私立幻想学園   作:黒鉄球

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 どうも黒鉄球です!第二作品目となるこの物語ですが……ノリと勢いで書いちゃいました☆
 実はこういうの書いてみたかったんですよね笑笑まぁそれでもいいよって方はゆっくり見て行ってください。





1話 : これが俺の日常

 

 

 

 

 カーテンの隙間から太陽光が指した。しかも丁度俺の目に当たる位置に。何たることだ瞼を開けたら目くらましを食らったかのように目がチカチカする誰か助けて俺を寝かして。

 

 「コラァ劉斗!いい加減に起きないと遅刻するんだぜ!」

 

 ドタドタと廊下を走って勢い良く俺の寝室の扉を開けた金髪の少女。はい、俺の安眠妨害兵器のご来場だ。毎朝大声で入ってきやがって………つーか鍵どうやって開けたんですかね?

 

 「うるせぇぞ魔理沙寝かせろよ………」

 

 そんな彼女の名は霧雨魔理沙。道具屋を経営している【霧雨道具店】の一人娘。小学校まで同じ学校に通ってた所謂幼馴染だ。いつも喧しく遠慮をしないでズカズカと人の領域に入ってくる。悪く言えばガキ大将気質、よく言えばみんなを引っ張るリーダー気質を持っている。正直嫌いにはなれないでいる今日この頃です。

 

 「寝かせろよじゃなくてサボる気か!」

 

 「いいだろ別に俺の勝手だし」

 

 再度布団を被るとすぐに布団を引っペがされた。おいおい今まだ4月だぞ寒ぃよ布団返せよ俺の心の拠り所なんだよ。なんて思いは通じず叩き起こされた。

 

 「いい加減にしろよ劉斗。高校一年生が始まってまだ二週間しか経ってないんだぜ?ダレるの早すぎるぜ」

 

 「早すぎるも何ももう二週間じゃねぇか。むしろまだ始まってないも同然。よって俺は二度寝する」

 

 「滅茶苦茶だぜ……」

 

 何を呆れているんだこいつは。世の中には重役出勤っていう素晴らしい言葉があることを知らんのか。合法的に遅刻できるんだぞ。なんて素晴らしい制度なんだ……はいすいません俺が悪かったですから着替えますからその拳を収めてくださいな。

 

 「はぁ………早く着替えろよな」

 

 制服に着替えるように促す魔理沙。俺はそれに従うように上を脱いで制服に手をかけた。その時横目に見えた魔理沙の顔が真っ赤になっていったのを確認した。なんでこんな真っ赤なん?熱でもあるのか?てかなんでプルプルして拳を構えて……。

 

 「な、な、何やってんだこの変態がぁ!」

 

 「ぐほぉあっ!」

 

 顔を真っ赤にした魔理沙から全力のボディブローをブチかまされた。その後勢い良く部屋のドアを閉めた。いってぇ……っつーかここ俺の部屋だし着替えてもいいだろ……。

 

 

 

 

♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 魔理沙からのボディブローを受けた後すぐに制服に着替えリビングへと移動した。そこには3人分の朝食が用意されていた。3人分………て事はあいつもいるわけか。毎度毎度なぜに来る……。

 

 「あら劉斗おはよう。あんた魔理沙に何したの?」

 

 黒髪に赤いリボンをつけたコイツは博麗霊夢。幼馴染の一人でここ雲雀市にある博麗神社の一人娘だ。何事もマイペースでいつも気だるそうにしている。そしてお金に目がない。毎朝賽銭箱を確認する様は魔理沙と一緒に憐れんだレベル。因みに神社の巫女さんで霊力とやらを操って幽霊やら妖を祓うことが出来る。因みに俺も少しだけなら扱える。

 

 「俺は何もしてねぇよ。部屋で着替えようとしたら魔理沙がいたんだよ」

 

 「やっぱあんたが原因じゃない。魔理沙が顔真っ赤にして台所に来たからビックリしたわよ」

 

 お玉を持った手の手首をクルクルと回しながらジト目でこっちを見てくる。さながら母親か姉に見える。なぜかって?霊夢の後ろから顔を赤くした魔理沙がこっちを覗いてるからだ。やれやれたかだか男の上半身見たくらいで喚くなよ。お前プールの時どうしてんだよ叫ぶの我慢してんの?

 

 「上半裸になっただけだぞ?それだけでボディブローとか代償でかすぎだろ」

 

 「それでもいきなり女の子の前で服脱いだらそういう反応するでしょうよ」

 

 「そーだそーだ!」

 

 解せぬ。でもそうか、女子の前で服を脱ぐと殴られるのは忘れてたわ。気をつけようってここ俺ん家なんだけど?そこ忘れてない?

