ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。 ♦︎ 龍の力を宿す少年の物語♦︎   作:Akutu0119

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やっとこさ3話目の更新できましたヾ(๑╹◡╹)ノ"
設定やら色々考えてたら寝てたりで…汗

亀の如き更新スピードですが頑張りますのでよろしくお願いします。


ファミリア結成

 

黄昏どきのオラリオで、アークとベルの二人がヘスティアのファミリアに入団を決めた後、三人が訪れたのは外見は古びれてはいるが何処か歴史を感じさせる書店であった。

 

ヘスティアは書店の主である高齢のおじいさんと言葉を二、三かわし書店の二階にある書庫に二人を招いた。

 

「さぁ、二人とも。今からここでファミリア入団の儀式をやるぞ。さてどちらから始めようか?」

 

「あー、ヘスティア。ひとつばかし聞きたいんだが、なんでわざわざこの書庫までやってきたんだ?」

 

アークは先程から気になっていた事をヘスティアに尋ねた。

 

「ボクはね自分の初めての子供に神の恩恵(ファルナ)を刻むなら絶対にここだって決めてたのさ。ボクは本が大好きでね、そんな本に囲まれた書庫(ここ)でファミリアのスタートを切りたいと思っていたんだ。……ダメだったかな?」

 

「いや、いいんじゃないか?実際俺もこの書庫の雰囲気は嫌いじゃないしな」

 

とアークは笑みを浮かべながら言ったところで先程から書庫を興味深く見回しているベルに声をかけた。

 

「ベル。入団の儀式、最初にお前からやってもらえ」

 

「いいの⁉︎じゃあ、お言葉に甘えて先にしてもらうね」

 

「じゃあベル君、服を脱いでボクの前に座ってくれ」

 

服を脱げというヘスティアの言葉に顔を若干赤くしているベルをアー クがからかったり、ベルがダンジョンに運命の出会いを求め冒険者を志したことや育ての祖父の事などを話しながらつつがなく神の恩恵(ファルナ)は刻まれていった。

 

ベル・クラネル

Lv.1

力:I0

耐久:I0

器用:I0

俊敏:I0

魔力:I0

《魔法》

【 】

《スキル》

【 】

 

先に神の恩恵(ファルナ)を刻んでもらったベルの手元には背中のステイタスの内容を移した紙が握られており、ベルはそれを感慨深けに見ている。そんなベルの様子を微笑ましく思いながらヘスティアはアークへと振り返った。

 

「待たせたね、次はアーク君だ。服を脱いでここに座ってくれ」

 

続いてヘスティアはアークの背中に神の恩恵(ファルナ)を刻み始めていき、いくつか話した後ベルにも聞いていた冒険者を志した理由をアークに尋ねた。

 

「……護る為の力と強さが欲しかったから」

 

やや間を置いて答えたアークだったがそこには先程までのふざけた様子は微塵もなく、過去の出来事を思い出しているのかアークは押し黙っておりその雰囲気にベルはかける言葉が出ず、ヘスティアは神の恩恵(ファルナ)刻みながらそのまま時間は過ぎていくのであった。

 

アーク・シファー

Lv.1

力:I0

耐久:I0

器用:I0

俊敏:I0

魔力:I0

《魔法》

【 】

《スキル》

【 】

 

神の恩恵 (ファルナ)を刻み込んでもらったアークの手元には先程ベルがもらったものと同じステイタスが書き写された紙がありアークはそれを思案するかの様に見ていた。

 

(若干期待してたんだが()()してないか…)

 

「それじゃあ二人とも、そろそろボク達の本拠地(ホーム)に行こうか」

 

ヘスティアのその呼びかけにアークは思案していた意識を戻し、その後全員で書店の主(おじいさん)に礼を言い書店を後にした。

 

「さぁ着いたよ。ここがボク達の本拠地(ホーム)だ!……少し狭いのが申し訳ないんだけどね」

 

やって来たのはかなり老朽化してボロボロな見た目の教会、その地下にある隠し部屋である。ヘスティアの言うとおりあまり広くはなく若干狭いところもあるが三人で生活するぶんには問題ない空間であった。とアークがひとりそんな感想を抱いていたその時

 

「あぁっ⁉︎しまった、歓迎会の準備をしてなかった!ベル君、すまないんだがこれで適当に見繕って買ってきくれないかい?」

 

急にヘスティアがそんなことをいいだし、それをベルは快く引き受け部屋を出ていった。ベルが部屋を出ていった後、やることもなく椅子に座ったアークだったがなんともいえない沈黙が部屋を支配しており、どうしたものかと思案していると反対側の椅子に座っていたヘスティアが口を開いた。

 

「アーク君、君に聞きたいことがある。出来ることなら正直に話してほしい」

「いいぜ、俺に何が聞きたいんだ?」

 

アークの返答を聞き、ヘスティアは何事かを決心した表情で尋ねてくる。

 

「アーク君、いやアーク・シファー。君は何者なんだ?」




次話でいよいよアークの過去が明らかになります。なるべく早く更新出来る様にしていきますので楽しみにお待ちいただけると有り難いです。

感想やご意見等を下さった方々ありがとうございます(^^)
勉強不足な点についてのご指摘には大変助かっております。今後も皆様からの感想やアドバイスありましたら是非ともよろしくお願いいたします。
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