連載版 僕のヒーローアカデミア~希望の娘と絶望の転生者~   作:アゲイン

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どうもアゲインと申します

娘、共闘す
そんな十九話でございます

また、総合UA10000越えを先日達成いたしましたこと、ここに感謝いたします
正直なところ思い付きから始まったこの作品ですが、こうして多くの方に読まれている現状に大いに驚愕するとともに、本当に感謝の言葉しかありません
お気に入りに登録してくださる方、評価をしてくださる方も増え嬉しくてたまりません
読者の皆様のお目汚しとならぬよう、これからも精進していきたいです

少し長くなりましたこれにて謝辞とさせていただきます
本当にありがとうございます


わたしと模擬戦 その四

『それではっ! 第二戦・・・・・・レディ-----ファイトっ!!』

 

 通信機から聞こえてくる戦闘開始の合図により、相手の進行が始まった。さあ、どこまでハマるかな。

 

 

 

 

「障子、伊留御。少し離れてろ」

 

 轟の奴が原作通りビルを凍結させて中の奴等の身動きを封じる。だがあのクソ女は飛べる分回避ぐらいはしてるだろう。

 

「おい障子。なかはどんなか分かるか?」

「少し待て」

 

 障子の個性『複製腕』によって中の様子を探ってもらう。いくら俺でもこういったことはできねぇ。雑魚とはいえ役に立ってもらってこっちの負担を軽くするぐらいはやってもらわないとな。

 

「・・・・・・動きはないな。どうやら上手くいったようだ」

「よし。いくぞ」

「命令すんじゃねぇ」

 

 轟がリーダーぶるがそれに従う俺じゃねぇ。

 

「・・・なんだ伊留御」

「あのクソ女がこんな単純な攻撃に対応してねぇわけがねぇ。音が聞こえないなら待ち構えてるに決まってる。障子は俺と来い、二人で叩くぞ」

 

 障子の個性で先に見つけて先制攻撃を食らわしてやる。前衛にこいつを置いておけば射線を曲げれる俺の攻撃は有利になるしな。

 

「そちらは任せていいか、轟?」

「・・・わかった」

「さっさと行くぞ」

 

 こうして俺は障子を伴ってクソ女の撃退に向かうべく行動を開始した。轟を目標に向かわせたのもあいつを誘き出せれば挟み撃ちにできるからな。俺に逆らったことを絶対に後悔させてやるぜ!

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・なんなんだ、あいつ・・・」

  

 やけに偉そうな態度の伊留御に、轟はどうしたものかと考えていた。別にあのような人物にあったことがないわけではない、自身の父親など尊大さでいえばトップクラスだろう。

 まるで爆豪のようでありながらどこか違う性質の人間であるところがその言動から伺える。

 

「まあ、今は関係ない」

 

 あいつらで希望ヶ丘を押さえてくれるならこっちは目標を押さえるのに集中できる。いくらあの女でも障子の策敵に引っ掛からずにいることは出来ないだろう。

 

 轟は初日に見た希望ヶ峰の個性のことを思い返しながら、すんなりと目標の部屋にたどり着いた。そこにはオブジェクトとそれを守るための役目を負っていたのであろう、尾白が足を拘束されている姿があった。

 

「・・・やっぱり轟か」

「動いてもいいけど、足の皮剥がれちゃ満足に戦えねぇぞ」

 

 部屋の入り口から見て左にいて固まっている尾白。葉隠もどこかにいるんだろうが関係ない。障害物などなく真っ直ぐにオブジェクトが見えているのだ。あとはあれに触ればこちらの勝ちだ。

 尾白から離れた位置からオブジェクトに近づく。もう勝利は確実だ。

 

「---今だっ!」

「っ!?」

 

 無力化したはずの尾白のほうから何かが飛んできて吹き飛ばされた。突然のことに思考が追い付かず床に転がってしまう。

 

「そりゃっ!」

「っがぁ!?」

 

 こちらが動く前に俺を押し倒した何者かは、首もとに押し付けたそれを使う。

 バチリと衝撃と痛みが体に走り、自分の意思に関係なく細かく振動する。

 

「よっしゃー!」

「葉隠、そのまま頼むぞ」

「任せてよ」

 

 その声からのし掛かっているのが葉隠だとは分かったが、理解できないことがあった。

 

「・・・ど、どうして」

「驚いたでしょ!」

「希望ヶ峰の作戦通りだ」

 

 尾白の言葉に驚愕する。まさかこの展開を読まれていたのか。

 

「希望ヶ峰か。こっちは読み通りだ・・・・・・そうか、わかった」

 

 通信機に話しかけていた尾白がこちらを向いて話しかけてくる。

 

「葉隠、あっちも終わったみたいだ」

「さすが希ちゃん!」

 

 それから間をおかず、戦闘終了の合図が告げられた。よくわからないままに終わってしまったが、たった一つだけ理解できた。

 

「(負けた・・・)」

 

 あまりにも呆気ない敗北。それを演出した希望ヶ峰は、自分を上回る相手だと言うことだ。

 悔しさが込み上げてくるが、まずはその敗因を知りたかった。そうでなければ強くなれない。そう、深く感じた。 




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