ハイスクールD×B   作:紅優也

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これにて『停止教室のヴァンパイア』は終結!
そして明久に何やら不穏な気配が......


第二十二話

明久side

 

あのテロから数日後......

 

ピンポーン!

 

「あ、は~~~~~い!」

僕がドアを開けるとそこには思ったとおりの面子がそこにいた。

 

「お、お邪魔しましゅ!?」

「お嬢様、噛んでます。」

「やっほ~~~~~来たよ吉井君♪」

「オッス!おら天馬!」

「秀吉さ~~~~~ん!」

「お、お邪魔します。」

『きゅくる~~~~~♪』

「こんにちは!」

「お邪魔します!」

ミーナちゃん率いるハルファス眷属だった。

因みに宮内先輩の弟である天馬君はミーナちゃんの騎士になったんだ。

それから僕に挨拶した二人は偶々ミーナちゃんが見付けた龍使いの子で兵士になった『キャロ・ル・ルシエ』ちゃんとその相棒で戦車になった『フリードリヒ』、そして同じ理由で見付け天馬君に続いて騎士になった『エリオ・モンディアル』君、そして結構前にミーナちゃんの眷属(駒は兵士)になった『野上翔』君だ。

つまりミーナちゃんはこの短い間に兵士を二人、僧侶を二人、騎士を二人、戦車を一人(正確には一匹)見つけた事になる。

 

そして......

「お邪魔しますね、吉井君♪」

「邪魔をするぞ。」

「お邪魔します。あ、これはお土産のお菓子です。(こ、今度はリリカルなのはstsの子供コンビ!?)」

紫藤さんとアリアさん、そして雨崎さんの三人も入ってくる。

 

「うううう......あ、明久との生活が......」

「最初は二人だったのに......どんどん増えていくわね。(でも......明久を好きな女子も......ううん。兵藤君を騙した私なんかに明久を愛する資格なんて無いわ。)」

「九楊~~~~~!」

レイヴェルが両手両膝を着き、レイナーレが寂しそうな顔になり、木下君は九楊さんといちゃつく。

レイヴェルとレイナーレはどうしたんだろ......ってあれ?

 

「アリアさん、どうしてそんなに不満と不安が入り交じった顔をしてるんですか?」

「ああ......こいつを見てくれ......」

アリアさんが横に避けるとそこには......

 

「やっほ~~~~~♪吉井君こんにちは~~~~~♪」

「え~~~~~と......お邪魔します。」

魔法少女の格好をしたセラフォルーさんと藍色の髪を短く切り揃えた男の子がいた。

 

「セラフォルーさん!?何で此処に!?そして君は誰!?」

「えっへへ~~~~~吉井君のそばにいたかったからだよ♪」

「えっと......『小森純平(こもりじゅんぺい)』って言います。宜しくお願いします。」

「禍の団から逃げ出してきたようだから保護してきた。(全く......奴等にオーフィスを預けたのは間違いだったか?しかし......あの時の私には余裕は......)」

「(天馬、天馬。)」

「(何、姉さん?)」

「(あの子転生者?)」

「(多分そう。僕と同じ傍観系転生者だろうね。)」

アリアさんは何か迷っているみたいだし宮内先輩と天馬君は何か秘密の話をしているし......

 

「て、皆入りなよ。流石に暑いでしょ?」

僕は皆を慌てて入れる。

 

....................

「で?何しに来たセラフォルー?」

「も~~~~~酷いなアリアちゃんは、私が来たのは吉井君を冥界に招こうって会議で決まったのと......」

「決まったのと?」

「よ、吉井君の側にいたかったからかな?」

セラフォルーさんが顔を赤らめながら僕を見る。

 

「(こ、これは......!?修羅場(スクープ)だ!)」

「(な......!?)」

「(そ、そんな......嘘ですわ!?)」

「(ううう......勝てる気がしないでしゅ......)」

「(あ~~~~~~とんでもない強敵だわ......)」

「(..........例え相手が魔王だろうとお嬢様の思いだけは......!)」

様々な反応をする女性陣に首を傾げながら......あれ?

 

 

「おい、セラフォルー。冥界に招待だと?」

「うん、大罪の英霊を持ってるからだって。あ、夏休みの頃に来てだって。」

「それもそうですね。」

悪魔にとっては祖先とも言える存在なのだから当然かもしれない。

僕はそう思いながら夏休みの予定を考えた......

 

....................

第三者side

 

「『アジュカ』、駒の設定はどうだい?」

サーゼクス・ルシファーは友人にして同じ魔王である『アジュカ・ベルゼブブ』に話しかける。

 

「ギリギリまで調節してるけど......正直厳しいね。何せ吉井君の元の魔力は君とグレイフィアに劣るとは言え初代魔王達の魔力が加わっている時点で厳しくなっているんだ。

でも......やるしかないだろうね。」

「そうだね。悪魔内にも堕天使内にも吉井君を強引に自分達の所に置こうという人までいるらしいからね。」

「それに天使......特に前の所有者と因縁があるガブリエルも狙っているという話があるんだろ?」

「うん......吉井君......君の行こうとする道は茨の道だよ......」

そう言ったサーゼクスの視線の先にはチェスの駒があった......

 




如何でしたか?
次回は『冥界合宿のヘルキャット』編!
そして明久が......!?
次回&次章もお楽しみに!
PS
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