転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
一通りガンプラを見て、やたらデカい黒い箱が有ったが無視し箒の指示の元、装置のセッティングを手伝い、準備が整う
「よし、ちゃんと動くか試してみるか。一夏、マドカ、アキヒロ、専用のデバイスを装着してからガンプラを台座にセットしてみてくれ」
「はーい」
「わかった」
「・・・了解」
ニューロリンカーの様なデバイスを装着しガンプラの山から それぞれガンプラを選び台座に乗せると、なんかの装置が作動し、ガンプラがスキャンされて目の前に操縦桿や各種パネルが現れる
試しに操縦桿に触れると何故か感触が有り不思議な感覚を覚えるが、ISの技術を応用しているのだろうと、勝手に納得しておく
とりあえず一夏とアキヒロも驚いている様だ
「どうやら第1段階は問題なさそうだな、では次だな」
タブレット端末を見ながら箒は言い
「バトルを始めてみるとしよう」
タブレット端末を操作して言う
次の瞬間、目の前に数字が表示されカウントダウンが始まり、0になったと同時に私が選んだグレイズ・リッターがカタパルトによりフィールドに出撃する
見える光景はコクピットからの視点の様で、正面の他にも左右にグレイズ・リッターから見た景色が見えている
「不思議な感覚だ・・・モビルスーツのパイロット達は、こんな景色を見ているのかな」
呟きつつ操縦桿を動かしてみると、グレイズ・リッターはしっかりと動いてくれるが、やはりISとは具合が違い、少しコツがある様だ
「動作も問題なさそうだな、いきなりバトルを始めろと言っても無理だろう、暫く練習する時間にしよう。バトルは私も参加するつもりだ」
そう言い箒はガンプラを選び始める
とりあえず、アキヒロもバトルに参加する以上は無様な姿は見せられない、それに一夏と箒はタッグを組む可能性も高い
射撃が苦手な私はマクギリス仕様のグレイズ・リッターを選んでいる、つまり武装は2本のナイトブレードのみ
とはいえ、原作通りに設定が再現されているのならビーム兵器に耐性はあるから後は近付いて攻撃するだけだ
ただストライクなどのSEED系ガンダムはキツいかもしれない
そんなこんな10分程 練習をし箒が参戦して来てガンプラバトルが始まる
「一先ず動くか」
スラスターを使い移動を始め、辺りを警戒する
「フィールドは廃墟、死角が多数あるから気をつけないとな」
とはいえ、それは皆同じ条件だ
ビルを遮蔽物に使えるし、上手く使えば奇襲も出来る
箒辺りはトラップを用意している可能性も有る
そんな事を考えながら移動していると、戦闘が始まった様で爆発音と土煙が上がったのが見える
「・・・さて、どうするかな」
一夏と箒が戦っていたら良いが、アキヒロが戦っていたら助けたい、そう考えて一先ずは向かって確かめる事にした
可能ならアキヒロと共闘に持ち込みたいが・・・
合間を見つけて短くても更新して行く事を優先していく方針にしたいです、はい
なので、短くても許して下さい