お久しぶりです!一応、8割がた書き上がってはいるのですが残りがある+分けた方が伏線っぽいなという事で前後編になります。
三人称、一人称が交互に出ているかもしれません。読みにくければ修正します。
また、野球用語等おかしなことがあればご指摘いただけると幸いです。
――甲子園。全国から集った選ばれし高校球児たちが自らの技と力を競い頂点を目指す最高峰。そこは覇者たちには女神がほほ笑む聖地であり、勝負を決する決闘場でもある――
『もしもし……はい、お久しぶりです…ありがとうございます。それでなんですが、ぶしつけで申し訳ないんですけど……そうですよね。なので……はい、取りあえず決勝の当日に……気に入って貰えれば、でいいです。好みとか、リクエストを聞いてもらえればそれに沿いますので……ありがとうございます。あ、今度の冬に平ちゃんの家に泊まりで遊びに行くのでまたその時に…はい、それでは失礼します』
……ふぅ、後は俺の腕次第か。ま、ダメで元々だ、気楽にいきますかね。
――
「何や珍しいなあ。龍斗がこない遅いTVを見とるやなんて」
「ああ。明日の仕込みも済んでいるし、明日は折角生の甲子園…高校野球を見に行くんだから前情報に知っておきたいと思ってね」
「あら、うちは前情報なんてない方が楽しめると思いますけど?」
「そこらへんは個人の好き好きじゃないかな?」
紅葉の言う通り、夏休みとはいっても普段と同じで就寝の早い俺が23時過ぎてテレビを見ていると言うのは珍しい事だ。ましてや明日は朝早く大阪に向かうのに、だ。
俺が見ているのは今日あった試合を選手のインタビューや練習風景を交えて紹介する番組だ。つまり、明日の対戦の組み合わせが分かるんだけど…中々面白いなこれ。
「あれ?この選手……」
「ん?帝都実業の鳥光裕?へぇ、顧問はお父さんなんやね。なんや?龍斗の知り合いなんか」
「いや、俺の知り合いではないんだけど……どーっかで見た気が」
なになに。春の選抜では一回戦で大金のエースと延長18回を投げ合い惜敗して、今日は港南高校と対戦して惜しくも主砲に一発を貰ってそれが決勝点になったと。
首を傾げながら考えていると彼の野球人生についてのインタビューが始まった…あー!
「へえ、この人。春の試合の後に悔しゅうて悔しゅうて練習に明け暮れすぎてフラフラになってしもて練習の帰りにトラックの前に乗ってた自転車ごと倒れ込んで轢かれそうになってしもたんやって。でも気づいたら自分は歩道にいて、黒づくめの男の子が代わりにトラックと……それ見とった人の話やと反対側におった筈のその子がものすごいスピードで跳んできて彼を歩道に投げたんやって」
俺が考え込んでテレビを見ていないと思ったのか、彼のエピソードを紅葉が語ってくれた。そっか、春に巻き込まれにいった交通事故の被害者だったのか。
『自転車はぐちゃぐちゃで、オレの代わりにひかれてしまった彼は数十メートルは飛ばされていました。でもその人、なんでもないようにすくっと立ちあがってオレの方に向かってきて』
「『練習のし過ぎは怪我の元だぞ』」
『そう言って、ジャージ姿だったんで多分ランニング中だったんでしょうね。そのまま走って行っちゃいました。嘘みたいですよね?怪我ってレベルじゃないですよ』
苦笑した彼が差し出した写真に焦点が合わさる。テレビの画面には事故があった時に彼が乗っていた自転車がぐちゃぐちゃになっている写真が映し出されていた。それを見たインタビュアの女性は絶句していた。
