流石に主人公がアサシンなので無茶苦茶飛ばして、オリジナル展開にさせて頂きました。まぁ殆ど原形が残って無いけど・・・ボソッ
まぁそれはともかく、最新話どうぞ!!
堕ちた先は
あの後、意外な結果で聖杯戦争は終結した。
まず、キャスターが討伐され、ライダーがアーチャーと戦って死に、セイバーはアーチャーと相討ちという結果になった。
バーサーカーは、姿が見当たらない事から脱落したのだろう。
自分は、アサシンとして召喚されていたのでむやみに戦闘が出来なかったわけだが、マスターが聖杯を破壊しろという命令によって今回の聖杯戦争は終結した。
聖杯を破壊したすぐに、聖杯の中から泥が溢れてきた時は、自分自身の勘があれに触れてはいけないと叫んでいたので、触れないように避けていった。
そして外に出た時、空には黒い太陽が上り、周り一面火の海だった。
始めは、ローマで起こったあの大火を思い出した。
その中で俺は、ネロを探しに行った。
幸い単独行動のスキルを持っているため、すぐに消える事はなかった。
これだけの被害だ。ネロも何事かと出てくるはず、と考えていた時に後ろから聞き慣れた声がしかし、明らかに違う声で自分の名前を呼んだ。
「ソーマ・・・また余を独り置いて何処に行くつもりだ?・・・」
そして俺は後ろを振り替えると、変わり果てたネロの
姿があった。
皆さんは、マザー・ハーロットと言う英霊をご存知だろうか?
他の名前で言うと、バビロンの大淫婦と呼ばれる事が多い。
このマザー・ハーロットは、ネロが悪堕ちした姿がそれである。
ある平行世界の特異点で、アレキサンダーがネロに対して「君は魔王にだってなれる」と言った事を覚えているだろうか?
もし、マザー・ハーロット=ネロだった場合、ビーストⅥとして顕現する可能性がある。
そうなれば、そんな彼女に勝てる英霊はいないだろう。
そんな彼女は今、ソーマの前に立っていた。
そんな変わり果てたネロを見て、ソーマはとてもだが、見ていられない気持ちになった。
まず、生前劇場で着ていたウエディングドレスは、黒く染め上げられ、首下の鎖付きの南京錠は変わらず、胸元まで上げられていたチャックは、限界まで下げられてそこからは、白い肌が出ていた。
他にも、美しかった金色の髪はくすみ、肌は不自然なまでに白く、目は翡翠色から琥珀色に変わっていた。
そんな変わり果てた姿のネロを見て、ソーマは
「ネロ・・・なのか?」
問うように言った。
「何を可笑しな事を言っている?余は余でしかないだろう?」
可笑しな事を聞くと言わんばかりにネロは、答えた。
すると何か思い出した様に、ネロはソーマに自分の所にくるように言った。
「ソーマ、少し此方にきてくれぬか?余はソーマに渡したい物があるのだ」
そう言って手招きした。
ソーマは、ああと答えてネロに近づいた。
するとネロは、腕を出してくれと言った。
そして言われた通りに腕を差し出すと、ネロは、自分の左腕に着いた手錠をソーマの右腕に着けた。
それを見たソーマは、瞬時に、左手に短剣を持ってその手錠を壊そうとしたが、それをネロが自分の右手でその短剣を持った手を掴み取った。
ソーマはその手を振り払おうとしたが、ステータス的にかなう訳がなく、その短剣を下に落とした。
そしてソーマは、ネロに向かって言った。
「ネロ、これは一体どういうつもりだ?」
するとネロは、笑いながらソーマに言った。
「取引だ。余の全てをソーマにやる。代わりにソーマの全てを余に渡せ」
そう言った。
そして続けて
「ソーマは、誰にも渡さぬ。誰であろうと余が切り捨てる。ローマだろうと、何だろうと何も要らない。ソーマだけいればよい。英霊の座であろうともずっと余と一緒だ。異論は認めぬ。ただ、頷けばよい。なぁソーマよ、ずっと一緒に余の隣にイテクレルヨナ?」
そう言ってネロは、ソーマを見た。
その琥珀色の目は、暗かった。
全てを飲みこまんばかりに暗かった。
そんなネロの姿を見たソーマは、こう考えていた。
(ずっとネロの気持ちに気づかなかった付けがまわってきたか。まぁいい、それで赦されるのなら最後まで付き合ってやるか)
そしてソーマは、それを了承した。
その事を聞いたネロは、嬉しいと言わんばかりにソーマに抱きついた。
それを見ながらソーマは、周りに広がる火の海の中、自身が消えるまでずっと撫で続けた・・・・。
(今)ネロをオルタ化しないと言ったな?あれば嘘だ
(過去の自分)!Σ( ̄□ ̄;)
とまぁハッピーエンドにするはずが、自分でも分からない結末になってしまいました。;
次に投稿するのは、7月の始めに投稿したいと思います。
誤字報告、感想よろしくお願いします
では!!さよなら!!