ハイスクールD×B   作:紅優也

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一気に話が飛びます。


第十九話

明久side

 

「暇だね坂本君。」

「......だな。」

「............だがどの勢力の配下では無い俺達があの場にいるのは不自然だ。」

「ムッツリーニ君前より冷静になってない?」

「で、でもギャスパー君を守るのは私達の立派な役割ですよ!?」

「ウチも瑞希と同じ意見かな?」

「う~~~~~む......ルシファーの言葉ではそろそろじゃが......」

「秀吉、気負わずにいきましょう。」

僕らは旧校舎の開かずの教室......ギャスパーの元の部屋でギャスパーの護衛にあたっていた。

理由はギャスパー君の神器を利用して会談中に攻撃を加えようとする連中が出てくるとルルーシュに言われたからだ。

その結果僕達文月学園のメンバーがギャスパーの護衛を任せられたのだ。

 

「にしてもお前と姫島先輩が従姉弟だったとわなぁ......」

「ち、ちょっと驚きっす......」

「あはは......あれには僕も驚きだったよ......」

因みにこの時の会話を宮内先輩は録音していたらしく翌日にはでかでかと記事になっていて嫉妬に狂った男子達に追いかけ回された。

 

「ま......嘘の場合も......」

「嘘では無いんですよこれが。」

後ろからの声に僕らが慌てて振り向こうとしたら美波は強烈な一撃を喰らって外に吹き飛ばされていった。

 

「おや......咄嗟にバックステップをして威力を減らしましたか......逃がしませんよ。」

男の子はそのまま美波を追って外に出た。

そして魔法陣が大量に表れて黒フードの大軍が出てくる。

 

「くそ!起動!!!」

坂本君が腕輪を起動させて臨戦態勢に入る。

 

「「「「「試獣召喚!!!」」」」」

「召喚!『強欲の暗殺者』!」

僕も強欲の暗殺者を起動させて乱入者達に躍りかかった。

 

.....................

美波side

 

「ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

ウチは地面を転がりながら立ち上がりエクスカリバーを構える。

その間に眼鏡の男が舞い降りて来たその瞬間を狙って破壊の聖剣の力で吹き飛ばそうとするけど......そいつの出した神々しい剣に防がれた。

 

「な......エクスカリバーと同じクラスの聖剣!?」

「気付きましたか。この剣は『聖王剣コールブランド』......ペンドラゴン家に代々受け継がれる宝剣です。」

って事はこいつは......

 

「ええ、貴女の想像通り僕の名前は『アーサー・ペンドラゴン』。

アーサー王の子孫でありコールブランドの担い手です。」

「へ~~~~~騎士王の子孫が何の用?『エクスカリバーを返せ』とかかしら?」

うちらは鍔迫り合いをしながら話すけど......やっぱり押されてる......!

 

「いえいえ、ペンドラゴン家はそう言うでしょうが僕は違いますよ。」

「なら何!?」

「『最強の聖剣使い』を目指している僕にとってはエクスカリバーを打倒してこそ最も近づくものなので.......」

アーサーはそう言いながらウチを受け流し......ヤバい!

 

「貴女を倒すだけですよ。」

ウチは天閃の聖剣の力でアーサーから離れる。

瞬間......さっきまでウチがいた場所が『空間ごと』斬られた。

 

「嘘でしょ!?どんな桁外れな聖剣よ!?」

「何せ地上最強の聖剣と言われていますからね。この程度は簡単ですよ。」

ウチはエクスカリバーを構えながら悔しさで胸が一杯だった。

ウチはまだ破壊の聖剣と天閃の聖剣、擬態の聖剣しか使いなれていない。

こいつは完璧に使いこなしてるのに......ん?使いこなしてる......?

 

「そっか、なら......擬態!ウチが使えるギリギリの長さと大きさにして!」

アーサーが怪訝そうな顔になるけどその顔がすぐにひきつる。

 

「こ、これは......!?」

「破天......一閃!!」

ウチは長くて太い金属バットみたいな姿になったエクスカリバーを横凪ぎに振るう。

それは回りの木を凪ぎ払ってアーサーの真横に食い込む。

 

「ぐ..........!?」

アーサーはコールブランドで防ぐけどウチは無視してそのまま振るう。

 

「にゃ!?危ないにゃ!?」

「のわ!?な、何でいこれ!?」

『『『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』』』

途中で他の敵にぶち当たったけど無視!!!

 

 

「でぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ウチの横凪ぎと共に吹っ飛んでいくアーサー。

それを見たウチは息を吐こうとして凍り付いた。

 

「うそ......でしょ?」

「危なかった......流石に焦りましたよあれは。」

そこには血をだらだら流している脇腹を押さえながら歩いてくるアーサーがいた。

 

「とは言え流石にこれ以上は戦闘が不可能なので......これで合流とさせていただきますね。」

「は?」

「兄さん大丈夫!?」

ウチが何がなんだかわからないでいるとアーサーに『魔法使い!』って感じの女の子が走り寄ってくる。

って兄さんて事は......

 

「あ、こんばんは。『ルフェイ・ペンドラゴン』って言います。宜しくお願いします。」

「あ、はい宜しく......って待ちなさい。何がどうなってるの?」

ウチはさっき疑問に思った事を言う。

 

「ああ、僕らは所属している組織......『禍の団』を抜けるんですよ。」

「は?」

ウチが呆けているとアーサーがコールブランドで駒王学園の方向を指す。

ウチは怪しみながら見ると......ヴァーリが踵落としで女の悪魔を真っ二つにし黒い猫耳を生やした女の人が走ってきた塔城さんにドロップキックで吹っ飛ばされて猿が黒フード達を凪ぎ払い黒髪が綺麗な翡翠色の龍の上に偉そうに座っていて風紀委員長の雨崎が副委員長のシュツバルトに斬りかかっている光景だった。

 

「え?ウチがいない間に何が起きたの!?」

ウチは訳がわからずそんな事を叫んだ。

 




如何でしたか?
次回は美波がアーサーと戦っていた間のを書きます。
次回もお楽しみに!
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