『今でも人に話したら法螺だって言われてこの写真を見せたら絶句します。もしオレがあのまま事故に遭っていたらこの場にはいないでしょう。彼に言われた通り、春のセンバツで大金高校に負けて根を詰めていたのはあったしそのせいで死に掛けて。でもあの事故以降、なんだかすっと力みが抜けたと言うか。お礼を言いたいんですけど、あの時の彼はフードをかぶっていて顔が見れませんでした。優勝したらテレビを通してどこかにいる彼に感謝の気持ちを伝えたいです』
結局、彼は負けてしまったみたいだが試合後の彼は悔しさもありながらどこは晴れ晴れした様子だった。
「…助けた彼って龍斗の事なんやね?」
「そ。だから見覚えがあったんだ。明らかにオーバーワークの跡があったからね。余計なお世話かもしれなかったけど一言残して後はとんずらしたんだった」
ともかく、そんな彼が春に負けた大金高校と今日負けた港南高校が明日俺達の見る決勝のカードみたいだな。
――
「おっほー!これが甲子園かぁ。きっとあっちにも、こっちにも…ぐふふ~ヨーコちゃあん~」
「あはは…」
「はあ?ヨーコちゃん?」
「ああ、港南高校ってアイドルの沖野ヨーコの出身校なのよ」
「へえ。それって小五郎さんの好きなアイドルでしたっけ?」
「ええ年したおっちゃんがだらしない顔してからに…」
夏の高校野球の決勝戦当日は雲一つない晴天に恵まれていた。平次たち大阪組と毛利一行と龍斗達東京組は朝合流して今所用で別行動を取っている龍斗を除いてチケットに示された外野席へと向かうべく長蛇の人込みを進んでいた。
「おーいー、まだかよ……」
「おい、大丈夫か?工藤…っへへ!」
サッカーをしている時とはうってかわり、普通の小学生が外出で疲れたような様子を見せるコナンを見ていたずらそうな笑みを浮かべながら心配の声をかける平次。
「はぁー。だめー……」
そんな彼らも入場ゲートをくぐり、甲子園へと足を踏み入れた。
「ところで、なんで甲子園って名前なんだ?兵庫球場とか関西球場とかにすりゃあいいのによ」
「甲子園の完成した年が十干と十二支がそれぞれ最初の甲(きのえ)と子(ねずみ)が60年ぶりに出会うめでたい年だったからだよ」
「コナン君、詳しいのね!」
「えへへへ~」
「野球の事なんかなーんも知らんのにそんな知識ばっかりはほんま詳しいのう」
「…悪かったな」
「甲子園はそれだけやないで。名物のツタの株の総数は430本。葉の面積は畳8000畳分になるんや。古い球場やっちゅうのに53000人も収容できる大リーグ級の大型スタジアムや。どや?すごいやろ?」
「(オメエも人のこと言えねえだろ…)」
「わあ。こないになってるんですね!うち球場来るの初めてです」
「私も私も!」
「ウチも!…あ、選手が入ってきよったで!」
あいている席に着き、甲子園の雑学を二人が語っていると和葉がグラウンドに出てきた選手に気づいて声を上げた。晴天続きのグラウンドに軽く湿らす程度に水を撒くスタッフを尻目に1塁側では港南高校が、3塁側では大金高校が円陣を組んでいた。
各応援席でもある1・3塁側も試合が始まっていないも関わらず声援に熱が入る。
「ちなみに、や」
「あん?」
「今日の対戦カードの二校には化けもんが二人おんねん」
「ば、化け物?」
「一人は港南高校の長島茂雄!高校生は金属バットを普通は使うんやけど去年の夏の予選から木製に変えよった変わり種や。やけど、その予選一回戦でポール直撃のサヨナラホームランを皮切りに頭角を現しよった史上類を見いひん名スラッガーや。しかも…そのポール、打球を受けた後ぽっきりと折れてしもたんや!」
