転生レ級の鎮守府生活   作:ストスト

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モンストのバグで9体モンスター出たよ……
や っ た ぜ 。


「三宅島奪還作戦‼︎(前編)」

 

7月16日。

内房鎮守府から6人の艦娘が

三宅島を丙型生命体から奪還する為

抜錨した。

金剛、比叡、愛宕、加賀、霞、多摩。

この6人は、艦種は違えど同じ決意を

持ち、目的を必ず達成すると意気込んで

三宅島に向かったのであった。

 

俺は、当然ながらお留守番である。

 

「行きたかったんだけどなぁ……」

 

「あの面々なら、羅針盤がヘソ曲げない限り

平気だろ。ほら、中に入ってようぜ。

外暑いしよ」

 

天龍が俺の肩を叩き、左手で後ろの

鎮守府を指した。

 

「はい……それもそうですね」

 

彼女達ならば、きっと大丈夫だろう。

あの丙型生命体達に。勝てるはずだ。

俺はそう思いながら鎮守府に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約一時間後。

 

「もう少しで三宅島にゃ」

 

「羅針盤に嫌われなかったのは幸いね」

 

金剛達は羅針盤にも嫌われず、途中で妨害が

入る事もなく三宅島に向かう事が出来た。

 

「金剛姉様。比叡がお姉様をお守りします‼︎」

 

「まだ大丈夫ネ。流石にこんな距離から

砲弾が」

 

金剛がそう言った正にその瞬間。

三宅島の方向から砲弾が神速の速さで

艦隊のすぐ脇に着弾し、大きな水柱を立てた。

 

「ひえーーーーーーッ‼︎」

たまげて転びそうになる比叡。

 

「ッ⁉︎そんな⁉︎ここから三宅島って……‼︎」

 

加賀が、額に一筋の汗を浮かべた。

 

「約、2000mよ……‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー……外したわ。悪りぃ」

 

サンズが多薬室砲からUSBを抜き、

新しいUSBを挿入する。

 

「遠距離から叩くのは、流石に無理が

ありそうだな。私が直接叩こう」

 

イカリがそれを聞いて海面に飛び込んだ。

 

「ダイダラ、俺らも行こうぜ」

 

「フジツボヨ、オレニツヅケ‼︎」

 

続いてサンズ、ダイダラが海面に降り立ち、

そして20体程のフジツボが後を追っていく。

 

後には、ゲンブが取り残された。

 

「はぁ……なんでうちの連中はこうも

気が早いのかね〜。理解出来ないよ」

 

そうぼやきながら、ゲンブは他のフジツボ達に

命令を出すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ……やはり、私がここから艦載機を出して

それで相手を叩くしかないかもしれません」

 

加賀がそう呟きながら、矢をつがえ、そして

放った。その矢は空中で数機の艦載機と

なり、三宅島の方に向かっていった。

 

「イカセルトオモッテンノカコノタゴサクガッ‼︎」

 

が、それは大音声と共に撃ち出された対空射撃で

ほとんどが撃墜された。

 

「やあやあどうも、三宅島観光ツアー御一行様。

まずは、宜しくと言っておきますか……

俺の名前は、リヴァイア・サンズ。

こちらのでかいのはダイダラ。

後ろは……別にいいか」

 

サンズが多薬室砲をしまい、金剛達に

挨拶をした。

 

「まぁ長い付き合いになるかもしれないか」

 

「BURNING・LOOOOOOOOVE‼︎」

 

バアァァァンッ‼︎

 

サンズの挨拶を無視して、金剛が砲撃した。

 

「あぶねッ」

上半身を勢いよく反らせ、サンズは

それを回避した。その砲弾は背後のフジツボに

命中、爆砕する。

 

「キャー人殺しー」

 

「Youが言える口デスか‼︎」

 

「殺したのは、イカリだ。俺じゃない」

 

 

「……ぐッ⁉︎」

 

