ハイスクールD×B   作:紅優也

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ちょっと飛びます。
そして新章への最終段階に入ります。


第二十九話

明久side

 

 

神闇紫音の襲撃から三週間後………つまりリアス部長とソーナ会長がそれぞれの眷属を率いて戦う日なんだけど………変わった事が幾つかある。

 

 

先ず小猫ちゃんと黒歌さんが少しだけど和解したこと。

これは僕にも関わりがあることだけど………小猫ちゃんが修行していた場所に神闇紫音が襲ってきて小猫ちゃんを殺そうとした時に黒歌さんがそれを庇ったんだ。

だから小猫ちゃんはほんの少しだけどお姉さんに対して警戒を解いたわけ。

 

 

 

 

次に僕の女王ともう一人の僧侶、そして(一人は暫定だけど)騎士が決まったことだ。

女王は駒王学園の風紀委員長である雨宮奏さんだ。

雨宮さんは僕が神闇紫音に襲われたと聴いてすぐに眷属になることを承諾した。

雨宮さん曰く『大切な人が傷付くのをもう見たくない』からだそうだ。

もう一人の僧侶は、ちょっとした紆余曲折があってアーサーの妹であるルフェイ・ペンドラゴンさんがなった。

で、騎士の内の一人は………アーシアのお姉さんのアリア・アルジェントさんだ。

アリアさんは天使の方が良いんじゃないかと思ったんだけど………アリアさんは僕の脚が小鹿のように震えるほどの笑顔で『アーシアに邪な視線を向けていた変た………ディオドラ・アスタロトを合法的に(主に顔と男の大事な部分を)ぼこぼこに出来るからだ』と言って自分から志願してきた。

因みにその時の男性陣は殆ど(ヴァーリ、アーサー、アザゼル先生を除く)が内股になった。

二人目は暫定だけどアーサー王の末裔であるアーサー・ペンドラゴンだ。

 

 

 

そして三つ目それは………

 

 

「お馬鹿なお兄ちゃん!そろそろ赤髪のお姉ちゃん達の戦いが始まるみたいです!」

僕を知る女の子が来たことだ。

この子の名前は『島田葉月』ちゃん。

名字からわかるように美波の妹だ。

 

此方に連れてきてくれたラウナ君とリィンフォースさん(リィンフォースさんの名前は連れてきてくれた時に聞いた物凄いドキドキしたことは内緒だ)曰く『ライナ・リュート』さん(ラウナ君の僧侶の二人目)の知り合いの剣士さんと槍(?)使いさんと一緒にいたらしい。

因みに葉月ちゃん曰く記憶を失う前の僕は将来のお婿さんらしくキスまでしたらしい。

それを聴かれた瞬間小猫ちゃんに「ロリコン先輩。」と無表情で言われて落ち込んだのは記憶に新しい。

 

 

と、それは置いといて。

いよいよソーナ会長とリアス部長のレーティングゲームが始まる。

悪魔の後輩として、後輩の王としてしっかり目に焼き付けておかないと。

 

 

 

………………

 

 

「一誠………『乳語翻訳(パイリンガル)』って………」

「相変わらずあいつの原動力はエロか………」

「と、言うかあやつが仲間の為以外に進化しそうな原動力はエロだけじゃ。」

「へ、変態だわ!」

「…………兵藤君。」

「兵藤君………卑猥です。」

「???」

僕らは洋服崩壊の他に一誠が身につけた変態技(姫路さんは葉月ちゃんの耳を僕は葉月ちゃんの目を塞ぎながら)に呆れていた。

 

 

おっぱいから知りたいことを聴くって………何処までおっぱい馬鹿なの………一誠。

でも同時に匙君がトリッキーな神器の使い方を見せ、更に小猫ちゃんが今まで封印していた仙術を使って相手を倒した事に驚いた。

 

 

 

「僕も負けないように大罪の英霊を極めないと………」

「如何、既に悪魔の方向になってるのじゃ。」

「今の明久を見たら天城が驚きそうだな………」

「そう言えば何時になったら帰れるんでしょうか?」

「ん?あの~~~~姫島先輩が何か一対翼生やしたんだけど………」

「へ?あれって堕天使の翼じゃない!?」

「わ~~~~~綺麗な羽です~~~~~!」

え………!?僕が慌てて見直すとそこには堕天使の翼と悪魔の翼、両方を羽ばたかせる朱乃従姉さんが雷光で一瞬でソーナ会長の眷属達をを吹き飛ばすところだった。

 

 

………………

 

 

あの後、ソーナ会長が倒された為にレーティングゲームはリアス部長の勝ちとなった。

僕はソーナ会長を慰めようと会場を歩き回っていたんだけど………迷った。

 

 

 

「此処何処だろ?」

僕は適当に歩きながら周囲を見渡し………とんでもない光景が目に入った。

 

 

 

「全く………兄に逆らうなんて。馬鹿な弟だね?」

「ぐ………ううう………」

そこにはボロボロのラウナ君の頭を足で踏むディオドラ・アスタロトがいた。

 

 

「もう、良いじゃないか……兄さんは……色んな聖女を堕落させたじゃないか………何、で……他の悪魔の眷属になった人まで……手を出すんだよ………」

「ふん………君は馬鹿かい?そんなの………アーシアを堕落させそこねたからに決まっているだろう?」

…………え?

 

 

「全く、僕の計画では僕を助けたアーシアが聖女から魔女にされて教会を放り出された所を僕が拾おうとしていたのに……まさか君がアーシアと堕天使を会わせて日本に逃がしたなんて知らなかったよ。

この薄汚い穢れた血が。」

「ぐう………!?」

………僕の中で何かが切れそうなのを必死に抑え込んでいた。

つまり………だ。ディオドラはラウナ君をバカにしていてそしてアーシアが教会から追放される切っ掛けを作ったと。

だけどラウナ君はアーシアとレイナーレを会わせて日本に逃してアーシアとレイナーレが僕らに会う切っ掛けを作ったと………

そして今、それがばれてぼこぼこにされていると………そういうわけか。

 

 

「………ディオドラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「ん………ぐはあ!?」

だから僕はディオドラの下衆野郎をぶっ飛ばした。

 

 

「吉…井さん………?」

「ラウナ君大丈夫!?」

僕は魔王君臨でフィーアを呼び出すと口から血を出す下衆野郎(ディオドラ)に向き直る。(何故だかマッシュルームヘアーの女装姿の変態が脳内に出てきてそれを慌てて消したのは内緒だ。)

 

 

 

「き、貴様ぁ………」

「アーシアは………僕らの仲間はお前みたいな外道には渡さない!」

だからと僕は一息吐いて………

 

 

「僕は………お前を僕がお前に挑むレーティングゲームで叩き潰す!!!!!」

そうディオドラの前で宣言した………




如何でしたか?
次回もお楽しみに!
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