「はあ!?だってポールって金属製だろ?!」
「ああ、勿論や。結局、ポールがさびててその弱った部分に当たったから折れてもうたって話になったんやけど、長島が打つとベースにあたれば粉みじんになるわ、フェンスや看板に当たれば穴が開くわ、グラブが破れるわ、時計は壊すわ旗のポールを落とすわで…俗な言い方やけどクラッシャーって呼ばれたりもしとるみたいや」
二の句も告げられない様子のコナン。
「そんで、もう一人が我らが大阪の誇る大金高校の稲尾一久や。奴は去年の大会で何と決勝の8回裏に長島に打たれるまでヒットを許さんかったっちゅうピッチャーの怪物や。そんときには長島の木製バットをへしおっとる。アイツの投げる球は剛速球っちゅう言葉が陳腐に聞こえるくらいのもんでな。時にはキャッチャーとアンパイヤを後ろの壁まで吹き飛ばし、そして正確無比なコントロールと変化球まで持っとるっちゅうんやから手が付けられへん。去年の夏は惜しくも港南高校に負けたが春のセンバツでは大金が勝っとる。つまりこの試合が二人の因縁の対決っちゅうこっちゃ!」
「それはまた……聴くだけで物騒な組み合わせだね?」
――
「おー、龍斗。ええタイミングやったな。そろそろ試合が始まるで?用事は済んだんか?」
「まーね。結果はこの試合が終わった後にかな」
「結果?まあええわ。取りあえず座り」
「ああ」
蘭ちゃん和葉ちゃん紅葉平ちゃん新ちゃん小五郎さんと並んでいるうち、空白になっていた紅葉と平ちゃんの間に座った……小五郎さんはすでに双眼鏡を出して覗いているけど両校整列しているホームベースではなく3塁側の…ああ、なるほどね……
『―一回の表、大金高校の攻撃は一番ショート井上君―』
【プレイボール!】
主審の声を皮切りに特徴的なサイレンが鳴り響き、夏の甲子園の決勝戦が幕を開けた。
軽快なピッチで投球する港南高校の背番号一番桜庭。彼は先頭打者である大金高校の井上4球にて三振に取った。その後二番も打ちとって3,4番に連打を浴びたものの5番をゴロに抑えて港南高校の攻撃に移る。
「それで、彼がさっき言ってた稲尾一久ね。確かにすごい球投げるねえ。これはさっきの桜庭って人と比べると明らかに格が違う」
「せやろ?桜庭も悪いわけやないんや。ただ稲尾と比べるとな…」
その稲尾はきっちり三人を三振で抑えた。
――
『二回の裏、港南高校の攻撃は四番サード…』
―ウオオオオオォオオォオオ!
「すっごい歓声ですね…」
「そらそうや。この超満員の甲子園の観客はこの2人の対決を見に来たって言うても過言やないんや」
「大金高校の稲尾VS港南高校の長島、か。にしても…」
「ん?」
「彼のバット、握り手の部分が血がしみ込んでどす黒くなってるね。すごい練習量だって分かるよ」
「…まあ、ワンセグの方も見んとそれが分かる龍斗の視力は置いといて…そらそうや。なんたってヤツは4番!チームを引っ張る大黒柱なんやからな」
俺達のチケットは外野席だったため、実際の試合を見ながら携帯電話についているワンセグ機能を並行して使いながら観戦していた。まあ、この距離で生の試合を十二分に楽しむなら双眼鏡か、俺と紅葉みたいに視力が良くないといけないからね。
「そう言えばオッチャン、試合始まってからどこみとんの?体がぜーんぜんあさっての方向むいとるやん」
「試合はあっちだよ!」
「どーせアルプススタンドのチアガールのパンチラでものぞいてんやろ…」
……小五郎さん、相手は高校生ですよ?
