転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
筋トレのノルマをこなした後、流石に汗だくのまま相談しに行くと箒に怒られると学んだ俺は軽く身なりを整えた後、アクアビットのツナギを着て箒の部屋へ相談しに行き、案の定2人揃っていたので相談した結果、翌朝様子を見て街へ連れ出せと言われ
「いや、俺は・・・」
同世代女子について分からないから相談している、と続けようとして一夏が俺を指差し
「大丈夫だよ、マドカは その辺は疎いから。あ、服とか買いに行ったら?アキヒロ君、私服少ないんだからさ?」
「そうだな、ついでにマドカに似合う服でも選んでやれアキヒロ。安心しろ、マドカは嫌がらない」
真面目な表情で言う一夏と何故かドヤ顔気味に言う箒の雰囲気に押され頷くと箒は満足そうに頷き、何処かへ電話をし始める
「アキヒロ君、マドカをお願いね?私と箒は外せない用事があるから」
少し申し訳なさそうに言う一夏に頷いておくと
「よし、下準備は終わったぞ?軍資金は姉さんが明日持って来てくれるし、街までの足は非番の警備部の人が快く引き受けてくれた」
サムズアップして箒が言ってくる
「なんか・・・すまん」
そう言って軽く頭を下げると
「ううん、こちらこそ ありがとう。マドカをよろしくね?」
「気にするな、私が好きで勝手にやっているだけだ。マドカを頼むぞ?」
2人は微笑みながら言い、俺は無言で頷く
それから間借りしている自分の部屋に戻り明日に備えて眠る
翌朝、日課の朝トレをした後に身なりを整え、箒の支持をラインで確認しながら篠ノ之博士に呼ばれたテイで研究室に行き、軍資金とメンテナンスで手元から離れていたグシオンを受け取る
「今日はマドっちを宜しくね?」
「うす」
数分してマドカが現れるが、見るからに元気がなかった
「・・・おはようございます束さん・・・ん?ん??! あ、アキヒロ?! なんで、お前が?」
俺に気付いた瞬間、少し虚ろだった目が驚きで正気が宿りなんか慌てた様子で少しワタワタし始めた
「・・・マドカ、街に行くんだが 暇だったら一緒に行かないか?」
チラリと篠ノ之博士を見ると軽く頷き、半透明のグシオンが俺の視界にフリップを投影して、読めと囁くので 書かれているセリフを読む
「ふぁっっ・・・あ、いやう、嬉しいが・・・」
なんでか前に会った時より大分落ち着きが無いマドカが篠ノ之博士へ顔を向けると
「大丈夫 大丈夫、ジュリアの改修とか まだ掛かるし行っておいでマドっち」
ニコリと篠ノ之博士は笑みマドカへ外出の許可を与え
「そういえば、今朝食堂で警備部の非番の人が街に行くって言ってたよ?ついでに連れてもらったら?私が連絡しとくよ」
なんとも都合の良い話だが、篠ノ之博士は言いマドカの頭を撫でる
それからマドカを着替えさせる為に研究室から出し
「よし、後は任せたよアッキー☆」
「了解」
此処まで色々と用立ててもらったんだ、俺も頑張らねば
マドカを元気付ける方法が色々と思い付かなくて不安だが、頑張るしかない
チカラついた為、分割します
頑張ってアキヒロの出番を増やしたい!