ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。 ♦︎ 龍の力を宿す少年の物語♦︎   作:Akutu0119

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ファミリアの一日

 

まだ明け暗れの時間帯、寂れた教会の前でアークは自身で日課にしている素振りを行なっていた。それは基本を忠実としつつも一振り一振りに全身全霊を注ぎながら行われており、素振りが終わる頃にはアークの身体からは汗が滴り落ちていた。

 

日課の鍛錬を終えた後、シャワーで汗を流したアークが次に取り掛かるのは・・・・朝食の準備である。

 

その外見とは裏腹な大食漢のアークは様々な料理を食べ続け、いつの間にか自身で料理をするまでになっていた。さらにその腕前は第一線に構えている店に引けをとらないレベルの域に達しており過去の出来事さえなければ料理人として活躍していたであろうものだった。

ベルとヘスティアに初めて料理を振舞ったところあまりの腕前に二人から即決でファミリアの料理番に指名され今に至るのだった。

 

朝食の準備が整っていき部屋に美味そうな香りが漂いはじめると、その香りにつられるかのようにベルとヘスティアが目を覚ましやって来た。

 

「二人とも、おはよう。もう飯出来るから顔洗ってきな」

 

「「はーーい」」

 

顔を洗いすっかり目が覚めたベルとヘスティアはアークに賛辞の言葉を送り朝食を味わいながら食べ進めていった。

朝食を堪能し後片付けを終えたあとアークとベルはダンジョンに潜る為に本拠(ホーム)を後にし、そしてダンジョンへ行く二人を見送ったヘスティアはというと・・・日々の生活の為に本拠(ホーム)を後にしバイト先へと向かうのだった。

 

本来なら神がバイトなどと何の冗談だと思われるだろう。しかしファミリア結成から間もない現在、アークとベルがダンジョンに潜り魔石やドロップアイテム等を換金しヴァリスを稼いできているが、それでもまだまだ零細なファミリアであるため日々の生活を少しでも良いものにする為に神であるヘスティアもバイト生活を送っているのであった。

 

そしてヘスティアがバイトに勤しんでいる頃、アークとベルはダンジョンに潜りモンスター達を相手に戦闘を繰り返していた。

駆け出しの冒険者であるベルは基本に忠実にモンスターと一体ずつと戦闘し苦戦しながらも撃破していた。そして同じく駆け出しの冒険者のアークはというと・・・

 

鳴り響け(ライトニング) (インドラ)

 

魔法を詠唱しモンスターの群れに飛び込み瞬く間に蹴散らし、すぐさま次のモンスター達に突撃を繰り返していた。

 

アークの使用する(インドラ)は雷を纏わせ攻撃力と速力が大幅に上がる付与魔法であり、武器等に付与させれば斬れ味や貫通力が高まるなど攻撃特化に優れたものである。(インドラ)の力と日頃の鍛錬の成果でもって突き進むアーク。

 

そんなアークの動きを見てベルは負けていられないと対抗心を燃やし果敢にモンスターに向かっていく、そしてアークはベルのその直向きさに感化され負けじと更に動きを鋭くしていく、そうしてお互いを意識しあい切磋琢磨しながら二人はダンジョンに潜っていく。

 

そんな賑やかで代え難い日々が一週間ほど経ったある日、二人の少年にある出会いが起きる。

 




次回からやっと本編の一巻に入っていきヒロイン達との絡みが始まります‼️
話が進んでいくうちにヒロインも増えていくので楽しみにしていて下さいヾ(๑╹◡╹)ノ"

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