ラブライブ!サンシャイン!!~the Beginning of New Games~   作:颯朱

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はいどうも、颯朱でございます。


今回で第1話は終了ですかね。


あ、そうそう。気付いたらUAが1300超えてました。有り難うございます。



そんじゃま本編どうぞ。


Chapter 3

Loading.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱「前回のあらすじぃ。

バカ千歌と謎の少女がぁ、太平洋に沈没ぅ。以上ぉ。」

 

千歌「雑過ぎるよっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

◇朱 side◇

 

 

内浦・南海岸───

 

 

 

???「くしゅんっ!」

 

結局あの後、千歌と少女は俺が『伸縮化』のエナジーアイテムで引き上げて救出した。二人共気絶してたから、俺がライダーだってことはバレてない。

うん。多分…タブン、バレてない。

 

 

ったく、こんな事の為に持ってきたんじゃ無いっつーの…………。

 

 

千歌「大丈夫?沖縄じゃ無いんだから……。」

朱「流石に競泳水着一枚じゃ風邪ひくっつの…。

海に入りたかったらダイビングショップがあるんだし…。」

 

 

すると、少女が突然口を開いた。

 

 

 

???「'海の音'を聞きたいの……。」

千歌&朱「'海の音'?」

 

 

海の、音………。なんだろ。

イルカの超音波でも聞くつもりなのだろうか……。

そんな馬鹿な…。

 

 

千歌「どうして?」

 

???「…………………………………………。」

 

少女は答えようとしなかった。

まぁ、プライバシーってのがあるし…無理ないか。

 

千歌「わーかった、じゃあもう聞かない……。

 

 

 

海中の音って事!?」

 

???「フフッ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

???「私ね、ピアノで曲を作ってるの。でも、どうしても海の曲のイメージが浮かばなくて………。」

朱「ほぅ。作曲かぁ。すげぇな………。」

千歌「ここら辺の高校?」

 

 

朱「いや…東京だろ?」

???「えっ!?何で知ってるの!?」

千歌「朱君まさか、ストーカー!?」

朱「違うわ!!…姉貴の友達にいたんだよ、その制服来てた奴が。」

 

綺麗に畳まれた少女の制服に乗せられた、学年別のリボンを見れば分かる。流石にどこ高までは分からんが……。

 

 

 

 

おい、誰だ今本気で"こいつ変態だ"って思ったやつ。『混乱』のエナジーアイテムぶち込んだろか?

 

 

千歌「ていうか、東京からわざわざ?」

???「わざわざっていうか……。」

 

千歌「そうだ!じゃあ誰か『スクールアイドル』知ってる?」

???「スクールアイドル?」

千歌「うん!ほら、東京だと有名なグループ沢山いるでしょ?」

 

確かにな、A-RISEとか、Midnight catsとか……。

 

???「何の話?」

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌&朱「………えっ?」

 

 

少女からの衝撃の一言に、しばしの間、俺達の間に沈黙が流れた………。

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

千歌「まさか知らないの!?」

朱「スクールアイドルだぞ!?学校でアイドル活動して、大会が開かれたりしてるのに!?東京なんて正にスクールアイドル激戦区じゃないか!!」

???「有名なの?」

千歌「有名なんてもんじゃないよ!ドーム大会が開かれるくらい超人気なんだよ!!

 

って、私も詳しくなったのは最近だけど……。」

???「そうなんだ…。私、ずっとピアノばかりやってきたから、そういうの疎くて……。」

 

 

朱「それなら見てみるか?」

???「えっ?」

朱「何事も"百聞は一見にしかず"、だろ?」

千歌「そうそう!『なんじゃこりゃー!』ってなるから!」

???「なんじゃこりゃ?」

千歌「『なんじゃこりゃ』!」

 

 

そう言って千歌は、少女の眼前に音楽プレーヤーを差し出した。それは、『μ's』と書かれたスクールアイドルの曲だった。

 

 

???「うーん、これが………。」

千歌「どう?」

???「どうって、なんというか…………普通?」

千歌&朱「…………………………。」

???「あぁいえ!!悪い意味じゃなくて!!