「やらしー」
「折角来たんだからちゃんと野球観ようよ!」
「ンなこと言ってもよ。ライトスタンドのこんな席じゃ遠すぎて試合なんてろくに見れねえじゃねえか。招待してくれるんだからもっといい席だと思ってたのによー」
「すんまへんなあ。こっちにすんどる知り合いに頼んで並んで取っといてもらうはずやったんですけど寝坊しやったみたいで」
「大滝警部?」
「それに大金高校と港南高校のOK対決は超人気で朝早くならんでないと内野席は取れなかったみたいだってさっきネット記事で見たよ」
「(だったらまえうりかっときゃあいいのに)」
「ホレ、かち割りや!こないな暑い所じゃ冷たいもんが一番や。皆の分買ってきたで」
「わあ!」
「ありがとうございます!」
「…龍斗これどうやって食べるんです」
「これはね…」
俺が紅葉にかち割りの食べ方を教えていると大滝警部が小五郎さんの隣に座った。
「でもいいんですか大滝警部?仕事は…」
「かまへんて、どーせ休暇取って来てるんやから。せやろ?」
「ああ、準決勝から今日で三連ちゃんや」
「へー、甲子園お好きなんですね!」
「そらそーや!大滝ハン、元高校球児やってんから!」
「っほー。じゃあ甲子園の土を踏んだことが?」
「いやいや、地区予選ベスト8がいっぱいいっぱいでしたわ。でもここに来て彼らのプレーを見てると思い出しますねん。汗と泥で黒なったたった一個の球を必死になって追い掛け回していたあの頃を…ほんで改めて思うんですわ。あの頃の頑張りは無駄やない。諦めたらアカンって。ホンマ、ええ所です甲子園は」
その言葉には大滝警部の人生の実感がこもっていた…っと、お?
―ッゴッ!
そんな鈍い音が俺の耳に聞こえた。
「三塁線を破りやった!」
「ありゃ長打コースだな」
「うった人早いよ、もう一塁に!」
「あれ?三塁のベース?あの白いの破れてません?」
「破れてるね…」
「レフトもたついてやがるな」
「三塁まで行けるんとちゃう!?」
「いっけえ!」
レフトがボールに追いつき、三塁へと送球がなされた。バッターの長島は滑り込むようにグラブの下をくぐり三塁に到達した。
「ノーアウト3塁か…こりゃ一点はしゃあないな」
「いや、まだ分からんで!大滝はんはさっき来たから知らんと思うけど一回裏の稲尾は根性はいっとったしこのまま終わるとは思えへん!」
平ちゃんの言う通り、稲尾投手はその剛速球で五番を三振に取り、その後も立て続けに三振を積み重ねて無失点で切り抜けた。
「はー。これは平ちゃんの言う生が一番って言うのも分かるね!」
「こない離れていても迫力が伝わってきます」
「うーん、悔しいけどウチも同意見や」
はてさて、ピッチャーがピンチを抑えた次の三回表。港南高校は波に乗った相手の攻撃を抑えられるのかな?
――
「すごいね!」
「ダイビングキャッチしてからのノーバウンドで一塁へ!バッティングだけやのうて守備も肩もええもんもっとるやん!」
「言い方が完全に野球ファンのそれやないか、和葉の奴」
「まあまあ、それだけ楽しんでるってことだよ」
「そうですねぇ。野球なんてちーっとも興味のないうちでも楽しいんです。平次君とずっと一緒におった和葉ちゃんは小さい頃はテレビで甲子園を見とったんでしょう?なら、その素養は十分あったって事だと思いますよ?」
「あー、そう言えば夏遊びに行った時に三人で麦茶の見ながら一緒に見たような……」
三回表の先頭打者は先ほどの長島張りの…まあベースは破らなかったけど…三塁線をあわや破るような打球を放ったが飛びついた長島が膝をついたまま上半身のみで一塁へと矢のような送球を行いアウトになった。
しかし続く打者に打たれ、1アウト1、2塁となり大金高校のバッターはピッチャーの稲尾。
「ねえ。三番ってことは稲尾って投手、結構打てるの?」
「ああ、長島ほどでもないが決勝戦に勝ち上がってくるチームのクリーンアップをまかされるんやから実績もあるで」
「これから3,4,5のクリーンアップを抑えないといけないって言うのにありゃあやべえかもな…」
「あ…」
ワンセグを見て、そして振り返って実際のスコアボードを見ていた蘭ちゃんが声を上げていた。
「確かに、ノースリー…これでフォアボールなら満塁で四番に回っていまいます。さて……」
「大滝警部はどう見ます?」
「そうですね…」
小五郎さんと大滝警部がグラウンドから目を離さずに話していると第四球が投げられた…あ、甘い!
