ISを越えろ(仮題)   作:ユーリ・クラウディア

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如何も、ユーリ・クラウディアです。
何でまた新しい作品出しちゃったかは、活動報告をご覧ください。
まあ、これどう完結させるかは大方決まってるんですが、そこまで如何持ってくか考えてないので、ちゃんと完結するか怪しいですねw
まあ、4~5話作り置きしてるのですが、全然終わりまでは程遠いい、最悪時系列飛ばしまくって完結させるってのも考えてる作品です。
まあ、興味があるなら気長に付き合ってください。

台本形式だけどオリ主の名前が一話目で出てこないので???になってます。

それでは、本編どうぞ。


放課後プロローグ

とある学校のとある教室。

夕焼けが差し込み、校舎は言い知れない静けさに包まれていた。

時間帯は4時を回った頃だろうか。

そこに二人の少年の姿かあった。

 

???「なあ一夏」

 

一夏「なんだ?」

 

???「お前さ、前に『千冬姉ぇを守りたい』って言ってたの、まだ覚えてるか?」

 

一夏「ああ…、そんな事も言ったな、今でもその気持ちは持ってるよ。でもさ…俺なんか…。」

 

???「そうか…、まあ確かに千冬さんはメチャクチャつえーからな…」

 

一夏「まあ、それもあるけど…この前のアレがね…。」

 

???「ああ、あれか、確かにアレは驚いたな。これから、確実に世界が動くな、女一辺倒の考え方になっても何ら不思議じゃないな。」

 

年頃を見ると小学生、それも1年生かそこらの低学年だ。

そんな少年達が年齢に似合わない位シリアスで大人っぽい話しをしていた。

何も知らない他人が見れば、違和感しかないだろう。

 

一夏「白騎士事件、あれって乗ってたのはどう考えても千冬姉ぇだからな。」

 

???「ISの開発者が篠ノ之束って時点で他に有り得ないな。」

 

一夏「しかも、女しか動かせないってんだから質が悪いんだよな。」

 

???「ああ、やっぱりお前の心をへし折ったのはそこか…」

 

一夏「……」

 

???「ただでさえ強い姉が女しか乗れない最強の兵器を手に入れた事で最早自分の出る幕は無いと、そう思えて来たってとこか。」

 

一夏「…、お前ってさ、実は超能力者かなんかなのか?心読むなよ。」

 

???「そんな事、お前と付き合いが長けりゃ誰だって分かるだろ。」

 

一夏「小学一年生がそんな心の機微に敏感な訳あるかよ…。」

 

???「お互い様だ。」

 

一夏「…」

 

???「…」

 

一夏「ああ、そうだよ。俺は千冬姉ぇを守りてぇ、でも、駄目なんだ…。足りないんだ。何もかも、力も、才能も、時間も、年齢も、ISも!全部!!」

 

振るえるような小さな声は、徐々に大きくなり、押さえつけていた感情が発露し、叫びに変わる。

 

一夏「チクショウ!!なんでなんだ、なんで俺はなんも出来ないんだ、親が蒸発した時だってそうだ。俺はなんも出来なかった!ぶっ倒れるんじゃねーかってくらい働き倒してた千冬姉ぇに何もしてやれなかった!今だってそうだ!まだその点についても全く解消してねぇ!」

 

???「…」

 

「だけど俺は所詮小学生だ…。働けないし、守る力も無い。どうしようもねぇんだ。ISが出た時、これを束さんに頼んで譲ってもらえれば千冬ねぇを守るくらいは出来るんじゃないかと思った、そうじゃなくても、自分の身ぐらいは自分で守って少しでも安心させられるんじゃないかって思った。でも、現実は此れだ。ISは女しか動かせない。これじゃあ男の俺はどうやっても心配かけるだけの情けない奴になるしかないんだ…。」

 

???「だから剣道も辞めると。」

 

一夏「ああ、これ以上やってても旨みは少ない、それなら料理とか家事の腕を上げた方がよっぽど建設的だ。防具とかの費用もバカにならない。洗濯物が出なくなるだけでも節約になるからな。」

 

・・・・・・

 

 

静寂

 

ぱたりと会話が止んだ。

 

ゆっくりと時間だけが流れる。

どうしようもなく只それだけ、最早苦痛にも思えて来る静寂

 

そして、そこにふと放たれた一言に一夏は怪訝な表情を浮かべる。

 

 

 

 

 

???「もし、全てを犠牲すればISなしでも千冬さんを守れるかもしれないって言ったら。お前は、如何する?」

 

 

 

 

 

 

意味が分からない。

IS無しで守る?

無理だ、たった一機で数万ものミサイルを叩き落せる化け物を引き合いに出して。それでも守る?

どうかしている。そもそも、此の言い回しから考えて、それは、IS無しでISを打ち負かす事も勘定に入って居るのだろう。

 

一夏「は?何言ってんの?無理に決まってんじゃん。」

 

???「答えろ一夏、乗るか、降りるか。言え。」

 

その言葉は一夏の神経を逆なでる。

だから、反抗的な態度を取る。だが、それでも、もし本当にそんな事が出来るのなら。

そんな事も頭をよぎった。

だからだろうか、その時一夏は実に不機嫌に返事をしてしまう。

 

一夏「ああ、守れるんなら、命でもなんでもくれてやるよ!」

 

Yesと

 

???「ふっ…、分かった、なら話は早い。一夏、俺とISを打倒しよう。」

 

少年はニヒルな笑みを浮かべて一夏に手を差し伸べる。

 

???「IS?結構じゃないか。その程度でお前の意思も、お前の強さも、否定何てさせるな。そうさ、人がが作った物が人の手で壊せない道理何てあるものかよ。ISが最強の兵器で誰も太刀打ちできない?だったらなってやろうじゃないか、俺達が世界で初めてISを倒した男によ!」

 

これは正史と違うイレギュラーでIFな物語。

ただ少年達が譲れないものの為に全てをなげうって、巨大な何かに立ち向かう。そんな王道。

先に待つのが何なのかは関係ない。

 

9月も下旬、夏が終わりを告げ、秋の到来を告げる紅葉の季節。

此処に、何れ歴史に名を残す二人の修羅が誕生した瞬間だった。

 




この時点で二人は小学一年生って事になってます。
実際に白騎士事件があった時に何歳だったかが思い出せなかったのでこの作品ではこうなって居ます。
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