ハイスクールD×B   作:紅優也

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戦いが終結します。


第二十一話

奏side

 

「アハハハハハ!どうしたんだい?全然僕を倒せて無いじゃないか!」

「く......!」

私はレオン君に翼さ......じゃなかったウィンさんと反旗を翻したのは良いんですが......押されっぱなしでした。

何故かと言うと......

 

「くくく......やはり英霊『ランスロット』と『ギルガメッシュ』の能力を持つこの僕『獅子神(ししがみ)レオ』には君達では敵わないということだね。」

レオン君......ではなく『獅子神レオ』が特典として受け取っていた能力......ランスロットの宝具『騎士は徒手にて死なず(ナイト・オブ・オーナー)』とギルガメッシュの宝具『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』が凶悪過ぎるほどマッチしているからです。

 

「ええい!何なんだあいつは!?さっきから強力な武器をポンポン出すとは......!」

ウィンさんも悔しそうに歯噛みをします。

 

「くくくくく......君達を利用してオリキャラとバカテスキャラを排除した後で原作の男性キャラを皆殺しにしてハーレムを築こうとしてたんだけど......予定変更だ!

このまま男性キャラを皆殺しにしてそのままエクスカリバーを奪って全員僕の奴隷にしてやる!」

やっぱりそれですか......偽名を使ってたくせに良くもまあそう言えますね。

 

「ふん、僕は君の武器に何か凶悪な能力が有るんじゃないかと踏んで脅迫したんだけどね......君から取り上げたDVDを見てわかったよ。

あんなわかりあえるなんて愚かな事を言う女達の武器を持つなんて......君もよっぽど愚か者なんだね。」

..........何ですって?

 

「響が......愚か者?」

「ああ、そうさ!あんな愚かで馬鹿な女や屑の吉井明久、変質者の兵藤一誠より僕の方がよっぽど......」

「......その口を閉じろ。外道。」

......確かに私は愚か者です。勝手に両親の死にショックを受けて、勝手に引きこもって、勝手に親友と敵対して、そして勝手に死にました。

だけど......私達転生者のように借り物ではなく自分の自分が持っている力だけで無く色んな人の思いを背負って戦っている響を吉井君を兵藤君を......!

 

「あなたなんかが馬鹿にする資格なんて......無い!」

そして......私の視界が光に包まれました。

 

.....................

第三者side

 

始め誰もが何が起きたかを理解できなかった。

『それ』は一撃で獅子神レオを吹き飛ばすと全身を切り刻みそのまま蹴り飛ばす。

 

「げふぉ!?」

レオが地面を三回バウンドすると『それ』はレオを蹴りあげ空中に回り込むと......

 

「『玄武爆流』!」

そのまま大量の水を放出しながらレオに突撃し地面に叩きつける。

 

「何だよ......何なんだよお前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

レオはドリルのような剣を取りだし......

 

「死ね......死んでしまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!」

そこから全てを切り刻む赤い断層が出現し『それ』......太陽を思わせるような暖かい金色の鎧を身に纏い背中から白いメカニカルな翼を生やし両手に空色の刀と黄金色の騎士剣を持った奏に向かう。

 

「......無駄です。借り物の力では、本当の力を振るう私には勝てません。」

そして奏が「『絶唱』。」と告げると鎧......『アイギスの盾』の前に深紅のバリアーが現れ断層を弾き飛ばす。

 

「は......?」

レオが茫然としていると奏は巨大になった翼......『イカロスの翼』を羽ばたかせると同時にレオの前に転移し蹴り飛ばす。

 

「ぐあ......ひ!?」

レオが奏を見るとそこには弓となった刀......『草薙の剣』に騎士剣......『エクスカリバー』を矢としようとする奏の姿があった。

 

「ま、待ってくれ委員長!僕が......僕が悪かったから......」

「ふう......遅すぎです。『黄龍聖剣牙』!」

そのまま奏が放ったエクスカリバーの矢は一撃で獅子神レオをこの世から消し去った。

 

....................

奏side

 

「ふう......」

私がシンフォギアを外すとどっと疲れが押し寄せます。

相変わらず燃費が悪すぎ......

 

「か~なでちゃん♪」

私が今最も会いたくない人物が現れました。

 

「み、宮内先輩......」

「はっはっはっ!ルルーシュ君から聞かせて貰ったよ~~~~~大切な物を人質......物質に捕らわれてたんだって?

どうして言わないのかな~~~~~?」

「いや......その......宮内先輩を煩わせたくないと思って......それに風紀委員の恥ですし......」

「あっはは......なめてんの?」

私は始めて宮内先輩が泣いている事に気が付きました。

 

「どうして言わなかったの?私がそんなに頼りなかった?そんなに巻き込みたくなかったの!?」

私は下を向きながら宮内先輩の声を聞いていました。

 

「ごめんなさい......」

「何......?」

「ごめんなさい......言わなくてごめんなさい......」

「......宜しい!お陰でレアな奏ちゃんの泣き顔も撮れたし♪」

......え?

 

「天馬~~~~~撮れた~~~~~?」

「撮れた撮れた、堅物な風紀委員長の泣き顔をね♪」

茂みから宮内先輩の弟であり新聞部の副部長であり傍観転生者のリーダーである宮内天馬君が現れました。

 

「えっと......宮内先輩......まさか......」

「うん、転生者の事も知ってるよ。」

や、やられたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

「それじゃあばっはは~~~~~い♪」

「れ、霊しゃん!?勝手に帰らないで下さい~~~~~!」

「ま、待ちなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!」

私は宮内姉弟が逃げ出すのと同時に追いかけ始めました......




如何でしたか?
次回は『停止教室のヴァンパイア』の最終話です。
次回もお楽しみに!
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