雨が多くて車洗うタイミングが・・・。
こんにちは皆さん、北郷一刀です。
買い物行こうと思ったら覇王様は寝巻きしかない事を忘れていまして。
なので友人に頼る事にしました。
持つべきものは友ですね。
ぴんぽ~ん
「あっ、来たかな?」
「っ!」ビクン
一刀は来客を告げる電子音を聞き玄関へ。
華琳は初めて一刀以外の日本の住人に会うことに緊張していた。
ガチャ
「かずくん・・・お待たせ・・・待たせちゃったかな・・・?」
「いいや、むしろわざわざごめんね?服持ってこさせちゃって。ささ、中入って。」
「うん・・・お邪魔します・・・。」
ぺこりとお辞儀をして部屋に入る日鞠。
一刀の後に続いて華琳の元へ。
「適当に座っといて。お茶持ってくるからさ。」
「わざわざごめんね・・・ありがとう・・・・・・あっ。」
「あっ・・・。」
お茶を取りに台所に消える一刀を見送ると日鞠は華琳の存在に気がつく。
華琳はというと、まだ心の準備ができていなかったのだろうか。日鞠を見つめてだんまりとしてしまう。
「「・・・・・・・・・。」」
両者一向に切り出すことができず。
片や人見知り、片や緊張でガッチガチ。
言葉など出るはずもなくただただ見つめ合う2人。
(うわぁ・・・微動だにしないよ・・・。)
お茶を用意しながらまったく動く気配のない二人を遠目から見守る。
心境はまるで娘を見守る父親であった。
「・・・・・・・えっと・・・・。」
「っ!」
先手 日鞠選手 さてどう出るのか。
「初めまして・・・小日向・・・日鞠・・・でしゅ・・・。」
「は、初めまして、乃嶋華琳といいましゅ・・・。」
奇跡的に両者最後に噛んでしまいだんまり。
日鞠はあうぅ・・・とちょっと涙目になりながらシュンとしてしまう。
「・・・あっはっはっはっは!何やってんのさ二人ともっ!」
我慢の限界だったのか笑いながらお茶を運ぶ一刀。
そんな一刀に二人は抗議の声を上げた。
「うぅ・・・だって・・・がんばったのに・・・。」
「仕方がないでしょう!なんて言えばいいかわからなくなってしまったのだから!」
わーわーと訴える二人に暖かいお茶を差し出す。
「些細な事なんて、お茶一杯飲んでるうちにどうでもよくなるもんだよ。」
そういってゆっくりと自分のお茶を飲む一刀。
二人もゆっくりとお茶を飲む。
「・・・美味しい・・・。」
「えぇ・・・美味しいわね。身体も温まるわ・・・。」
「お茶・・・好きなんですか・・・?」
「えぇ。こう見えてもお茶にはうるさいのよ?」
「本当・・・?私も・・・お茶大好きなの・・・いい香りがするし・・・落ち着くし・・・。」
「あら?そうなの?なら今度ご馳走するわよ?」
「本当・・・?じ、じゃあ今度・・・お茶の葉・・・買いに・・・行きませんか・・・?いいお店・・・知ってるの・・・。」
「えぇ、是非一緒させてもらうわ。お恥ずかしながら、こちらの地理に疎くてね。右も左もわからないような状態なのよ。」
「じゃあ・・・お茶の道具とか・・・売ってるお店とかも・・・案内するね・・?」
「本当?今から楽しみだわ。」
仲睦まじげに話し合う二人。予想以上に相性がよかったようだ。
その様子をみて一刀は嬉しそうにお茶を啜る。
(なんだろう・・・これが父親の気分なんだろうか・・・一気に老けた気がするなぁ・・・。)
そう思いながらほろりと涙を浮かべる悩める主人公。
頑張れ青年。君はまだ大学生だ。
ちょいと今回は短めです。
次回
華琳様 衣装合わせ