明久side
「......また、あの夢.....か。」
僕『吉井明久』は目を開けながらそう呟いた。
夢の内容は僕が通っている『駒王学園』とは違う制服を着ていて顔がわからない人達と話しているという単純なものだ。
「ふう......僕の『記憶』に関係しているのかな?」
僕は考えながら横を向いて........絶句した。
そこには金髪の女の子が寝ていた。
「..............『レイヴェル』、何で君が僕の家で寝てるの?」
彼女の名前は『レイヴェル・フェニックス』。
僕や僕の親友である『兵藤一誠』、そして僕と一誠が所属している『オカルト研究部』と死闘を繰り広げた『ライザー・フェニックス』の妹で彼の眷属だったはずだ。
「ふあ......今日から私は駒王学園に通うので明久の家にホームステイするんですの。」
そっかそっか....................は?
「ち、ちょっと待って。いきなりでなんだけど今日から駒王学園に通うの?」
「さっきからそういってますわよ?」
................さようなら、僕の平穏な通学路。
「明久、ご飯が......何で悪魔が此処に居るのよ!?」
「な!?何故堕天使が!?」
うわぁ......一番見つかって欲しくない人まで見つかっちゃったよ......
今僕の部屋に入ってきたのは堕天使の『レイナーレ』。
一誠を殺して悪魔になる原因を作ったり『アーシア』を利用しようとした張本人だけど仲間を虐殺されてレイナーレ自身も瀕死の重傷を負わされていたから『僕が可能な限り見張る』って条件付きで保護したんだ。
「あ~~~~~~その......色々あって僕が保護したんだよ......」
「そう......ですの。」
「......一応言っておくけど戦えないわよ。傷が癒えていないから。」
......凄く......気まずいです。
僕はこれからの生活をどうしようかと思って頭痛がしてきた。
....................
「おはよー一誠。」
「おっす明久......何でライザーの妹がいるんだ?」
「......今日から駒王学園に通うんだって。」
「マジか......」
僕の親友である兵藤一誠がレイヴェルが今日から通うことに苦笑いをする。
まあ、そうだよね。少し前に死闘を繰り広げた相手の妹が同じ学舎に通うんだから戸惑うのも当然だ。
「明久に一誠、レイヴェルは客分として
そう言ったのはオカルト研究部の部長にして一誠の『王』である『リアス・グレモリー』先輩だ。
因みに一誠の家に居候していて一誠に好意を持っているんだ。(十中八九ライザーの時の騒動が原因だろうけど......)
「ところでもしかしてあの......レイヴェルさんて吉井さんの家に住むんですか?」
「既にホームステイしてる。」
僕に質問をしてきたのは『アーシア・アルジェント』。
リアス先輩の『僧侶』で『
因みに彼女も一誠に好意を持っていたりする。
「..........何か考えたら腹がたってきた。爆発しろリア充。」
「いや、明久もだろ......」
僕らがそんな他愛もない話をしていたら......
グシャ。
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!顔がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「あ、明久!?誰か踏んだぞ!?」
「ああ!?だ、大丈夫ですか!?」
「あ、ああ......大丈......明久?」
「ほえ?」
何で僕の名前を知っているんだろう?
「おい、俺の顔を忘れたのか馬鹿。」
「何だとてめえ!」
なんて失礼な奴なんだ!
「............雄二、明久の様子が可笑しい。」
「あん?明久の様子が可笑しいのは何時もの事だろ?」
「......
あまりの言いぐさにキレた僕が僕の神器『
「(何考えてんのよ!?一般人に神器使うんじゃないわよ!)」
「(う......すいません......)」
本当にどうしたんだろ僕......
「うむ......あ、明久!?無事だったのじゃな!」
今度は美少女と見間違えるほど女の子っぽい男の子だ。(ギャスパーという筋金入りの前例がある)
しかもまた名前を知ってるし......
「あのよ......少し聞きた......明久後ろだ!!」
「へ......?っていだだだだだだだだだだだ!!!!!!」
誰!?僕の関節を捻りあげているのは!?
「アキ!誰よそいつらは!」
「そうです!誰ですかその女の子達は!」
「え!?一誠の事は無......」
僕の意識はそこで途絶えた。
因みに女の子達の背後に阿修羅がいたのは気のせいだと信じたかった......
如何でしたか?
尚、本文にあったレイナーレの仲間の虐殺は複数いる踏み台転生者の一人の仕業です。(最も神器が覚醒した明久と一誠の敵ではありませんでしたが。)
それからレイヴェルはライザー戦に一悶着あり明久に惚れています。
次回もお楽しみに!