ハイスクールD×B   作:紅優也

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雄二達がリアス達と話をします。


第三話

一誠side

 

「部長、本当に明久を連れてきて良かったんですか?」

俺『兵藤一誠』は何故か明久を名前呼びしていた男子及び明久を痛めつけた女子の尋問をするために旧校舎にあるオカルト研究部の部室に向かっていた。

..........明久が一年生のアイドルであり部長の『戦車(ルーク)』である『塔城小猫』に殴られてノックアウトされた状態で。

 

「良いのよ、先生に許可は取ったしね。

......正直、あの馬鹿が明久を盾にしてなければもっと早かったんでしょうけど。」

「........すいません。」

小猫ちゃんが申し訳なさそうに謝る。

いや、小猫ちゃんのせいじゃねえから。悪いのは嫌がってるのに無理矢理デートに連れていこうとした神崎のせいだからな?

因みに神崎の野郎は生徒指導の先生に暑い暑い説教を食らっている。

 

「それにしても神崎君はどうして部長達に積極的なんでしょうか?」

「知らないわよ。一年の時だって気持ち悪い笑みを浮かべながら無理矢理眷属になろうとしていたし。」

「まあ、部長に迎撃されて宮内さんの記事の一面を飾りましたけどね。」

部長の『騎士(ナイト)』である『木場裕斗』の質問に部長が顔をしかめオカルト研究部の副部長であり部長の女王(クイーン)である『姫島朱乃』さんがクスクスと笑う。

 

 

「よ、吉井先輩~~~~~だ、大丈夫っすか?」

「あの......明久は大丈夫ですの?」

さっきからピクリとも動かない明久を心配したのか俺が抱えているダンボールの中から部長のもう一人の僧侶(ビショップ)であり宮内先輩に鍛えられライザー戦の逆転の一手になった『ギャスパー・ブラディ』とレイヴェルが明久に声をかける。

因みに明久は木場におんぶされている。

 

「大丈夫じゃないかな?塔城さんも手加減をしたろうし吉井君も頑丈だから。」

この学園の生徒会長である『支取蒼那』......悪魔の名前は『ソーナ・シトリー』先輩の言葉に俺達は無意識に頷いてしまう。

何せライザーが放った本人すら心配するほどの炎を体に受けたのに突撃出来る奴だからな明久は.......

 

「あれは俺も愕然としましたからね......」

そう言ったのは俺と同じ『兵士(ポーン)』である『匙元士郎』だ。

夢はシトリー先輩とのできちゃった婚という素晴らしい親友だ。(明久は『最低だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』って突っ込んだが......)

因みに生徒会は仕事(球技大会)が近いからこの二人しか行けなかったらしい。

 

「.....吉井様を急襲した女達は格闘術でも学んでいたのでしょうか?」

「な、何でですか?」

ミーナの女王であるリディス先生が何故か唸る。

 

「ええ、吉井様が保健室に運び込まれた時の関節技による傷が最も技を外しにくくかつ関節を外しやすい位置だったからです。」

あ~~~~そう言えば明久物凄く痛がってたな。

 

 

「う~~~~ん......そう言えばライザー戦の前に吉井君がアーシアに治療された時も大半の傷が脱臼とかで関節がボロボロだったよね?」

「はい......」

アーシアが暗くなりながら宮内先輩の言葉に頷く。

 

「まあ、その答えは彼等に聞いてみましょ。」

どうやら話しているうちに着いたらしいオカルト研究部の部室に俺達は入った。

 

....................

雄二side

 

「あ、アキ.......あんたとうとうそこまで穢れたの!?」

「何を言ってるの貴方は!?」

島田が金髪の男におんぶされている明久を見てそんなことを言った瞬間グレモリーに突っ込まれた。

 

「あ、明久君......まさかその男の子と......」

姫路も明久と金髪の男が絡み合ってるシーンを想像したのか顔を赤くする。

..........おえ。

 

「......霊さん。やってください。」

「はいよ。『創造(クリエイション)』。」

水色髪の女に指示された茶髪のツインテールの女はそんなことを言うと手に二丁のスタンガンが現れ姫路と島田を夢の世界に追放した。

 

「全く......何を想像したのよあいつらは......」

「恐らく明久とそこの金髪が絡み合ってるシーンを想像したんだろ。」

俺が真実を言うと金髪ドリルツインテールの女は口をひくつかせ金髪ロングの女は顔を真っ赤にし金髪の男は硬直し黒髪の男二名は吐き気を我慢しておりダンボールからは実際にゲロが出ており白髪の女は冷たい目で姫路達を睨み水色髪の女は銀髪の女に耳を塞がれ眼鏡をかけた女は不快そうな顔になり茶髪の女はため息を吐きグレモリーは......

 

「決めたわ朱乃。こいつらをケルの餌にするわ。」

「落ち着いてください部長。」

黒髪をポニーテールにした女に押さえ込まれていた。

 

因みにムッツリーニはと言うと......

 

「............シャッターチャンス。」

女のスカートの中を撮りまくっていた。

......早速カオスになってきやがった。

 

....................

「さ、さてと。自己紹介もしたし。そっちの目的も話して貰うわよ。」

あの後なんとか落ち着いた後で俺達は話し合いに入っていた。

 

因みにムッツリーニは......

 

「一枚四百円!?」

「高すぎるぜ!」

「もっとまけてくれ......!」

「............こっちも商売。」

男三人(内一名は明久)と写真の売買をしていた。

何をやってんだお前は......

 

「ああ、俺達の目的は明久を探しだし文月学園に帰還することだ。」

「あら、その割りには明久を痛めつけたみたいだけど?」

グレモリーの言葉に俺は舌打ちをしたくなった。

姫路に島田、お前達のせいで交渉が難しくなったぞ......!

 

「それに明久には恩もあるしやることもある。正直記憶が復活するまで帰せないと言うのが本音ね。」

「あんたが決めることじゃないでしょ!」

「そうです!横暴です!」

「あらあら......黙っていてくれません?」

姫島先輩からの殺気に姫路達が黙る。

 

「さて......あんた達は何者だ?」

「......どういう意味かしら?」

「ああ、簡単な事だ。宮内先輩が何処からともなくスタンガンを出したからだ。

普通なら驚くところがあんた達は何の反応もなかった。

次に神話の存在であるケルベロスがいることだ。この二つがあんた達がただ者じゃないって事を示しているんだが......どうだ?」

「......はあ、ミーナ。あなたが不用意に霊に神器を使わせたのも原因よ。」

「あう......ごめんなさい......」

「良いのよ。どのみち言わなきゃいけないことだし。

ねえ、あなた達......『悪魔』が実在するって言ったら......どうするのかしら?」

......は?

俺達はこの後のグレモリーの説明を聞いて予想以上にとんでもない世界に来たことを痛感するはめになった。




如何でしたか?
次回は説明回......の前に今作の明久の設定を書きます。
次回もお楽しみに!
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