転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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悩みは筋肉で解決?

 

 

折村家で話をつけた後、私達は真っ直ぐアクアビットに戻りマドカを彼女の寝室に寝かせ、初めて入る末妹の部屋をザッと見渡してみる

 

必要最低限の家具や雑貨などしか無く、あまり生活感が感じる事が出来なかった

 

まぁ束の元で働き始めて2ヶ月程度ならば、こんな物かもしれない と勝手に自己解釈し、部屋を出る

 

 

「・・・マドカを頼む」

 

「うん、私に任せて?」

 

壁に背を預けて私を待っていたのだろう束に言うと、いつもの軽い調子で束は頷く

 

それを横目に見ながら彼女に背を向けて歩み始めると

 

「もう行くの?」

 

「あぁ、IS学園の教師は多忙でな・・・末妹を慰める暇も無い程に、な」

 

束が尋ねて来たので振り返らずに言い、その場を後にしIS学園に戻る前に自分が出来る最大限の事をしておく事にした

 

 

全く今年は問題が起こってばかりだな、真耶には無理を聞いてもらっているし彼女が過労死する前に戻らないと

 

そんな事を考えつつ、目的の人物が居るであろう場所へ私は歩を進めた

 

 

 

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夏休みが始まって約2週間、実家に帰ろうとも思ったが臨海学校の一件で政治的なアレで俺単独で実家に帰る事は難しくなったらしい

 

帰れないならばとグシオンのフルメンテを兼ねてアクアビットへ滞在したらどうか?と箒と一夏に誘われ、アクアビットで生活をしている

 

 

そして今日もアクアビットのトレーニングルームでダンベルを使って筋トレをしていると、2週間ぶりに顔を合わせる織斑先生が入ってきて

 

「此処に居たかアキヒロ、お前に頼みが有ってきたんだが・・・此処では邪魔になる、場所を変えよう」

 

「・・・あぁ」

 

彼女の言葉に頷いて、ダンベルを元の場所に戻しトレーニングルームを出ると先に出た織斑先生は壁に背を預けて腕を組み口を開く

 

「・・・アキヒロ、マドカと私達が異母姉妹と言うのは知っているか?」

 

俺は その問いに無言で頷く

 

 

「そうか、今日 マドカの両親と話をしてきてな?あまり詳しく言えないが、マドカが落ち込んでいる。明日、元気付けてやってくれないか?」

 

やはり、この人は不器用だが根の部分は優しい人なのだろう

 

そう感じ、俺は再び無言で頷く

 

「すまんな・・・マドカを頼んだぞ」

 

「・・・了解」

 

それから 時間を取らせたな と言って織斑先生は去って行った

 

 

彼女の背中を見送り、再びトレーニングルームへ入り筋トレを再開して、すぐに手が止まる

 

元気付けるって、どうしたら良いのだろうか?

 

よくよく考えたらマドカは女だ、うっかり軽く請け負ってしまったが同世代の女子の趣味嗜好や流行なんて知らない

 

仕方ない、あと筋トレを3セットしたら箒と一夏に相談しに行こう

 

 

 






上手く筆が進まないくて短文で申し訳ない



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