アイドルって言うから、もっと、芸能人みたいな感じかと思ったっていうか……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱「だよな。」

???「えっ?」

 

千歌「だから…………衝撃だったんだよ。」

 

 

 

◇朱 side off.........◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「貴女みたいにずっとピアノを頑張ってきたとか……大好きなことに夢中でのめり込んできたとか……将来こんなふうになりたいって、夢があるとか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなの一つも無くて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「私ね……普通なの。

 

私は、『普通星に生まれた普通星人なんだ』って…。どんなに変身しても、普通なんだ、って…。そんな風に思ってた。それでも何かあるんじゃないかって、思ってたんだけど…………。気がついたら、高2になってた…。」

 

千歌「『まずっ!このままじゃ本当にこのままだぞ!!普通星人を通り越して、『普通怪獣チカチー』になっちゃうー!』って!」

 

すると突然、千歌が少女に急接近してきた。

 

千歌「がおーーーー!!」

???「うわっ!?」

千歌「フフッ!

びーっ!どかーん!!うぉーーっ!しゅしゅしゅしゅーっ!どーーん!!アハハッ!!」

???「フフッ!」

朱「怪獣というよりは、珍獣だな…。」

 

 

 

千歌「そんな時、出会ったの…………

 

 

 

 

 

 

 

μ's(あの人達)に!」

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

音ノ木坂学院スクールアイドル・μ's(ミューズ)

 

 

統廃合の危機を救うべく立ち上がり、第2回ラブライブで優勝した、今やスクールアイドルの代名詞とも言えるグループだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「皆んな私と同じような、何処にでもいる普通の高校生なのに……キラキラしてた。

 

 

 

それで思ったの。」

 

 

千歌「皆で心を一つにして、一生懸命練習してステージに立つと、こんなにも格好良くて、感動できて、素敵になれるんだ!って。」

 

千歌「スクールアイドルって……

 

こんなにも、

 

こんなにも!

 

こんなにも!!

 

 

 

 

 

 

 

 

キラキラ輝けるんだ!って!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「気付いたら全部の曲を聞いてた。毎日動画見て、歌を覚えて、そして思ったの!

 

私も仲間と一緒に頑張ってみたい。

この人達が目指した所を…私も目指したい…。」

 

千歌「私も………『輝きたい!』って!」

 

 

 

 

 

 

???「有難う…。なんか、『頑張れ』って言われた気がする。今の話。」

千歌「本当に?」

???「ええ!

スクールアイドル、なれるといいわね。」

千歌「うんっ!あ…私、高海千歌。あそこの丘にある、『浦の星学園』って高校の2年生。」

朱「其奴と同じく2年の水無月朱。共学化試験生だ。」

???「二人共同い年ね。

 

私は桜内梨子。高校は………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

音ノ木坂学院高校。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

翌日───

 

 

 

 

曜&朱「もう1度?」

 

千歌「うん。ダイヤさん(生徒会長)の所に行って、もう1回お願いしてみる。」

曜「でも…。」

朱「多分また滅多打ちにされるぞ?」

 

千歌「諦めちゃ駄目なんだよ!あの人達も歌ってた。『その日は絶対来る』って。」

曜「…本気なんだね。」

朱「流石は自慢の幼馴染みだな。」

 

 

千歌のやる気を再確認した曜と朱は互いに頷き、千歌から申請書を奪った。

 

 

千歌「あ!ちょっと!!」

朱「まぁ待てよ。」

 

曜「私ね。小学校の頃からずーっと思ってたんだ。千歌ちゃんと一緒に夢中で、何かやりたいな、って。」

千歌「曜ちゃん……。」

曜「だから、水泳部と掛け持ち、だけど!!」

 

 

曜は千歌の背中に申請書を置き、指名欄に自分の名前を書き足した。

 

 

曜「はいっ!」

千歌「曜ちゃん……。うぅっ。」

朱「ちょっと待った。」

曜「えっ?……あれっ!いつの間に!?」

 

 

曜達の気づかぬ間に、朱が申請書を奪っていた。

 

 

朱「久しぶりに幼馴染みと再会したんだ。手助けの一つや二つ位やらせろっ!」

 

 

すると今度は曜の背中に申請書を押し付け、自分の名前を書き足し始めた。

 

 

曜「うわっ!?ちょっと、朱君!?///」

朱「ごめん曜、ちょっとくすぐったいぞ。

 

昔から憧れてたんだよ。誰かの為に何かするって事に。だからさ………。」

 

 

朱は名前を書き終え、千歌に申請書を差し出した。

 

 

朱「俺の夢、叶えさせてくれよ。千歌、曜。」

千歌「朱君………ありがとぉーー!!」

 

感情が爆発した千歌は、2人を抱き締めた。

 

 

朱「ちょっ、おい!千歌!!」

曜「うわぁっ!く、苦しいよ……。」

 

