普通最初にいれますよね・・・。
許してください!なんd(ry
皆さんおはようございます。
一刀さんですよ?
窓を突き破って漢女が飛び込んできました。
本気で逃げたいです。助けてください。
「街1番の踊り子!そして漢女!あなたの貂蝉ただいま参上よぉん!」
「・・・。」
「・・・キュウ。」
目の前にスキンヘッドでピンクのビキニ着たおっさんもとい貂蝉がくねくねしている。
「僕はなんて軽率な発言をしてしまったのだろう・・・。」
破壊された窓から青い空をを見上げる一刀。
「お久しぶりねご主人様。ちょおっと刺激が強すぎたかしらん?」
「いやいや、インパクトしかなかったよ貂蝉。」
なんともいえない再会に動揺する一刀。
とりあえず気絶した華琳をなんとかすることに。
「華琳さんおきて~。華琳さま~?」
ゆさゆさと揺さぶってみるが反応は無い。
「かr・・・うわぁ華琳さん起きて。顔がベ○バラのショッキングなシーンみたいになってますから。起きてねぇ華琳起きて。色々とヤバイから。」
必死の起床催促もむなしく白目で気絶する華琳様。
ここで一刀の頭にぴこんっと電球が現れる。
「いちかばちかたぁこのことですね。」
そういうと一刀は復活の呪文を唱えた。
「シニカルマジカルるるるるる~♪」
「今すぐにそれに関する記憶を全て頭の中から消しなさい。」
「はい。」
北郷二つ返事。
復活は成功したが代償として華琳は般若と化していた。
「さぁて、まずは状況を説明して頂戴ご主人様。なぁんで曹操ちゃんがここにいるのん?」
「うん、そのことなんだけどさ・・・。」
それを皮切りに貂蝉に状況を説明する一刀。
正直なところ何故華琳がここにいるのか。一刀本人もよくわかっていなかった。
「ふ~む、何の前触れもなしにいきなり現れたってことねぇん・・・。」
「そうなるかなぁ・・・あっ、でも華琳はよく夢の中で俺をみてたって・・・。」
「!?・・・っ・・・。」
華琳様、赤面して俯く。
(あっ、袖握ってきた・・・可愛い・・・。)
思わずほっこりする一刀。しかしいかんいかんと再び真面目モードに戻る。
「貂蝉・・・まず聞きたい事があるんだけど・・・。」
一刀は真面目な表情で貂蝉に問い掛ける。
「なにかしらぁん?」
「華琳は・・・俺みたいにゆくゆくは元の世界に戻されるのか・・・?」
「っ!・・・・。」
華琳の袖を握る力が強くなる。
4年越しに会えたのだ。もう離れるのは嫌だ。
そう言って一刀に飛びつこうとする自分を華琳は必死に押し殺した。
「正直・・・なんともいえないわねぇん。こんなこと前例が無いのよご主人様。」
やれやれと貂蝉はため息をつく。
「ご主人様の場合は完全に事故。それを管輅ちゃんが無理矢理軌道修正したような感じなのよねぇん。」
「・・・確かにそうだよな。」
一刀の場合、銅鏡をもった左慈にばったり遭遇してしまったことが全ての始まりである。
正史から外史へ。これは貂蝉もよくあることだと言った。
しかし今回の華琳の件は真逆だ。外史から正史に飛んでしまったのだ。
こんなこと前例が無く、流石の貂蝉もお手上げだった。
「あとねご主人様。曹操ちゃんが元居た外史に帰れる可能性は限りなく低いわ・・・。」
「え?なんでさ?」
「外史と言うのはね?1つの正史という大木から無数に生えた枝のようなものなの。その中からそこに居る曹操ちゃんの居た外史を見つけるのはあまりにも無謀なのよん。それこそ砂漠の中から小さな石を見つけるのと同じくらいにねん。」
この発言に一刀は黙り込むしかなかった。
具体的な例すら挙げられたら何も言えない。
反論すらできない。
「でもそれを考えるとある意味奇跡ねん。」
「どういうこと?」
「だぁって考えてみてんご主人様。無数の外史の中から同じ外史で同じ時を過ごした曹操ちゃんが目の前にいるのよん?愛の力っていつの時代も偉大なのねぇん。」
くねくねしながら貂蝉はそう言った。
外史はいくつあるかもわからないのだ。それこそ何億何兆、はたまた数字で表せないほどある可能性もある。
そんな天文学的確率で自分と華琳はまた会えたのだ。
これを奇跡と言わずしてなんと言うのか。
「・・・そうだよな・・・改めて考えるとすごいや・・・ははは・・・。」
「まぁ消える消えないなんて今は考えるだけ野暮って話ねん!今を楽しまないとそんしちゃうわぁん!」
貂蝉は笑顔でそう言った。確かにその通りだと二人は顔を見合わせて笑う。
暗い思いはこの4年間で十分すぎるほど味わった。
今は明るいことだけ考えて生きても罰は当たらないだろう。
華琳は一刀の腕にぎゅと抱きついて笑う。
2人の未来にやわらかく暖かい光が射し込んだ。
わっほい。続きます。