薔薇の皇帝と秘書   作:鉄血

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かなり大変だった。
では、どうぞ!!


すれ違って

アーチャー以外のサーヴァント達は、突如出てきたセイバーにとても良く似た少女を見て、呆気にとられていた。

先に声を上げたのはウェイバーだった。

 

「セイバーのサーヴァントが二人!?」

 

そしてライダーがセイバーと似た少女の違いに気付き、

ウェイバーに言った。

 

「いや、坊主。良く見ると違うところがあるぞ?特に胸とかな。」

 

その言葉をセイバー達にも聞こえるように言ってしまった。

そして、セイバーからどす黒いオーラが出ているのを見て、ライダーはしまったと思った。

するとセイバーは、

 

「ほう?ライダー貴様今なんと言った?」

 

激怒しながら今にも斬りかからんとしたような目をしながら、ライダーを睨みつけた。

そしてさっきからずっと無視されし続けているアーチャーがきれた。

 

「おい‼貴様ら!!さっきから、この我を無視するとは、何事か!!その不敬は万死に値する!!」

 

するとライダーは、

 

「おお、すまんすまん。つい、あのセイバーに似た小娘を見て、すっかり忘れとった」

 

と謝りながら、アーチャーに言った。

するとアーチャーは、

 

「ほう?今此処で殺されたいようだな雑種!!」

 

と言いながら王の財宝を開き、ライダーに向けた。

しかし、少女の方から声がかけられた。

 

「貴様、余の事を臆病者と言ったな?今日はソーマに会いに行こうと思ったが、気分が変わった。貴様を此処で余が臆病者と言った事を後悔させてやる」

 

そしてネロが剣を出してライダーに斬りかからんとした瞬間に、反対側から黒いモヤが出て人の形を作った。

低い唸り声を上げながらバーサーカーは、アーチャーを

見上げた。

そしてバーサーカーを見たアーチャーは

 

「誰の赦しを得て、俺を見ている狂犬めが。せめて塵様を俺に見せよ雑種」

 

そう言って宝具を射出した。

しかしバーサーカーは、始めに飛んできた剣を難無く掴み取ってから二撃目の槍を打ち払った。

バーサーカーとアーチャーの激闘は続き、最後にはアーチャーが退くという結果で終わった。

しかし、バーサーカーは本命のセイバーの事、アーサー王に襲いかかろうとした。

 

「aaaaaa!a? aaaaa ??」

 

しかし、アーサー王とそっくりのネロがいたため、一瞬どっちがセイバーなのか分からなかった。

しかし、バーサーカーもすぐにその違いに気づいてしまう。

胸が大きいか小さいかを。

 

「aaaaaaaaaa !!」

その結果、バーサーカーは迷わずセイバーに向けて突撃していった。

その様子を見たライダーとランサーそして未だに隠れているソーマは、

 

「「「あのバーサーカー・・・胸で確認したよな?(したな)(しましたね?)」」」

 

この時、男性陣が一斉にハモった瞬間である。

そしてランサーが令呪で縛られた瞬間、ソーマはマスターに動く許可を得て、ランサーを始末するべく動き出した。

 

ソーマは気配遮断を使って静かにそして気づかれないようにランサーの背後に回った。

そして、ランサーの心臓つまり霊核を巨大な大剣で一突きした。

 

「カハッ!?アサシン!?」

 

そう言って倒れたランサーの胸から引き抜いた大剣でもう一度突き刺した。

 

脱落したランサーを他所にソーマはネロを見た。

ネロは、一瞬呆けた表情をしたが自分の姿を確認すると、今にも泣き出しそうな表情になった。

そして周囲をを見てみると、バーサーカーからしのぎきったセイバーとライダーが此方をみている。

この状況を不味いと判断したアサシンは、撤退しようとした。

しかし、ネロが悲痛そうな表情と声で

 

「待ってくれ!!ソーマッ!!余を余を独りにしないでくれ!!」

 

と言って止めてきた。

一度足を止めて振り向いたが、マスターから撤退しろと命令が来たので撤退した。

 

セイバーとライダーはランサーを殺したアサシンと少女とのやり取りを見ていた。

そしてライダーは、セイバーにアサシンの事を聞いていた。

 

「なぁセイバー。あのアサシンとお前さん似の娘のやり取りを見てどう思った?」

 

すると、セイバーは

 

「彼女がアサシンの事をソーマと言っていました。おそらくあの大剣を使っていたアサシンの真名でしょう。」

 

そしてセイバーは、自分の予想で、彼女とアサシンの関係を語った。

 

「彼女とアサシンの間には、親しい関係だと思います。ですが、何処まで親しい関係までかは分かりません。」

 

そう言ってセイバーは座り込んで俯いた彼女の姿をみた。

 

 

また独りにされた。

 

ネロが思ったのは、その一言だった。

やっと会えたと思った矢先、彼は自分の姿をみた瞬間に背中を自分に向けて消えていった。

 

ならば人違い?いいや違う。あの姿や匂いはソーマだ。

だが、何故自分を見て消えた?

愛想を尽かされた?自分が嫌いになった?ネロはそんな事を考えながら立ち上がり、ふらふらと歩きながら倉庫街から姿を消した。

 

 

ソーマはマスターのもとに向かっている間、ネロの事を考えていた。

何故、彼女があの場に居たのかわからない。

だが、次、彼女に会うときはちゃんと伝えようとおもう。

 

"傍にいつも居られなくてすまなかった。"

 

そう思いながら、ソーマはマスターの元に向かった。

 

今夜の月は、やけに明るかった。

 

 




土曜日、日曜日はお休みとさせていただきます。
流石に疲れたので。

感想、よろしくお願いします‼
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