千歌「よーーし!絶っ対凄いスクールアイドルになろうね!」

曜&朱「うんっ!「おっしゃ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

ピチョン………。

 

 

 

 

 

 

 

 

不意に、水の音がした。

 

 

3人「ん?」

 

 

 

音のした方、真下を見ると、3人の名前が書かれた申請書が、水溜りに見事に浸水していた。

 

 

千歌&曜「うわあーーーーーーーーーっ!!」

 

朱「…………………………嘘ぉん。」

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

生徒会室───

 

 

 

 

 

ダイヤ「よくこれでもう1度持ってこようという気になりましたわね……。」

朱「あ、紙の事言ってます?まぁ色々ありまして…」

ダイヤ「違いますわ。人数の問題です。1人が3人になっただけですわよ?」

 

千歌「やっぱり、簡単に引き下がってはダメだと思って!きっと生徒会長は、私の根性を試している

じゃないか、って!」

朱「(なんてポジティブシンキング……。)」

ダイヤ「違いますわ!!『何度来ても同じ』と、あの時も言ったでしょう!?」

千歌「むぅ…どうしてですっ!?」

ダイヤ「この学校には、スクールアイドルは必要無いからですわ!」

千歌「何でですっ!?」

曜「まぁまぁ……。」

朱「こりゃどうしようもないな…。」

 

曜が止めようとするも、2人は睨み合う目を逸らそうとしない。

 

ダイヤ「貴女に言う必要はありません!大体、やるにしても曲は作れるんですの?」

 

千歌「曲?」

 

ダイヤ「ラブライブに出場するには、オリジナルの曲でなくてはいけない。スクールアイドルを始める時に、最初に難関になるポイントですわ。」

朱「あれ、よくご存知ですね、生徒会長さん。」

ダイヤ「こっ、この位一般教養ですわ!

これまで発表されたスクールアイドルの曲は一切使用出来ない。

東京の高校ならいざ知らず、うちの様な高校だと、そんな生徒は………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年教室内───

 

 

千歌「1人もいなぁ〜い………。」

 

 

試しに同クラス内で作曲の出来る生徒を探した所、誰一人名乗り出る事は無かった。

 

千歌「生徒会長の言う通りだったぁ………。」

朱「大変なんだな、スクールアイドル始めるのも。」

千歌「うぅっ、こうなったら!」

 

突然千歌が、机の引き出しから音楽の教科書を引っ張り出して頭上に掲げた。

 

千歌「私が!何とかして!!」

曜「出来る頃には卒業してると、思う。」

千歌「だよねぇ………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「(せめて、あの時(・・・)の子がいたら………。)」

 

 

 

 

千歌が先日海岸で出会った、作曲の出来る東京の少女の事を脳裏に浮かべていると………。

 

担任「はーーい!皆さん!

ここで転校生を2名紹介します。」

 

 

 

 

 

不意に開かれた教室のドアから、見覚えのあるワインレッドの少女と、黒髪を首まで下ろした青年が入室してきた。

 

 

 

 

担任「今日から、この学校に編入する事になった…………」

 

 

 

 

???「くしゅんっ!、失礼…!

東京の、音ノ木坂という高校から転校してきました…くしゅんっ!」

 

 

 

千歌の中で、何かが輝いた気がした。

 

 

 

梨子「桜内梨子です。よろしくおねがいします。」

 

 

 

千歌「ワァ…!!奇跡だよっ!!!」

梨子「え、あっ、貴女はっ!?」

 

 

2人の少女が、奇跡の再会を果たした。

 

 

 

 

 

朱「……………………………………………。」

 

曜「? 朱君?」

 

朱の様子が気になった曜がふと後ろを振り向くと、朱の机が、小刻みに震えていた。

 

 

曜「………朱君?」

朱「何で…………!」

 

 

すると、梨子と一緒に入室してきた青年が朱を見つけ、不敵な笑みを浮かべた。

 

 

朱「何で、お前がここにいるんだよ…………!

 

 

 

 

 

 

 

 

幻舞(ゲンム)』っ!!!」

 

 

 

 

 

 

謎の青年「久しぶりだな………『朱月(アカツキ)』。」

 

 

 

 

 

 

それが、全ての始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

【See you Next Game.】




あ、1話全部入れてなかった。

て訳で、本作品のキーマン登場のchapter 3でした。




誤字・脱字報告、感想、お待ちしております。

次話をお楽しみにぃ。
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