じゃ無いはず・・・そのはずなんだが・・・なんで彼なら良いと思っているんだ、私は」

 

 

今までに無い感情と思考で何故そうなのかが全く分からず混乱してしまい、余計どうしたら良いかが分からなくなってしまう

 

「・・・一夏に相談するか?いや流石に昨日の今日で図々(ずうずう)しいか?束さん・・・は無いな、クロエも論外・・・箒、うん箒辺りが妥当だな、もしくは鈴」

 

一先ずアキヒロへの お礼の事を箒 又は鈴辺りに相談してみよう

 

そうすれば私の不可解な思考と感情の正体も分かるかも知れない

 

そう決め、一旦旅館へと戻る事にした

 

 

旅館に戻りジュリアの修復状況を確認した後に中庭で竹刀を振る箒と一夏の様子を眺め、軽く手解きをして持った後、彼女達に混ざって朝食を食べる

 

やはり私は目立つ様で一夏と並んで食事をしていたら質問され続けた

 

 

あまりにグイグイ来るので少し困惑していると、一夏がいい具合の返答をし、私が妹である事を説明していた

 

私の設定は諸事情で離れて暮らしていたが、仕事で旅館に来ている一夏の妹

 

 

あとで束さんと相談して色々と考える必要がありそうだ

 

 






今回は短くてすみません



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