転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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はじめての でぇと(仮) に

 

 

篠ノ之博士と五分程話してマドカの部屋へ迎えに向かう、どうも そう行動したらマドカが元気になると、グシオンが俺に囁くので その辺が疎い俺は素直に従う事にした

 

にしても普段は大人しく物静かで口数も少ないグシオンが今日は戦闘中でもないのに妙に元気で普段より口数が多いのは、マドカを心配しているのだろうか?

 

そんなこんな考えつつマドカの部屋へ辿り着くと、丁度マドカが部屋から出て来た所だった

 

「アキヒロ・・・」

 

「・・・迎えに来た、行こう」

 

少し驚いているマドカに目的を告げると、視界の端でグシオン がフリップを持ち読めと指示をして来たので

 

「あー・・・その服、似合ってるぞ?」

 

「あ、ありがとう」

 

不自然にならないように気をつけて言うと、マドカは少し挙動不審になりながら お礼を言ってくる。なぜだ?

 

 

それから そんなこんなで警備部の人達と合流し、大型ショッピングモールへ送って貰う

 

「出発の時も言ったけど俺は用事で今日は戻らないから、帰りは違う奴に迎えを頼んである。まぁここなら最悪タクシー拾えるし心配はないだろう、じゃぁな若人 楽しんでこい」

 

見た目はカタギじゃない強面だが、かなり良い人な警備部所属の大井さんは そういい車を走らせて去って行った

 

「・・・行くか」

 

「あ・・・あぁ」

 

俺が声をかけると何故か動きがぎこちないマドカの返事を聴き大型ショッピングモールの中に入る

 

中は流石 夏休みとあって人で溢れていて下手に逸れたら面倒な事になりそうだ

 

特にマドカは小柄だし若干童顔な方な気がするから迷子扱いされるかも知れない・・・流石にマドカに失礼か

 

「・・・人が多い、逸れない様に気をつけよう」

 

「そ、そうだな。うん、逸れるのはマズイ とてもマズイ」

 

 

俺の言葉にマドカは頷き、早口で呪文の様に返答し顔を赤らめ俺と腕を組んでくる、何故だ?

 

そんな事を考えていると、グシオンが あからさまに呆れた表情をしていて、余計に訳が分からなくなる

 

一先ず その辺の事が疎い俺には正解が分からないので一旦保留にしとくとして・・・

 

マドカ、お前 色々と当たってるんだが、気付いているのか?俺は基本的に筋肉の事しか考えないが、それでも男だ 勘違いするぞ?いいのか?

 

とか脳内で様々なモノと戦いながら表情と行動には現れない様にする

 

 

何故なら今日の目的はマドカを元気付ける、楽しませる、ストレス発散を目的にしているからだ

 

その為にも視界の端で随時更新されている行動案をさり気無く見ては次を考える

 

「・・・服、見に行くか?」

 

「あ・・・あぁ、そうだな」

 

やはり会話がぎこちない気がする・・・そうか、マドカは一夏では無く織斑先生に似て口数は多くないからだ

 

口数が多くない者同士なら多少ぎこちない のは無理は無い、筈だ 多分

 

とはいえ、無理に口数を増やしては不自然だし、マドカが気を使う

 

 

それでは本末転倒だ、故に不自然ではない範囲で会話して行こう

 

そんな訳でマドカの服を見に行く事に方針が決まり、俺達は移動を始めた

 

 






短くて申し訳ない


ラブコメ?って、こんなで良いのだろうか?

マドカがちゃんと乙女してるか不安です


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