「ああ!!」
「わ、こっち来るよ!」
「入るんとちゃう?!」
「え、これ今更ですけど危ないんとちゃいます?」
「そーいえば、打球について応急処置はしますが責任は負いませんって書いてあった気が」
「お、お、お!入るか?入るか!?」
小五郎さんもアルプススタンドを見向きもせずに歓声を上げている…が。
「意外と上は風が吹いているんだね…」
「え?」
―わああああああ!
俺達のいるライトスタンドに入ると思われた打球はフェンスぎりぎりまで後退していた港南高校のライトの選手のグラブの中に納まった。ワンセグから聞こえてくる実況に耳を傾けるとどうやら浜風という甲子園名物の風があってそれに勢いを殺されたようだった。
「っかあ!惜しいなぁ!もしかしたらホームランボールが手に入ったかもしれねえのによ!」
「上がりすぎると上空の風で押し戻されちゃうんだね」
その後の四番が打ち取られ、大金高校の三回表の攻撃は終わった。
――
「さて、三回裏は稲尾が三者連続三球三振であっさり決めて。四回表はヒットは出たものの無得点。かー、やっぱ試合が動くとしたら」
「この両チームの大黒柱の対決しかありませんな!」
「それしても八人連続三球三振って…野球そんなに詳しくないけどあり得るの?」
「どうなん?平次」
「いや…普通はボール球とかで駆け引きがあったりするや。それでなくてもねろうた所に全部行くわけでもないし、すっぽ抜けることだってある。これはアイツが傑物やっちゅうこっちゃ」
「そしてバッターも。はてさて、二回目の対決だけど」
「長島もこの試合で一本でも本塁打を打てば春夏大会の通算本塁打記録を塗り替えるし、一大会の本塁打数でも新記録がかかっとる」
「平ちゃんの言う通りなんやけど本人はそないな記録より勝ち負けの方が大事やっていうとりましたわ。周りが勝手に騒いでいるだけやって」
「そう言うもんなんだね。それより、今度は抑えるのかな?また打つのかな?」
サッカー少年の新ちゃんもこの戦いはスポーツをやっている者として燃える物があるのか、前のめりになって観戦する体勢に入った。
「ほーむらん、ですか。でも観客のいる所にあないな打球が来るなんて怖いなあ」
「中央のバックスクリーン側には観客もいないし、大丈夫やって紅葉ちゃん!」
「そうそう!もし来ても私は殴り飛ばしてあげるから!」
「…(コンクリに穴開ける蘭の拳なら…)危ないことしちゃダメだよ、蘭ねーちゃん」
「皆、そろそろ…」
俺がみんなに注意を促して数瞬後、稲尾投手が振りかぶり白球をキャッチャーのミットにめがけて放り投げる。空気を切り裂く白球は彼の狙い通りの場所に収まるかと思われたが、長島選手が振るうバットがその道筋を断ち切りボールは矢のように低い放物線…いやこれは……
『打った、打った!長島の打った打球は音を置き去りにするような速度でセカンドの頭上を抜けライナーでライトスタンドの前段へと一直線だー!!…あ!』
「え?」
ガッッッ!
そんな、金属製のポールを圧し折る打球と皮膚が打つ鈍い音がライトスタンドに響き渡った。
長らく更新が出来ず申し訳ありませんでした。4/1の入社式から新社会人としてまた忙しくなりそうですが、活動報告に載せた通り更新できなかった9月~2月の国家試験の勉強をしていたストレスほどの物はない思うので(時間も取れると思います)これからも拙作をよろしくお願いします。
あ、事件は起きませんよ?(第五十二話 -日常回- 参照)
以降愚痴です。
実は3/25に発表あるまで(自己採点が良くても今年から薬剤師国家試験はドボン問題があって3個選ぶと問答無用でアウト)本当に受かったって言えないので結構びくびくしてました。
そこから免許申請の書類を薬務課に出して、勤め先に書類送り、健康診断を受け…結構バタバタでした。