ラブライブ!サンシャイン!!~the Beginning of New Games~   作:颯朱

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この前勧誘チケットでAqoursのガチャを回したら、幸運にも新規URの曜ちゃんがやって来ました、颯朱で御座います。



プロローグ中編です。
そろそろ変身するかな……?


Before Story Ⅱ.

MC「決まったァーーーー!!!会心の一発!!!

第3回大会王者は……朱月(アカツキ)だああああああ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

現在─3月31日

 

 

 

東京のとあるゲームセンターは、新王者の誕生を祝福する、大歓声に包まれた。

 

 

 

朱「ただいま。」

 

姉「おかえり、朱!どうだった?って…そのトロフィー…まさか!?」

朱「え?あぁ…うん。優勝したよ。」

姉「おぉーー!おめでとう、朱!いえ…

 

 

朱月(アカツキ)。」

 

朱「……ありがとう。」

 

 

 

 

水無月 朱(16)は、トロフィーを手にして、柔らかく微笑んだ。

 

あの事件から8年、朱は天才ゲーマーとなって、その名【朱月】を東京に轟かせていた。

 

3年前から突然ゲームをやり始め、瞬く間にその腕を上達させ、やがてその腕を試すようになった。

そしてたった今、朱は都内の格闘ゲーム大会で、初めて優勝の二文字を勝ち取った。

 

 

 

 

しかし、8年前のあの日から、朱は記憶を失っていた。

それ以前は全く興味が無かったゲームに、突然その才能を見出した朱に、親のみならず、姉:恵利も目をそらすことが出来なかった。

 

 

すると、2階から重い足音が響き、父親がリビングにやって来た。

 

父親「朱、お帰りなさい。」

朱「ただいま…父さん。」

恵利「さっ!ご飯にするわよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

食事を終えた朱は、暫く大会についての雑談をしていた。

初の大会とはいえ、優勝の喜びを実感した時の喜びは忘れる事は出来なかった。

 

すると、父親に「話題は変わるが…」と言われ、1枚の紙が渡された。

 

 

 

朱「"浦の星女学院共学化"のお知らせ…?」

 

父親「実は、長期の海外出張が決まってな…。」

朱「えっ…!じゃあ、転、校……?」

恵利「そうなるね。」

父親「内浦の方になるんだが、構わないか…?」

朱「いや、ちょっといきなり過ぎて状況が掴めないんだけど。」

 

説明が遅れたが、朱の父親は大手ゲーム会社【幻夢コーポレーション】に勤めている。かつてはブラック企業とさえ呼ばれていたが、今では海外進出を果たす程の大企業となった。どうやら父親は、研修期間と称してパリ支部に出張する事になったそうだ。

 

 

朱「えっと、いつまで帰ってこないの?」

父親「………最低でも3年は向こうにいるつもりだ。」

朱「長ぇなオイ。でも、なんで内浦に?」

父親「親戚がそこにいてな。俺が帰ってくるまでそこに居候してもらうことにした。だが、そこは女子高しか無くてな…一度静岡の市役所を訪ねたら、一部共学化するって話を聞いて、ここしか無いと決めた。」

朱「へぇ……で、居候って、何処に?」

父親「高海さん家って知ってるよな?そこにお世話になってもらう。」

朱「あそこ旅館じゃん!俺に1人で宿泊しろと…!?」

父親「そういう意味じゃない。」

 

 

朱「しかも高海家って……千歌がいるじゃん…。」

父親「なんだ?あの子がいたら困るのか?」

朱「別にそういう訳じゃないけど…。

 

 

 

分かった。俺行くよ、内浦。」

父親「おう。済まないな、俺の用事なんかでこんな事に…。」

朱「大丈夫だって、こんぐらい。」

恵利「荷物、部屋の前に纏めておいたから。」

朱「早ぇな!!用意周到過ぎんだろ姉さん…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後─

 

 

 

朱「じゃ、行ってくるわ。」

恵利「行ってらっしゃい。着いたら連絡寄越しなさいよ?」

朱「分かってる。」

 

父親「朱。」

朱「ん?」

父親「これ、持っていけ。」

 

 

そういって駅のホームで父親が渡したのは、少し大きめのアタッシュケースだった。

 

 

朱「これって…………」

父親「"使い方"、解ってるよな?」

朱「…ああ。解ってる。

 

 

あっ、そうだ。」

 

そういって朱は、徐に恵利のバッグに近付いて腰を下ろし、両手を合わせた。

暫く目を瞑っていた朱は、

 

朱「行ってきます、母さん。」

 

と呟くと、再び立ち上がり、新幹線へと乗り込んだ。

 

 

 

 

朱の母親は、2年前に病気で亡くなっていた。

 

未だに母親を忘れられない恵利は、いつも持ち歩くバッグに、家族4人の記念写真を飾ったキーホルダーを常時付けていたのだ。

 

 

朱「内浦かぁ………。

 

 

 

 

 

 

千歌のやつ元気にしてっかな…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2時間後─

 

 

朱「この海も、久しぶりだぁ……。」

 

無事に内浦に到着した朱が先ず向かったのは、スカイブルーに輝く内浦の海だった。

実に5年振りの内浦から見る太平洋であった。

 

 

 

朱「また此処(この海)にお世話になるとはねぇ…。ん?」

 

何かに気付いた。

ゴミ一つ無い砂浜に、青年男性が呼吸を荒げて横たわっていた。

 

朱「大丈夫ですか?返事をして下さい!大丈夫ですか!?って………これって!?」

 

そういって朱は首に掛けていたペンダントを取り出し、苦しむ青年にかざした。

すると、青年の身体が、まるでノイズがかかったようにぶれ始めた。

 

 

朱「やっぱり……『ゲーム病』だ。」

青年「ハァ……ハァ……う"わ"ぁぁぁああああああ!!!!!」

 

 

青年は苦しみが頂点に達したのか、強く叫びだした。

すると、青年の身体から、ウイルスのような生命体が大量に繁殖を始め、分離した。

そして、自分の背丈の数十倍はありそうな、巨大な化け物に姿を変えた。

 

 

朱「バグスター………。」

 

 

 

朱はすぐさま手に持ったアタッシュケースを開き、黄緑とピンクのベルト、『ゲーマドライバー』と、ショッキングピンクのゲームカセット、『ライダーガシャット』を取り出した。

 

 

朱「まさか此処で最初に会ったのがコイツらとはな…正直ビックリだわ。でも、仕方ないか…。」

 

 

朱はゲーマドライバーを腰に廻し、右手に持ったライダーガシャットをクルクルと回転させて顔に近付け、強くスイッチを押した。

 

 

 

 

 

 

『Mighty Action X!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




有難うございました。


2000文字オーバーしてたwwwwww

内浦の海岸って正直見たこと無いんですよね…ホントにゴミ一つ無いのかなぁ?



名前だけですが千歌ちゃん登場ですね。
後編はガッツリ出してく予定です。


《キャラ紹介(ようやく)》
水無月 朱(みなづき あかね)
 高校2年生、16歳。
 9歳の頃に不慮の事故で記憶喪失となる。
 15歳の頃からゲームを始め、『朱月』の名で天才ゲーマーとなる。
 非常に楽観的な正確だが、誰よりも友達を大切にし、親友を馬鹿にされた時は、人格が変わるほど怒りを露わにする。
 ミカンが大好物。

後編に続きまぁす。
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