ハイスクールD×B   作:紅優也

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『あの』料理が登場します。
序でに不穏な気配が......


第六話

明久side

 

「坂本雄二だ、今日から宜しく頼む。」

「............土屋康太。宜しく。」

「木下秀吉じゃ。こんな顔じゃが儂はれっきとした男じゃ。宜しく頼むのじゃ。」

今日のホームルームでクラスメイトが三人増えた。(女子の二人は木場君のクラスみたいだ。)

 

『木下は吉井、坂本は兵藤、土屋は松田の隣に座れ。』

「む、明久。今日からクラスメイトとして宜しく頼むのじゃ。」

「ん、今日から宜しくね木下君。」

「むう......『秀吉』で良いのじゃが......」

「あはは、会ったばかりの人を呼び捨てに出来るわけないじゃないか。」

あ、木下君が目に見えて複雑そうな顔になった。

......ちょっと罪悪感が沸いてきた。

 

....................

「明久、お前、頭大丈夫か?」

「どういう意味だてめえ!!」

昼休みに僕は坂本君にいきなり罵倒された。

因みに土屋君は宮内先輩に連れていかれた。

......また、スクープを探して回ってるんだろうな。

 

「いや、俺の知る限りではお前は授業は寝るかゲームしてるかのどちらかだったろ?

お前、本当にどうしたんだ?」

「はあ......そんなことをしたら僕の為に家まで用意してくれたリアス先輩や蒼那先輩に悪いじゃん。

それに世話になっているから勉強だって手は抜けないしね。」

「明久......お前ひ......『寄生虫』って言葉を知ってるか?」

「今、『ヒモ』って言おうとしたよね?しかも言い直しても意味全然変わってないし。」

寧ろ悪化しているような気がする。

 

「お~~~~~い、明久!坂本を相手にしてないで飯を食おうぜ。」

「あ、うん。解ったよ。じゃ、坂本君これから一誠達とお昼ご飯食べるから。」

「あ、ああ......」

僕が坂本君から離れるとすぐに一誠達を追いかけた。

 

....................

雄二side

 

「明久......お前どんだけ変わったんだ?」

俺は授業中から文月では珍回答を連発していた明久がまともに答えているのを見て呆然としていたがその理由を知って更に俺の知っている明久とは程遠くなったのを実感してしまった。

 

「くそ!考えても仕方ねえ......俺も飯を食う......」

『明久ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

俺が飯を食おうとしたら兵藤の悲鳴が轟いた。

 

俺が慌てて屋上に行くと(途中でムッツリーニ及び宮内先輩合流した)......そこには頬を押さえて呆然としている姫路と黒い笑みを見せる姫島先輩、そして泡を吹く明久を必死に心肺蘇生している秀吉と島田、兵藤達がいた。

 

....................

一誠side

 

俺達オカルト研究部の面々は最近楽しみになっている明久の飯を食いに屋上に来ていた。(因みに待ち伏せていた神崎は昨日のストレス発散と言わんばかりに小猫ちゃんに殴り飛ばされて壁にめり込んでいる)

いないメンバーは対人恐怖症を治すためにミーナちゃんやレイヴェル、ミーナちゃんの友人と飯を食っているギャスパーだ。

なのに......

 

「何で姫路と島田がいるんだ木場?」

「ゴメン、強引に着いてきて......」

木下は兎も角こいつらは本当に邪魔だしな。(姫路のおっぱいかなり大きいから目の保養になるけど)

 

「一誠、何かいやらしい事を考えなかった?」

「う......はい。」

明久の言葉に肯定した瞬間アーシアと部長が両側から俺の頬を引っ張る。

 

「あはは......はい、今日のお昼ご飯。」

お、今日はシュウマイに酢豚......中華風か?相変わらず美味そうだな。

 

「では......お、美味い美味い。」

「本当に美味しいよね。参考にもなるし。」

そういや木場はギャスパー(昨日から坂本も)と暮らしてんだっけ?

 

「美味しいんですけど......」

「相変わらず料理好きの女子にダメージを与える美味しさよね......」

「はあ......敗北感があります......」

「............美味しい、美味しいけど何か理不尽です。」

アーシアや部長、朱乃さんに小猫ちゃんも溜め息を吐きながら食べていた。

 

「く......何これ......物凄い敗北感が......」

「ううう......美味しいです......あ、そういえば......」

ん?何だ?物凄い死の影が......

 

「あ、明久君!お弁当を作ったんです!食べてくれませんか!?」

「え?良いけど......」

そう言って明久が姫路の弁当を一口食ったら......

 

ブバ!

明久が吐血してぶっ倒れた。

 

「......え?」

「明久ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

俺が明久に駆け寄ると慌てて抱き起こす。不味い!虫の息だ!

 

「み、瑞希......?これ......何か悪臭がするんだけど......?」

「あ、は、はい......隠し味に『塩酸』と『硝酸』を三対一で......」

......は?

 

「瑞希......」

「あ、はい。何ですか美波ちゃ......」

バチン!

次の瞬間島田が姫路の頬を叩いた。

 

「それで自分が何をいれたのか知りなさい。

木場!あんたはAEDを持ってきなさい!塔城は病院に連絡!アルジェントは警察に!残りの面子は交代しながらアキの心肺蘇生!急いで!」

「あらあら、昨日の調きょ......教育が良い方向に向いたみたいですね。」

朱乃さん、何をしたんですか?俺も受けた......げふんげふん。

 

「それに比べて姫路さんは......お仕置きが必要のようですね♪」

俺も朱乃さんのお仕置きを受けた......げふんげふん。

 

その後、合流した坂本、師匠(ムッツリーニ)、宮内先輩と共に明久の心肺蘇生を続けて救急車に明久が運ばれた後姫路は警察の方々と部長を中心とする女性陣にこれでもかと怒られ料理禁止令をしかれた事は言うまでも無い。(因みに明久は放課後にけろっとした表情で帰ってきた。病院も『素晴らしい回復力だ』と呆れたらしい)

 

....................

第三者side

 

羽田空港......そこに金髪の女性が地図を見ながら歩いていた。

 

「やれやれ......漸く着いた。後は駒王学園に行くだけだが......教会からも追手が来るからな。急がねば。」

女性は荷物に閉まってある一振りの剣......正教会から強奪し自身の持つ聖剣と融合させた『祝福の聖剣(エクスカリバー・ブレッシング)』を思い出しながら呟く。

 

「さて......信頼できる仲間に会えたか知りに行くぞ?『アーシア』、『裕斗』。」

女性はそう言うと背中から『炎の翼』を二対広げ『風を操り』自身を見えなくさせて飛翔を開始した。

事件は......すぐそこまで迫っていた。




如何でしたか?
今回登場したオリキャラは誰ともくっつきませんが大事な役割があります。
楽しみにしてください。
次回は球技大会です。
次回もお楽しみに!
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