 

 「はい、この話はこれまで。今味噌汁持ってくわね」

 

 「その前にお前らが普通に俺の家に入っている件について聞こうじゃないか」

 

 「「鍵が開いてたから」」

 

 なん……だと!?不用心にもほどがあるぜ俺氏……。寝てる間に殺されてこれはゾンビですか?状態になっててもおかしくなかったじゃないか。てかそれについての心配はないのですかそうですか。

 

 「………もういいや、飯食おうぜ」

 

 

 

 

♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 アホな幼馴染に突撃隣の朝ご飯を決行されゆっくり出来なかった私こと武御劉斗は絶賛サボり中である。学校の屋上で風を感じながら寝っ転がっている。西から吹き抜ける風が心地よく潮の香りが鼻をくすぐる。今は授業中だし誰も邪魔しに来ないし傍らにはマッカンがある。うむ、至福の一時とはまさにこの事だな。

 

 「これで邪魔が来なけりゃ最高だな」

 

 「あら?誰が邪魔なのかしら?」

 

 下の方から声が聞こえてきた。この声的には……30代半ば……待って殺気放たないで誰もBBAなんて言ってないじゃんしかもまだ若いじゃん。

 

 「ゆ、紫さん……なんでここに………」

 

 八雲紫。俺の母ちゃんの親友(自称)で俺と魔理沙と霊夢が小さい頃から世話になってる人で俺の保護者代理人である。よく合コンへ行っては玉砕してくるという総武校の現国教師と同じ様な人。なんでだろうなぁ美人なのに。

 

 「あなたがここでサボっているのを度々目撃してる人がいるの。だから私はそれの確認の為に来たのよ。それで案の定ここに居た、と」

 

 屋上から更に上へと続くハシゴの上に登り豊満な胸を地面に押し付けている。やめんしゃい目のやり場に困るじゃないっすか。

 

 「見られてたのか……て事は紫さんは俺をしばき倒しに来たんですね逃げますわ!」

 

 すぐに起き上がり紫さんのいる反対側、つまり屋上から飛び降りた。慌てて登ってくる紫さんを横目に下へと落ちる俺は二階のベランダの手すりに捕まって腕力だけで登った。捕まった際に手すりがミシッとなった気がするけどまぁ別にいいでしょ。どうせ壊れてないし。

 

 「コラァ劉斗!そういう真似しないでって言ってるでしょ!」

 

 「そんな怖い顔するなって美人が台無しですよー」

 

 「び、美人……!?」

 

 これだけで顔を赤くするなんて乙女だなぁ等と紫さんの顔を見上げているとベランダの窓が開いた。うわぁ先生オコだよ。真面目そうな先生だよぉ……よし、腹くくって理事長室行こう。顔見知りだし仲いいからワンチャン許してくれる。

 

 

 

♦♦♦♦♦

 

 

 

 そんな訳で只今理事長室前でござんす。理事長室は三階にあり、一度降りたのにまた登らねばならなくなった私の気持ちが理解できるかね(?)。しかもチラッと紫さんが見えた時なんて絶望しか感じられなかった。まぁ見つかってないから理事長室前にいるんだけどね。さて、まずは理事長にご挨拶をしないとな。扉をノックしてコンマ数秒後にどうぞと聞こえてきた。相変わらず綺麗な声してるなこの人。

 

 「ちーっす」

 

 「ここは理事長室で私は理事長なんだからもう少し畏まって……」

 

 呆れた顔で俺を迎え入れたこの金髪美人さんは八雲藍さん。紫さんの妹的な存在らしい。なんでも幼い頃に養子として八雲家に迎え入れられたとか。いやそれじゃ妹と変わんねぇな。まぁその為紫さんと顔は似てないけど同じく美人の部類に属する人。紫さんより5歳ほど若いらしい(霊夢談)。と言う事は33歳である。あ、紫さんの殺気を感じる怖い怖い。

 

 「それで劉斗君はなぜここに?授業中の筈でしょ?」

 

 「保健室で寝ててどうせなら四時間目はサボろうという感じでここに来た」

 

 嘘はついてない。寝てたというとこだけだけど。

 

 「嘘はいけないな劉斗君。屋上でサボっていただろう?」

 

 ば、馬鹿な何故わかった!?心を読まれたのか?!琴浦さんかあんたは。

 

 「さっき紫様からメールが来たからな」

 

 「ちっ、手が早い人だ」

 

 「嘘だが」

 

 「…………」

 

 してやったり顔をしてこっちを見る藍さん。何それちょっといらっとしたわ。マジこの人孔明か半兵衛さんだよぉ。にしてもその顔可愛いわ。17歳年上に言うのもあれだけど普通に可愛い。俺がこの人と同級生だったらほぼ間違いなく告白して振られてるわ。いや振られちゃうのかよ。

 

 「こほん、一先ず教室に戻りなさい。今回は不問にしてあげるから」

 

 イェーイ得した気分だぜ!まぁどうせこのあと紫さんからの鉄拳制裁がとんでくるのは目に見えてるから素直には喜べないけど。結局不問じゃないっていうね。あ、足音が聞こえる、ふっ、終わったな………。

 

 「りゅ〜う〜と〜?覚悟は出来てるわよねぇ?」

 

 右拳を構え俺を睨みつける紫さんはズカズカと距離を詰めきた。さぁ覚悟は出来ている、避けられるけど避けたら避けたでまた来ちゃうから受けてやるぜ!

 

 「かかってこいやぁ……ぐはっ!」

 

 見事なまでのボディブローをかまされた。その後藍さんが俺を診てくれたのは非常にに助かったマジ惚れるかと思ったレベル。そしてその日一日は物理的に腹部が痛くなり人生で久し振りの湿布を貼る羽目になった。まったく、だから結婚出来ねぇんじゃねぇのあの人。

 

 

 

 

 

 

 




 作者「ついに書いてしまった」
 劉斗「おい、新記伝どうすんだよ」
 作者「もち両立します」
 皐月「東方新記伝もよろしくね!」
 劉斗「なんかおいて行きやがった!つーか誰だよ!?」
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