明久side
「あ、アーシアのお姉さん!?」
「ああ、私は正真正銘アーシアの姉だが?」
何を言ってるんだという顔で僕を見るアリアさんに僕は呆然としていた。
「お姉ちゃん......お姉ちゃん!」
「うわっと。」
アーシアが泣きながらアリアさんに抱きつく。
「ひっく......えぐ......いきなりいなくなって......本当に心配したんですよ?」
「う......す、すまん。教会では既に私は死者扱いでな。帰るに帰れなかったんだ。」
「それでも妹には無事を伝えるものでしょうが!」
島田さんの言葉に僕らはちょっと驚いてしまう。
島田さんって妹がいるのかな?
「ふん、茶番だな。」
「「「あ?」」」
ゼノヴィアさんの見下したような言葉に僕、一誠、島田さんの額に青筋が出来る。
「行方不明の姉が妹を助ける......三流の新聞が記事にしそうな展開だが私には茶番にしか見えんな。」
「ほう......狂信者の癖に姉妹の絆にはけちをつけるか雑魚共が。」
「「何(何ですって)?」」
「ふん、見たとこ青髪は破壊の聖剣に振り回されているし茶髪は擬態の聖剣を使いこなせてはいるだろが達人には完全に見切られるだろうな。」
「そうか......だったら貴様の身で試してみろ!」
そう言って紫藤さんとゼノヴィアさんは同時に斬りかかり......紫藤さんの擬態の聖剣はアリアさんの蹴りで弾き飛ばされ、ゼノヴィアさんの破壊の聖剣は剣で『受け止められた』。
「「な......」」
「ほらな。破壊の聖剣は確かに強力だが同じ『
え?エクスカリバー?
「何故......何故貴様が盗まれた『
「ああ......あの『
それから裕斗......殺気を仕舞え、耐性が無い奴等が怯えてる。」
確かにギャスパー気絶しちゃってるし......
「とりあえず......そこの黒髪と茶髪、聖剣使いの狂信者共、裕斗。
......庭に出ろ。」
....................
で......
「何でイリナと戦う事になるんだ?」
「僕は聖剣を壊せるなら何でも良いよ。」
「あ、あはは......」
「ふん、悪魔共と模擬戦か。滅してくれる。」
「貴方が審判かしら?」
「は?何をトチ狂った事を言っている。『全員』どっからでもかかってこい。」
「「「「「は?」」」」」
「ああ、私が全員を相手にして勝ったら同盟を組んでコカビエルに当たれ。でなきゃ死ぬ。
私が負ければ好きにすれば良い。」
「そうですか......だったら『
そう言うなり木場君は神器で剣を造りアリアさんに切りかかる。
「おいおい、いきなりだな裕斗。相も変わらずクールな心の下は激情の塊か。
だが......憎しみだけでは憎しみさえも越えた私には勝てん。」
アリアさんは木場君の剣を一瞬で破壊しそのまま蹴り飛ばした。
「が......!?」
「な......明久!木場の援護の回れ!俺が相手をする!」
「わかったよ!ところで一誠、もしかして......」
「おう、『
「ですよね~~~~~。」
僕は一誠の煩悩に呆れながら木場君の元に向かった。
....................
一誠side
俺は明久が木場に向かったのを確認して向き直ると......
「ほらほら、どうした後輩共?そんなんだとコカビエルに勝つ......いや、エクスカリバーの破壊なんて一億年経っても無理だな。」
「くそ!くそ!くそ!何故当たらん!?」
「っ......!認めたく無い、認めたく無いけど次元が違う......!」
イリナとゼノヴィアがアリアさんに『片腕だけで』あしらわれているところだった。
......見てて思うけどイリナとゼノヴィアの服って色っぽいな。アリアさんもアーシア以上に体の凹凸が......うし......やるか。
『explosion!!!!!』
「やってやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
唸れ!俺の煩悩!
「『
アリアさんが驚いているけどスルーだ!
『Boost!!』
「ちい!二倍になっただけでこのパワーか......!」
アリアさんが剣で受け止めるけど苦々しい顔になる。
だけど......まだまだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
『Boost!!!』
「ち!下がらせて......って、何をやってるんだお前らは!?同士討ちをしている場合じゃ無いだろ!?」
俺がアリアさんの視線の方向に目を向けるとそこにはゼノヴィアに斬りかかっている木場とイリナの放つ変幻自在の刃から逃げ回りながら『傲慢の剣士』で戦っている明久がいた。
「仲間?アリアさんは何を言ってるんですか?彼女達は敵です。」
「珍しく同意見だ。貴様らは我らの敵だ。」
「.....頭痛がしてきた。」
アリアさんが頭を抱えるけどそれでも俺の攻撃を避け続けられるのは凄いと思う。
「(だけどこれで......!)」
『Boost!!!』
「ち、六回目か?少し不味いな。」
いける!食らえ!渾身の......!
「
「大技か。そういうわけだ。後輩共に押し付ける。」
「へ?」
俺の渾身の一撃は見事に回避され俺の手がイリナとゼノヴィアの服に完全に触れ......
パァァァァァン!
二人の服が一斉に弾けた。
「......え?い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「な......な......な......」
「............我が人生に一片の悔いは無し......!」
「「ムッツリーニぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」」
「ひ~~~~~!ひ~~~~~!何て笑わせる技なんだそれは!?面白すぎるぞお前!」
イリナが悲鳴を挙げて胸を隠しながら地面に座り込みゼノヴィアは硬直し師匠が天高く鼻血を吹き出しながら倒れそれを木下と坂本が支えアリアさんは大爆笑する。
そして......他の皆からは......冷たい眼差しが降り注いだ。
「し、紫藤さん大丈夫!?」
「大丈夫じゃ無いわよ!」
イリナが明久に『もうお嫁にいけない!』と言って抱きつき明久の顔が真っ赤に染まる。
そしてミーナちゃんとレイヴェルが明久の頬を両側から引っ張る。
「なにやってんのよあんたは......?」
「兵藤君......卑猥すぎます......」
姫路と島田の冷たい視線にさらされグロッキーな俺は二人が差し出したタオルに触れ......
パァァァァァン!
あ、魔力残ってたのか。
俺は全裸にされた姫路のおっぱいのでかさに惚れ惚れとしながら島田の蹴りで空中に吹き飛ばされた後の踵落としで地面に叩きつけられて気絶した。
如何でしたか?
尚、今回の事で朱乃お仕置きはありませんでした。(完全に一誠が原因のため。)
因みにアリアの神器はコカビエルとの決戦ででてきます。
次回もお楽しみに!