明久side
「............っ!『加速』!!」
「いっけ~~~~~!」
「熱線!」
僕らは黒フード達と死闘を繰り広げていたけど......
「くそ!数に差がありすぎる!このままじゃもたねえぞ!」
そう、僕らは数の差で段々と追い込まれていた腕輪を持っている姫路さん、土屋君、工藤さんを中心に据えて踏ん張っているけどそろそろ限界......!
「ぶっ飛べ!『ドラゴンショット』!!!」
次の瞬間扉から飛んできた赤い魔力弾を叩き込まれて吹き飛ばされた。
「明久、ギャスパー!無事か!?」
「二人とも大丈夫!?」
「ギャー助、吉井君大丈夫だよね!?」
「せ、先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ部長ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ霊先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!怖かったすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
「一誠に宮内先輩!それにリアス先輩も!」
「当たり前だ!俺達親友だろ?」
「明久もギャスパーも立派なオカルト研究部の部員だもの当然でしょ?」
「あっはは吉井君はついでだよ♪」
僕が一誠と握手をすると坂本君達が全員苦い顔つきになる。どうしたんだろう?
「僕達は大丈夫だけどそっちはどう?」
「どうもこうもアザゼルさんから同盟が提案された瞬間に攻撃されてな。
アザゼルさんとサーゼクス様、それからミカエルさんが攻撃を押さえて俺と部長がルークの『キャスリング』を使って此処に来たんだ。」
「キャスリング......ルークとキングを入れ換える能力だったか?リアス先輩はもう一つルークを持ってたな。」
「ええ、そうよ。急いで脱出......」
リアス先輩が窓の外を見て口をひくつかせる。僕らが振り向くと......そこには大量の魔法陣が窓の外を覆い尽くしていた。
....................
奏side
「......やったかな?」
「レオン君、それはフラグです。」
私達は今吉井君達を殲滅するために行動しているのですが......何故でしょう?吉井君達に直接的な攻撃を出来ないようになっています。
「で、結果は?」
『......生きてます。』
「「ですよね~~~~~」」
私達が溜め息を吐いた瞬間......報告した禍の団の原作派の転生者が貫かれました。
「え......?」
何でこの人が此処に......
「ふむ......久々の体ではこんなものか。」
いや、違う。翼さんじゃない。翼さんは人間だしそもそも得物は『
「む?ああ、申し遅れたな。私は『ウィン・レヴィアタン』。吉井明久の神器『大罪の英霊』の根幹をなす初代魔王の一人だ。」
そしてウィンさんは槍を構え......
「明久の敵になるなら......貫かれる準備は大丈夫か?」
狂暴な笑みを見せながらそう言いました。
....................
明久side
「っ......!」
不味い。本当に不味い。
あんな量の魔法を止められないしまた飲み込みきれない。
僕は大罪の英霊を使いこなしてはいるけど完璧には使えない。
どうする......どうする吉井明久!
『禁手だ!』
ルルーシュの声に僕は頭がおかしくなったんじゃないかと思った。
いまさら英霊混合でどうしろと!?
『馬鹿!正規の禁手に決まっているだろう!今のお前なら使えるし全員を召喚できるはずだ!』
僕はルルーシュの言葉に驚きながら大罪の英霊を広げる。
「......大罪の英霊、禁手!」
「明久!?」
僕の中から何かが這い上がってくる。その感覚はとても暖かくて綺麗でそして......力強かった。
「『
僕の声に呼応して七つの影が僕の足元から現れる。
そしてその内の一つはその卓越した魔術で魔法陣を消し飛ばし一つは外へと躍りで残りの五つは僕の前に立った。
「遅いんだよお前は!あの神器の中って結構狭いんだぞ!」
「まあまあ、落ち着けってシン。今はもう出れたんだからこれでチャラだろ?」
「さっさと片付けて現魔王達と戦おうぜ。」
「ザン、お主は相変わらず戦闘狂じゃな。」
「ルルーシュ、さっさとしようぜ。」
それぞれ自分勝手な事を言うシン、『シルバー・ベルフェゴール』、『ザン・サタン』、フィーア、ルーガにルルーシュは苦笑いをしながらこう言う。
「お前達......行くぞ。」
「「「「「おう!」」」」」
皆は力強くそう言った。
数分後........
「射ぬけ!!」
「おらよっと!」
「ティアマット!踏み潰せ!」
『喧しいのよあんたは!』
「降り注げ、雷の槍よ!」
「おらおらおらおら!」
『『『『『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』』』』』
何かの準備をしているルルーシュを除いた五人は敵を相手に正しく無双をしていた。
外では猿と黒髪に黒い猫耳を生やした女の人と女の悪魔の人を中心に粘ってるけど破られるのは時間の問題だと思う。
実際外ではアザゼルさんにミカエルさん、サーゼクスさん、セラフォルーさん、ヴァーリまで出ていて正に圧倒的な戦力差だ。
「手持ちぶさただね。」
「......え?嘘でしょ?」
「ん?」
僕が宮内先輩の声に疑問に思って振り向くと......そこには僕と美波に散々襲いかかってきた女の子の武器を振るう雨崎さんと大剣を振り回すシュツバルト君、そして風紀委員達を蹴散らすウィンがいた。
「ウィン!何を......」
「こいつがお前を散々襲撃していた女の正体だ。まあ、脅されていたのだが......」
「「へ?」」
「ルルーシュ!メインイベントだぞ!」
ウィンが悪戯っ子のように笑いながらルルーシュに促す。
「わかっている。来い!『レイン』!!」
そしてルルーシュの足元から綺麗な翡翠色の龍が現れてルルーシュはその上で偉そうに座る。
『......何だ。ルルーシュか。お前が死んで久しいが蘇生の術でもフィーアが覚えたのか?』
「そんなわけないだろ禁手だ。」
さて......とルルーシュは前置きを置き高らかに宣言する。
「諸君!此処に新たな主により我らは此処に蘇った!平和を求める現魔王達を『偽りの魔王』などと言う愚かな魔王の末裔達を滅ぼすが良い!」
そしてルルーシュの宣言が終わった瞬間。
「口が回る事だな。ルルーシュ?」
ヴァーリが踵落としで女の悪魔を真っ二つにし......
「..........吹っ飛べ!」
「ヘブニャ!?」
小猫ちゃんが黒い猫耳を生やした女の人をドロップキックで吹っ飛ばし......
「それじゃいくぜぃ!伸びろ如意棒!」
猿が黒フード達を凪ぎ払い......
「今がその時です!全員レオン・シュツバルトを打ち取れ!」
『『『『『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』』』』』
雨崎さんがシュツバルト君に斬りかかったのを皮切りに風紀委員の大半が一斉に他の風紀委員に襲いかかった。
「「「「「どういうことですか!?」」」」」
その場にいた全悪魔、堕天使、天使がそんな突っ込みをしたのは言うまでもない。
如何でしたか?
次回は奏とレオンとの戦いです。
そして奏のシンフォギアも登場!
次回もお楽しみに!