ラブライブ!サンシャイン!!~the Beginning of New Games~   作:颯朱

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皆さんどうも、颯朱で御座います。

現在、「東方霊士録 ~the Story of Ghost Warrior.」を"執筆中"の私ですが…



絶賛スランプなうでございます。

どうしようと迷った末に出た答えが、


「あっ…完全オリジナルストーリーだから進まねぇんだ…」




てな訳で、本作品では原作「ラブライブ!サンシャイン!!」のストーリーに沿ったエピソードで進行していこうかなと思います。
ちょくちょく番外編も入れようかなぁ…(検討中です)。


まずは主人公がAqoursに出会う前のお話。
本編どうぞ。


the Beginning of Sunshine
Before Story Ⅰ.


ヒーローって、誰の事を言うのだろう…?

 

 

 

 

 

 

テレビでよく見る、仮面の戦士や鎧の騎士は、単なる空想に過ぎない。

いわば、心の英雄だ。

 

では、この三次元空間、所謂現実世界のヒーローとは誰なのだろうか?

いや、そもそもこの世界にヒーローなんているのだろうか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなヒーローに、"俺"は憧れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8年前─

 

 

 

 

 

 

少年は肩に袋を掛け、白昼のビル街を走っていた。

 

 

少年「ハァ…ハァ…やっと…買えた……。」

 

 

袋の中には、ラッピングが施された小さな箱が入っていた。

 

その少年、水無月 朱(みなづき あかね)は急いでいた。

この日は大事な友達の誕生日。自分が生まれて初めて、誰かにプレゼントをあげると言う、ちょっとした記念日でもあるのだ。

朱は友達の喜ぶ笑顔が早く見たいのか、いつも以上に走るスピードを早めた。

しかし、周りを見なさ過ぎたせいか、すれ違った人と肩がぶつかってしまった。

 

 

通行人「っ!痛っ!!」

朱「あっ!!すいません!!大丈夫ですか!?」

通行人「え、ええ。大丈夫。ごめんなさい。」

朱「俺の方こそ、周り見てなくて…本当、すいません!!」

 

 

そう言って朱は振り返り、再び走り出した。

 

見たところ先程ぶつかったのは丁度同い年ほどの女の子であった。

「悪い事をしてしまったな…」と、後悔の音を漏らしながら再び走るスピードを上げた。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、突如として鳴り響いた轟音によって、朱はブレーキをかけられた。

 

 

 

 

 

朱「えっ…?何の音?」

 

 

恐怖を感じ周りを見回すと、どうやら音の主は真上の様であった。

 

朱「てっ…鉄骨?」

 

 

丁度そこではビルの新設工事が行われており、その作業中に数本の鉄骨を結んでいた紐が切れてしまったそうだ。

 

身の危険を感じて朱は引き下がるが、直後、彼の目に移った景色は、彼の進行方向を変えた。

 

 

鉄骨の落下地点にいたのは、先程自分と衝突してしまった、自分と同い年ぐらいの少女だった。

 

少女は何一つ言葉を発していなかった。

いや、発することも出来なかった。

 

それを見た朱の防衛本能が目覚め、いつの間にか彼は、少女に向かって走り出していた。

 

そして、走った勢いのまま、

 

 

 

 

少女を突き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

ガシャアアアアアン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬にして暗闇に包まれた朱の視界が少しずつ明るくなっていく。

 

 

朱「あの、子は…………?」

 

 

朦朧とする意識の中、自分を埋める鉄骨の隙間から、少女の安否を確認した。

彼女はゆっくりと立ち上がり、駆けつけた母親に泣きながら抱きついた。

 

 

朱「……よかった……………。」

 

 

意識が再び薄れていくのを感じた。

 

 

朱「これで……俺も…………なれたかな……?

ヒーローに……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父さん………………………。」

 

 

 

景色が完全に暗転した。




有難うございました。


一度はしてみたかったこういう設定。
いざ書くとなると描写に物凄く困りますね…こりゃ大変だわ。

中編に続きまぁす。




キャラ紹介は中編が終わってからでいいですか…?
<大丈夫だ、問題ない。
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