薔薇の皇帝と秘書   作:鉄血

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続きです。どうぞ!!
(アニメの方を見直しながら書きました)


戦闘

ソーマは冷や汗をかきながら、参ったなと考えていた。

自分達であのサーヴァントを相手にするならいいが、マスターを逃がす為の道を鎖でなくされるとは、思ってもみなかったからだ。

そして周りを見回してみると、話に夢中で気がつかなかったが周りに幾つもの石像がそこにはあった。

すると、ネロから黒いサーヴァントを警戒しつつ、あの石像について聞いてきた。

 

「ソーマ。あの気味が悪い石像をどう見る?」

 

「間違いなく宝具で石像にされたんだろうな。生物を石に出来るとしたら、間違いなくあれだろ?」

 

すると、ネロ嫌な顔をして答えた。

 

「メドゥーサか」

 

「マスター、戦闘は避けられんようだ!!マシュ!!お前にとっては、初のサーヴァント戦だ‼気を引き締めていけよ、それじゃあ無いと死ぬぞ‼」

 

「さてと、お前に聞きたいこともあるが俺達をどうしたいつもりだ?」

 

「私の狩場に迷い込む人間とサーヴァントを私がどうしようと勝手でしょう?」

 

そう言ってそのサーヴァントは寄りかかっていた一体の石像の首をその鎌で跳ねるように斬った。するとその石像から夥しい量の血が噴水のように溢れ出てきた。

 

「一体減ってしまいましだが、また新しく六体増えますわね」

 

そのサーヴァントは微笑む。

 

「マシュ戦える?」

 

マスターである立香は、緊張しているであろうマシュはに言った。

 

「はい‼戦えます先輩!!」

 

マシュはそう言って盾を構えた。

 

「貴女、サーヴァントと戦うのは初めて?言動には気をつけた方がいいわよ?一度戦うって口にしたらその言葉に責任を持ちなさい!!」

 

そしてその黒いサーヴァントは、一瞬でマシュの目の前に現れた。

 

「ほらほらほら!!」

 

その持ってる鎌ででマシュを打ちつけたり、斬りかかったりしてきた。だが、マシュはそれを何とか盾で防ぐだけで精一杯だった。

 

「私のこの鎌は不死殺しの鎌!!これに傷つけられれば貴方は一生サーヴァントとして不出来になる!!」

 

黒いサーヴァントは一向に攻撃をやめない。逆にマシュはただ防ぐだけ。

しかし、マシュに夢中になっているそのメドゥーサに斬りかかる二人の姿があった。

 

「はあ‼」

 

「俺ら二人を忘れちゃ困るな!!」

 

そう言って背を向けているメドゥーサにネロは、斬りかかった。そしてネロの左側から、ワンテンポ遅れて短剣を突きだすソーマの姿があった。

 

「くっ!?」

 

そして腕を軽く斬ったメドゥーサは一度後ろに下がったが、そこからマシュが追撃に入り、さらに追い詰めていく。そして、マシュを弾き飛ばし後ろに下がった時、何処からか声が聞こえた。

 

「いい度胸じゃあねぇか」

 

「まだまだ小娘だが中々見所がある。其処にいる二人もな」

 

「誰だ!!」

 

メドゥーサが叫ぶ。

 

「見りゃ分かるだろご同輩」

 

そう言うと少し離れた場所に水色のフードを被った男が現れた。

 

「キャスター!!貴様、何故漂流者の肩を持つ!!」

 

「はぁ?そりゃお前らよりはるかにマシだからに決まってんだろうが!!」

 

そう言ってキャスターはルーン文字を書き、メドゥーサに向けて放った。すると火が立ち上った。

 

「手助けするぜ」

 

そう言ってキャスターは立香達の前に現れた。

 

目の前にいるキャスターを見て、ソーマはコイツかなりの大英雄だなと思った。

 

「それで?この小娘のマスターと二人組のサーヴァントのマスターは、お前さんかい?」

 

そう言って立香の方を見た。

そして立香は、返事をした。

 

「はい、そうですけど・・・」

 

「一応仮契約だが、一度パスを繋ぐがそれでもいいかい?」

 

とキャスターは立香に聞いた。

すると立香は、

 

「分かった。あのサーヴァントを一緒に倒すのなら契約する」

 

そう言って、キャスターと仮契約をした。

 

「そう言う訳だ、よろしくな三人方?」

 

そう言ってキャスターと共同戦をする事になった。

それからというもの呆気なくメドゥーサは倒された。

流石に4対1では余程の大英雄でない限り勝てないだろう。

戦闘を終えてソーマは、キャスターに礼を言って質問をした。

 

「ありがとう。先程の戦闘は助かった。一つ聞きたいけとがある。お前は今回の聖杯戦争で呼ばれたサーヴァントか?」

 

「あぁ、そうだぜ。俺は今回の聖杯戦争で、キャスターとして呼ばれたクーフーリンだ」

 

「「「「クーフーリン!!(フォウ!?)」」」」

 

すると立香達は、驚いた様子でキャスターを見た。

立香は、キャスターを見て答えを聞くかの様にして言った。

 

「クーフーリンって、あのクーフーリン?ゲイボルグを持ったあの大英雄だよね?」

 

「まぁその認識で合ってるが、今回はキャスターで召喚された身でな、生憎と槍を持ってねぇんだ」

 

そう言ってソーマ達を見た。

 

「お前さんが、嬢ちゃんに召喚されたサーヴァントか。二組セットの英霊なんて見たことないが、何かあっての召喚か?」

 

キャスターはそう言って聞いた後、ソーマは何故こうなったのか説明した。

それを聞いたキャスターは、しかめっ面をしながら言った。

 

「お前・・・昔の俺見たいになってたんだな。頑張れよ?」

 

「あぁ・・・頑張るさ・・・いつまで続くのか分からんが」

 

何やら意気投合したソーマとクーフーリン。ネロは、それが分からず首をかしげソーマに聞いた。

 

「むぅソーマ?一体何を意気投合した?余にも教えてくれないか?」

 

ソーマは遠い目をして、ネロに言った。

 

「ネロには、分からない事だよ・・・なぁキャスター?」

 

「あぁ、そうだな。アサシン・・・俺らしか分からない事だからな・・・」

 

と言ってキャスターも、遠い目をしていた。

 

「ちょっとまて、気になるではないか。ソーマ達に分かって余に分からないとは。一体何の事だソーマ?」

 

遠い目をしているソーマとクーフーリン。そして、一体何を意気投合したのかを知りたいネロ。それをはたから見ているマシュと立香達。

 

これから先、どうなるかは彼ら次第である。




何故、クーフーリンがこうなったかというと、師匠であるスカサハが調べるとヤンデレだったのでこんな風になりました。スカサハが殺ってきた裏設定の真実を余り知りたくなかった所でもある。一体真実を知る前の自分はどこに・・・。
次は、もしかしたら番外編を書くかもしれません。
感想、誤字よろしくお願いします。
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