明久side
僕が特例で王......つまり上級悪魔に任命された事に場は少しの間静まり返り......そして大騒動になった。
『さ、サーゼクス様!冗談が過ぎますぞ!』
『その通りだ!人間が駒を経ずにいきなり上級悪魔になるなど......』
「では貴方達が進めていた私の妹や吉井君の友人を盾にする事による強制的な転生についてはどうですか?
明らかに吉井君の思いを無視しているだろうに!」
..........そんな外道な事が進行していたんですか!?
「ほほう......貴様らは余程妾達を怒らせたいようじゃな......?」
怖い......怖いよフィーア......
「さてと......吉井君。この提案を受け入れてくれるかな?」
フィーア達の殺気に大半の悪魔達が黙らされたのをみてサーゼクスさんは僕に微笑みながら答えを促す。
「えっと......」
僕は回りを見渡してみる。
リアス先輩は苦笑いをしながら微笑んでいる。
朱乃
一誠は呆然としているけどすぐに僕に親指を立てる。
木場君は冷静だけど若干驚いているように見える。
アーシアとギャスパーは素直に喜んでいる。
小猫ちゃんはいつも通りだ。
「僕は......」
ルルーシュ達やアザゼル先生はにやにや笑っているし、ソーナ会長達も驚いているけど歓迎しているように見える。
坂本君達は諦めたように溜め息を吐いている。
「僕は......慎んでお受けしようと思います。」
「そうか。それは良かった。」
こうして僕は......『眷属を経ずに上級悪魔になった人間』として悪魔界で伝説になった。
......................
雄二side
「何てこった......」
俺達文月学園組はリアス先輩の家(城)に戻った後で頭を抱えていた。
「まさか明久が悪魔になってしまうとはのう......」
「どうすれば良いんでしょうか......?」
「..........明久は一度決めた事は頑として変えない性格だから無理矢理意見を変えることも出来ない。」
「その前にオカルト研究部がいるから先ず無理矢理変えるのは無理じゃないかしら......」
「あはははは......これは八方塞がりだね......」
俺達は対策を練ろうとするんだが......駄目だ。何も浮かばねえ......
「くそ!こうなりゃ一旦風呂に入るぞ!」
俺は一旦解散を宣言し風呂に向かった。
..........これが大騒動の切っ掛けになるとも知らずにな!
序でにこの時「島田まで人外になるんじゃ無いだろうな......?」と思っていたんだがこれは見事に現実になった。
....................
明久side
唐突だけど僕と一誠は只今人生最大の危機に立たされていた。
何故なら......
「..........ミーナって意外と着痩せするタイプ何だね。」
「ひゃわあ!?ど、何処触ってるんですか小猫ちゃん!」
「......私もアーシアやイリナのような果実をつけたいものだ。」
「ゼノヴィア、見ていてもお裾分けは出来ないわよ?」
僕らの目の前で卑猥な会話が繰り広げられていることからわかるように僕と一誠は女子風呂に入る。
原因は......アザゼル先生が術で男子風呂の更衣室と女子風呂を繋げたからだ。
「(一誠!此処からどうやって逃げよう!?)」
「(馬鹿か!?こんな
「(何馬鹿なことをを言っているのさ!?早く逃げなきゃ僕らは揃って失血死しちゃうよ!?)」
事実僕の鼻は決壊寸前だし一誠に至っては少し鼻血が出ている。
ガラガラ
..........え?
「ん?誰か既に入っ......て......?」
坂本君......君の事は忘れないよ。
「き、」
「..........我が人生に一片の悔いなし!」
ブシャァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
「キャアァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
「つ、土屋君んんんんん!?」
「し、師匠!?大丈夫ですか!?」
あ......
「よ、吉井さん......」
「あらあら......そんなに私達の裸を見たいなら直接言えば良かったのでは?」
「ね、従姉さん!?そんなことを言ったら更に......ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?既に手遅れ!」
もうこれ致死量を越えてるんじゃないの!?
「こ、これは一体何事じゃ!?何故更衣室が女子風呂に繋がっとるのじゃ!?」
「木下君!入ってきちゃ......」
「..........感無量......!」
更に悪化したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「くそ!秀吉!AEDと輸血パックを持ってこい!ムッツリーニの鞄に入っているはずだ!
明久!人工呼吸!女子は全員風呂から出ろ!」
「「「「り、了解!」」」」
こうして坂本君の活躍で土屋君は一命をとり止めた。
尚、この数分後にアザゼル先生はグレイフィアさんに石抱きの刑にされた。
そして......一誠達は約三週間後に行われるソーナ会長とのレーティングゲームの為に特訓を開始し僕は眷属を集めることにした。
因みに......ソーナ会長が顔を赤らめながら感謝された時に匙君の顔が凄い怖かった。
如何でしたか?
次回もお楽しみに!