突如として響く悲鳴。

その声に金剛が振り返ると、そこには

海面からでている触手に首と足を締め上げられた

加賀の姿があった。

 

 

「‼︎加賀さんッ⁉︎」

 

「あーストップストップ。

俺とゲームして勝てたらそいつ解放してやる」

 

軽い調子でサンズは金剛達に呼びかけた。

 

「ルールは簡単。全員で闘って、最後まで

立っていた奴のチームの勝ち。

お前らが勝ったら三宅島も返してやる」

 

「サンズ⁉︎」

 

ダイダラが驚いた拍子に横のフジツボを

踏み抜いた。

 

「ただーし‼︎俺らが勝ったら‼︎

……全員帰れ‼︎ニ度と来んな‼︎

後5対5でやる‼︎以上ッ‼︎」

 

「ずいぶんとフェアなプレーをしたがるんですね」

 

サンズは手をひらひらと振り、

 

「まぁね〜女性相手にね、本気出して勝つなんて

ダサいでしょう?」

 

そして、ダイダラの顔の前で何かを話した。

するとダイダラは慌ててフジツボを率いて

何処かに行ってしまった。

 

後にはサンズとフジツボ4体、そして艦娘達が

残った。

 

「じゃあ、始めようか……Start game‼︎」

 

比叡が一撃でフジツボを1体仕留める。

そして、金剛と共にサンズに砲撃を仕掛けた。

 

「二人がかりね……じゃあ俺もちょっと

色々使わせてもらうよッ‼︎」

 

サンズは砲撃を天高く跳躍して避けると、

空中で何かを撃ち出した。

投げナイフだ。

一斉に二人に襲いかかり、何本かが二人に

刺さった。

 

「ううッ‼︎」

 

「きゃあッ⁉︎」

 

その隙を見逃さず、サンズは着地(海だが)した

次の瞬間、鋭い手刀を比叡の首筋に叩き込んだ。

 

「かはッ……あ……」

比叡は数歩よろめき、海面に倒れた。

 

「はい、4対4。ほら、どうしたよ?

来なよ。俺を倒せば三宅島が返ってくるんだぜ?」

 

金剛は、ぐっと拳と歯に力を込め、

そして静かに言った。

 

「私はもう三宅島なんてどうでもよくなりマシタ」

 

「ふーん」

 

「今、Youを殺すことだけでいい‼︎

それだけで、比叡の仇は討てマス‼︎

Youは、Youだけは絶対許しマセン。

私のmy sisterを傷つけた事は絶対にッ‼︎」

 

サンズは金剛をじっと見ていたが、

やがてこう言った。

 

「やっぱり、気絶させるだけじゃ

すまないか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、俺は隠れて抜錨しようとしていた。

どうしても金剛達の事が気になって仕方がない

のだ。

 

「よい、しょっと」

 

「レンゲ。何処に行く気だ?」

 

はっとして慌てて振り返ると、そこにはと天龍と

翔鶴さんがいた。

 

「……もしかして、金剛達の所に行く気か?」

 

「……はい」

 

なんとなく、行かなければならない気がしていた。

恐らく、今天龍が阻止しようとしても俺は

押し退けてでも行くだろう。

 

「あのなぁ、お前は今要監視対象なんだぜ。

つまり、一緒に誰かいないと駄目なんだよ」

 

「……?」

 

「……あー、つまりな。俺も一緒に行く。

なんかさっきっから嫌な予感がするんだよ」

 

「え⁉︎で、でも提督には⁉︎」

 

「安心して下さい。了承は得ました」

 

翔鶴さんがニコリと微笑む。

天龍が俺に向かってサムズアップした。

当然、俺が取るべき行動は一つであった。

 

 

「二人とも……本当に、ありがとうございます……」

 

そして、二人が海面に降り立つ。

俺はーーーーーー否、俺達は。

三宅島に向けて抜錨した。

 

「レ級、抜錨します……‼︎」




比叡が死んだ‼︎(嘘)この人でなし‼︎

サンズ「俺人じゃねーから」
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