薔薇の皇帝と秘書   作:鉄血

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オリジナルです



ネロ、ソーマのためにがんばる‼

ローマのある市街地

 

(ここは何処だ・・・・?)

 

ソーマは今、困惑していた。

右側を見ても人左側を見ても人だかりが出来ている。

 

(確か俺は部屋で寝ていたはず?だが何故、俺はこんなところにいる?)

 

とソーマは記憶を探る

 

(いや違うなそういえばネロが何か叫んでいたな?)

 

(確か何とかに行くとかどうとか・・・・)

 

(ん?)

 

その時ソーマは見て気づいた

その建物に見覚えがあるということを。

 

(ここは・・・コロッセオか!!)

 

 

今から一時間前・・・

 

 

昼前、ソーマの寝室に何か急ぐような足音が聞こえてきた。

そして扉を大きな音をたて開けながら一人の少女が部屋に入ってきた。

 

「ソーマ!!今日は余と一緒にコロッセオに行くぞ‼そういうことだからすぐ行こう‼」

とはしゃぎながら起こしにきた。

 

「・・・・・・・・・」じろり

 

「せっかくの休日に昼近くまで寝ていていいと思っているのか!!はやく余と一緒に行くぞ‼」

 

我慢の限界が近づいたのか

 

「うるせぇ!!」

 

と言いながらソーマは飛び起きた

 

「!!」

 

「・・・言っておくがな俺が寝たのは朝明け前だ。せっかくの休日前に夜更かしして何が悪い?」

ソーマは不機嫌そうに語ってきた。

 

「大体誰の許可を得て人の寝室に上がり込んでる?いい度胸だなネロ?」

 

そして周りに重苦しい重圧がのしかかる。

 

「行きたきゃ勝手にしろネロ」

 

とソーマは答える

 

「・・・・・勝手にしてもいいのか・・・?」

 

少し困惑しながらネロも答える

 

「・・・・・・・・・・・」

 

するとまだ眠いのかかくんとソーマの頭が下を向いた

 

するとネロは

 

「おお!!うなずいた‼確かにうなずいたぞ!!」

 

するとネロはソーマを着替えさせるために世話係を呼んだ

 

「皆の衆ソーマを着替えさせい!!そして馬車に連れていくぞ!!」

 

「Zzzzzz・・・・・」

 

そしてようやく目を覚ました時気がつけば彼は独りぼっちでした

 

「成程・・・そういう事か」←今目が覚めた人

 

(現在地がコロッセオか・・・だとすると道に迷う俺が帰れる事はないな)

 

(だとするとネロを待つのが一番いいな・・・だがその前に何か飯でも食べるか)

 

と思い服の中を探ったしかし・・・・

 

(財布もないか・・・)

 

財布すらなかった

 

バタバタと走る音が聞こえ少年がソーマにぶつかった

 

「わっごめんなさ・・・・」

 

(コロス!!!)

 

とソーマの周りに重苦しい重圧がかかった

 

そして今の獅子も逃げ出すようなソーマの顔を見た少年は

 

「ひっ!!!」

 

あまりの恐怖でガクガクと足が震え立てなくなっていた

 

しかしソーマが内心で思っていることは少年のことではなくネロの事であった

 

(ネロ殺す!!絶対殺す!!)

 

そこに

 

「おお!!ソーマやっと起きたか!!」

            

と言いながらこっちにくる元凶がやってきた

 

 

 

 

 

「それで?何か言うことは?」

 

ネロは今追い詰められていた

ソーマのためにと思って休日を作って一緒に遊び(強制)に行き少し買い物をして帰ったら、あの獅子ですら逃げ出すような形相を前に、正座をさせられていた。

 

「もう一度言う何か言うことは?」

 

その質問にネロは

 

「余は悪くない・・・・」

 

こう答えた

それを聞いたソーマは・・・・

 

「何?」

 

呆気にとられたような顔で答えた

 

「ネロ・・・お前は今何て言った?」

 

と確かめるように聞き直す

 

「余は悪くないと言った・・・・」

 

と答えを返す

 

「だったらなんで「構ってくれると思ったのだ・・・」何?」

 

ネロが言った事を不思議に思ったソーマが言葉をきる

 

「構ってくれると思った?」

 

ソーマが言った

ネロは無言で首を縦に振った

 

「何故?」

 

と聞き返す

そしてネロはこう答えた

 

「最近ソーマは忙しそうだったからだから少しでも楽しませようと思ったのだ」

 

そう答えたネロにソーマは驚いたそしてこう答えた

 

「成程・・・そういうことか・・・つまりネロお前は忙しかった俺に構って欲しかった、楽しませたかったそういう解釈でいいんだなネロ?」

 

その言葉を聞き再び頷くネロ

 

「はぁ・・・ネロがしたい事は十分わかった・・・それだったら初めから言ってくれでないと流石に気づかん」

 

「では今度からはちゃんと構ってくれるのだな‼」

 

とネロは言う

 

「はぁ・・・ちゃんと言えばな」

 

とソーマも答える

 

「うぅぅぅぅぅ!!ソーマぁ!!」

 

と嬉しそうに言いながらネロはソーマに飛びかかった

 

しかしここは街中ここでそういった行為をすれば目立つことこの上ない街の人々からは、暖かい目で見られたり、嫉妬の目線がソーマを刺す。

しかしネロはそんなことはお構い無しに甘えてくる

この状況にソーマが考えていることは

 

(まぁこれも悪くない)

 

と思いながらネロの頭を撫で続けるのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ネロのキャラってこんな感じだったっけ?
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おまけ

「ソ、ソーマその縄は何だ?」

とネロは震えながらソーマは何処から出したのか自分の手に持つ縄をみた。

「そんなにここにいるのが好きなのだろう?だったら一月程ここにいるがいい」

とてもいい笑顔で、ネロを縛り上げ、吊るしながらその場から立ち去ろうとした。

その事を聞いたネロは顔を真っ青にして

「まっまて!?ソーマこの縄をどうにかしろ‼というか、本当に行くつもりか!?まてソーマ、ソーマぁぁぁぁぁ!!?」

吊し上げられたネロの言葉を無視しながらソーマはその場を後にした。


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